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さて、禁猟期に入るので鹿料理研究もこの冬最後です。
パパが持ち帰ったのは、もっとも柔らかく癖がないと言われる若いメス鹿。

これはもうね、
お肉に臭みがなくて柔らかい極上に洗練された赤味だから、
味付けもくどくどしない。
ニンニクも、わさびも、お醤油さえも邪魔になりそうだったので、
塩と胡椒とバーボンに1時間漬け込んだ後
さっとグリルでたたきにして、アルミホイルに包んでしばらく休ませて肉汁を安定させて、
お塩だけで食べることにしました。

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この部位、背身と呼ばれる、背骨の両側に付いてるお肉で
年とった雄の鹿でさえ美味しく柔らかい部分なのだそうです。
それが2歳に満たない雌シカなので、柔らかいの柔らかくないのって(どっちやねん!)

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調理法がシンプルなので、お塩は最高に美味しいものをと
「モンゴルの岩塩」。
私が塩フェチなのは知る人ぞ知る(あんまり知られてない 爆)
海外も日本もどこに行っても塩を味わってるけれど、モンゴルの岩塩を超える塩には出会わない。
甘くて丸い味なのです。
スーテー茶はヤクのミルクが美味しいのもあるけど、モンゴルの塩だから奥深い味になる。
しかも20年前に私が自分でモンゴルの塩湖から取ってきた岩塩だからよけい美味しいの保証付き♪
実家の片付けは憂鬱だけど、タイムカプセルの中にこんなものを見つけるから
たま~にイイ事もあったりするわけです(笑)

食べる時にお肉にフレッシュなコリアンダーをちょいと乗っけて。

背肉のたたきは、お肉を食べてるという感じすらしない味。
子羊や子牛を食べる時も感じる、癖のなさ。
ほんとに塩以外だと消えちゃうような上品で繊細な味のお肉でした。
もう一箇所、もも肉をたたきにしました。
こちらは、「美味しい赤身のお肉」って味がして、
息子はこっちのほうがより好きだったみたい。
美味しかったです。お山の恵みに感謝。

付け合せに焼きししとうの塩オリーブオイル、水菜のサラダ、なちゃぱん。

3日後の本日は、
残っている部位がもも肉だったのと、3日目だから
タタキよりはもう少し火を入れたほうがいいかなと思ったので、
シシカバブに・・・と思いましたが、ハーブ類や生姜やニンニクを使うには
上品で美味しすぎるから、シンプルなハンバーグを作ることにしました。

計ったら800g。
これをひたすら薄切りにしては細かく切る・・・を繰り返し、
それから出刃包丁で叩いて叩いて、ひき肉作り終了~!
何も混ぜない、ハンバーガーに挟むみたいな肉だけハンバーグは
パパが上手なので、バトンタッチです~。

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やっぱりパパも、クセもない繊細な味を楽しむのに、
使うのは少量のニンニクとキツくしない軽めの塩、赤味がパサつかないようにラードをちょっと補うくらい。
焼き上がりに、お塩を自分でパラパラ。
これも、好みでフレッシュなコリアンダーと共に食べる感じ。

美味しい!美味しい!美味しいいいいいいっ♡
なんて美味しい赤味のお肉でしょう。
今度は雄ジカのお肉で、ハーブいっぱい入れたシシカバブも作りたいなあ。きっと美味しい♪

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スペインはオレンジをサラダによく使うのですが、
日本でよく食べられる酸味の少ないネーブルオレンジではサラダに向かなくて、
うちの近くでよく売られてるのですが「ピュアスペクト」というオレンジがサラダに向くオレンジ。
お塩とオリーブオイルかけるだけですごく美味しいのですが、
今回は、オレンジにスライスした玉ねぎ&塩とオリーブオイルをかけて、
シャキッと洗った水菜をちょびっと使いました♪
彩りにザクロも。

美味しかったな。
秋にはミンサーが欲しい・・・。




by africaj | 2016-03-15 22:20 | ジビエ料理研究所 | Comments(20)
あと2日で鴨の禁猟期。
今週、パパは最後の鴨打ちに行きました。
鹿やイノシシは禁猟までもう一ヶ月あるらしいのだけど。

そして・・・野うさぎを持ち帰りましたよ。
私、そういえば日本の野山でうさぎって見たことない!
「うさぎ追ーいし、かの山♪」って歌があるくらいだからいるとは思うけど、
どっか広~いもっと田舎~の方だろうと思ってました(驚)
パパも、日本の山でうさぎ見たの初めて。やっぱり、そんな確率ですよね。

スペインでウサギ料理は一般的で普通に食べていたので、
一般的なギッソ(煮込み)にすることに。


その前に・・・ひと仕事。
お肉を食べるって、本当はいちいち大変なことなんだなあとこの冬すごく感じてます。
疲れるので、その流れではお料理できません。。。翌日に持ち越し。

で、
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こんな出来上がりになりました~。

スペインでうさぎはConejo(コネホ)。
参考にしたレシピはこれ→「Conejo guisado al ajillo
1.5kgのウサギ肉に
オリーブオイルでにんにく一株!!を中がトロッとするまでじっくり煮て、取り置き、
そのオイルでうさぎも焦げ目がつくように焼き付けて、
にんにくを戻して、白ワインを少々入れて蓋して、20分煮るというもの。
オイルと白ワインが乳化してソースになります♪

ちなみに、肉のアヒージョの主流はこの作り方と思う。
前にも書いたけれど、
日本のアヒージョブームは、なんでもオイル煮だけど・・・なんか違う気が??
まあいいんだけどさ・・・(ブツブツ 苦笑)

アヒージョの付け合せは
オリーブオイルでじっくり焼いたジャガイモと相場は決まってるので。
今回は、にんにくと一緒にジャガイモもじっくり煮揚げました。


でね!
すっごい味濃い!!ってのと共に
すっごい固い!!!って感想ですっ。
美味しいけれど、歯が丈夫じゃないと食べられないと思う(笑)

スペインのうさぎって、もっと柔らかくて鶏肉のようだったけどなあ・・・って思い、
改めていろいろと調べてみました。
スペイン以上にフランスはウサギ料理が一般的みたいで、いっぱい説明が出てきましたよー。

フランス語でうさぎって「ラパン」と私は覚えていたのですが、
それは「食用うさぎ」のことで、ジビエの野うさぎは「リエーブル」と区別されるのですねえ。
食用うさぎは柔らかく肉の色が白っぽいのに対し、
野うさぎは固く肉の色も濃いのだとか。

な~るほどねえ。
今度野うさぎが来たら、しっかりとマリネして柔らかくしてから焼いた方がいいですね。
この次・・・なんてあるのかな?



p.s.
ところで、コメントが付けられないと何人かから言われました。
私も、自分でもコメント欄が開けられないことが最近多発してるので、
Exciteに問い合わせ中です。
解決するといいのですが・・・。




by africaj | 2016-02-13 22:15 | ジビエ料理研究所 | Comments(12)

がっつり2人で鴨の晩餐

昨晩は、
息子がいない間に、
美味しい美味しい鴨を2人ジメしましたよー♪

思うに、
私はたぶん息子をいつも気遣っているのだと思うのです。
「食べたいだけ、たんとお食べ~」って母の習性で。
息子がいなかったら、心置きなくお料理を堪能してたらふく食べるんだもの。
幸せっ♡


しかし、羽むしるのに2時間もかかってしまいました(ぜーぜー)
あんまり綺麗にできなくって。
慣れてないからか。
いや、慣れたくはないけど。
今度は毛抜きも使おう。
とりあえず今回は、自分の目の方にフィルターかけました(爆)


前回の鴨は「カルガモ」で、
けっこう鉄分豊富な味に、ちょっとくらっとしてしまい。
まんま味わうよりオレンジソースの方が美味しいかなと、それに決めてました。
ちなみに、我家の定番「合鴨のオレンジソース」はここにレシピ載せてます。

が。
パパが帰ってきて、「ローストで食べてみたい~」と言うので変更に。

前回のあと、鴨の取り扱いも研究して、
獲った後「血抜きをしっかりして、とにかく冷やして持ち帰る」を実行したらしく。
しかも今回は「真鴨」のメスなのです。
鴨の中で一番美味しいのだそうで。

まずはそのままで味わってみよう!ってことに。
塩こしょう中も外もすりこんで、潰したにんにくとローズマリー4本くらい詰め込んで。
首の肉もにんにくみじん切りと叩いて、つくねにして一緒に詰め込んで。

ダッチオーブンで焼いてみました。
時間がわからなかったので今回はガスで15分焼いて、電気オーブン160度で20分。

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蓋を開けると蒸気もくもく~♪
ダッチオーブンで完全蒸し焼きっ。
オープンで油かけながら焼くのとどっちがいいのかなあ?

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すっごくいい匂い。
しっかり火が通ってます。

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首のお肉で作れたつくね1個を仲良く2人で半分こしました♪
お・い・し~♡

お肉、すっごく美味しかったです。
鉄分の味は気にならないほど、旨味のとりこ♡
真鴨だから?処理の仕方が良かったから?両方?

もも肉はちゃんと胸肉とは違う「もも肉の味」がする!

ローストで塩こしょうだとやっぱりちゃんと部位の味を楽しめて、よかったあ♪

骨もしゃぶり尽くして堪能しましたよー。
でも骨でスープも出し尽くそうっ。


とてつもなく美味しかったです!
味わうのに目をつぶって無言になるほど。

もしかして、もう少し焼き時間短くてもいいのかな。
雌で小ぶりだったし。
今度はガス15分で、余熱調理10分くらいにしてみよう。
でももしかしたら、火を通した方が美味いってことある?
わからないです・・・まだまだジビエ初心者。

鴨の禁猟期まで秒読みとのことで、
今週獲ってきてくれたらまた料理の研究できますが、
ダメなら次の冬におあずけみたい。
もいっかいくらい、鴨食べたいなー(期待)
はじめ人間ギャートルズの、洞窟で待ってるお母さんな気分(笑)
by africaj | 2016-02-08 12:56 | ジビエ料理研究所 | Comments(6)

鴨鍋 と パン焼き生活

先日パパが獲ってきた鴨は、

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鴨鍋にしました~♪

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首や骨についたお肉を集めて、つくねに。

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鴨のガラで取った醤油ベースのスープにつくねで、
さらに濃厚なうまみ。

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鴨って胸肉がメインなんですね。
もも肉や手羽も鍋に入れて食べてみましたが、
味は濃いけど、なにせ固いっ!
次回からは、もも肉や手羽も叩いてつくねにしよう・・・。

感想は・・・うーんと・・・
想像していたよりも鉄分が多い味にびっくりしました。
もう少し解明したいところかも?
きっと処理のやり方ひとつでぐっと美味しくなるんだろうな。
またまた研究あるのみです(ガッツ)


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「こねないパン」を焼き始めて、
2日に一度、2個づつ焼いてるのに、追いつかないほどなくなっていく(汗)
25kgの大袋の方がぐんと割安なので、使い切れるか不安に思いつつ
友達と半分ずつにしました。
分けてみると12.5kgってこんなもの。
1ヶ月で5kg消費してる。なんだ、案外使いきれる量なのね。

焼く度に水分量を多くしたり、熟成時間を毎回変えたり、
白神天然酵母にしてみたり、パンチングを数回加えたり・・・
ようやく、好みのレシピに固まってきました。
これだけ手間もかからず、美味しく焼けるって嬉しい♪
by africaj | 2016-01-18 14:19 | ジビエ料理研究所
息子も年明けまでいず、パパは今日また狩りに行ってるので、
ものすごく久しぶりに、
おうちに私一人!!!

うれしいうれしいうれしい!(喜)

大掃除、12月中旬に終わっちゃったし、
つまみ程度に作るおせちは明日からなので、今日はのんびりです!!
この先また忙しくなるので、今のうちに鹿料理記事を全部書いちゃうもんねっ(笑)


もいちど書くと、
若い雌鹿は、いろんな工夫しなくても美味しいし柔らかい。
年のいったオスの鹿肉は、もちろんしっかり血抜きが必須ですが、
ガツンとしっかり存在感ある味の濃さで、美味しいけどクドいというか。。。

そういえば、日本に帰ってきて、
日本の食材は野菜もお肉もあっさりが多くて、特に豚肉の味の薄さに、
スペイン料理を作る時苦労していたのです。
スペインでは、味の濃い豚肉に、さらにハモン・セラーノの屑肉を
混ぜて肉屋で挽いてもらって、うま味を濃くしてで作ります。
日本で作る時、豚肉だけでは旨味が足りなくて、牛肉とベーコンを混ぜたりしてました。

ということで、この夜は
ザクロのサラダと、鹿肉の肉団子アーモンドソース煮、
夏に作ったナスのオイル漬け、長時間熟成のルクで焼いたカンパーニュに赤ワインの晩餐。

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ザクロは、日本のものは種が大きいし、すごく酸っぱいですが、
トルコ中近東スペイン、アメリカで売られてるものって、甘みが強くて種も食べられて
美味しいんですよ―♪私、大好きっ。
サラダに使うと、とても洒落た存在感を発揮してくれます。

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肉団子のアーモンドソース煮というスペイン料理です。

我が家はこれがだーーい好きっ♡
以前、懇切丁寧にレシピを書いてるので、作り方は「アルボンディガのアーモンドソース」を。

今回は、塩コショウ、コニャック、すりおろしニンニクで数日漬け込んだお肉を、
叩いてひき肉を作りました。
その分、レシピでお肉に入れるニンニクは省きました。

トマト水煮を少し多めに入れると、今回くらい色が赤くなります。
トマトの量はお好みで。

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想像通り、感動の美味しさでした!!(感涙)
屑生ハムも、ベーコンも入れずとも、すごい存在感と旨味っ。
アーモンドソースと鹿肉の美味しさがタッグを組んでます。

美味しい美味しくないの舌が感じる一瞬の感覚よりも、
食べ終わるまでずっと感動出来てて、また作りたいと思うかどうか、
パパが鹿肉を持ち帰ったら、まずはこれを作りたい!と
定番にしたいかどうかが私は大事で。
そんなお料理でした。
このアーモンドソース自体が、本当に好きで何度食べても飽きないものなのですが♪


ちなみに、
アーモンドソースで煮る前に、肉団子を揚げるのですが、
塩味効いた肉団子は、モロッコの旅の間食べ続けたケバブに近く思いました。
今度鹿肉がやってきたら、ケバブも作ってみようと思いました。

とりあえず、今までの研究レポート、書ききりました~(ほっ)
さて、スケート見よ♡(笑)
by africaj | 2015-12-26 19:06 | ジビエ料理研究所 | Comments(6)
「ジビエ界で一番有難がられる、2歳の雌鹿のお肉」

そう聞いてもピンときませんが、
改めてフランス料理のジビエのレシピを見なおしてみると、
あららほんと、ステーキに関しては
「鹿肉」ではなく「雌鹿ヒレ肉」と指定してるものが多くて、ようやく実感わきました。


クセもなく、柔らかく、あっさり美味しい上品なお肉。

塩コショウ、コニャックと袋に入れて揉んで少し置いてから
オリーブオイルを揉み込んで、グリルで7分。
アルミホイルに包んで肉汁が安定するまで粗熱冷めるまで置いて、
叩きを作りました。
鹿肉の場合、塩をきかせ目にするのが美味しく作るコツのようです。
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前回の感想を踏まえて、ソースに凝ってみました。
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一つは、バターで玉ねぎみじん切りを炒め、
りんごの擦りおろしも加えて煮込み、
ウスターソースやスパイス、アクセントに醤油も入れたソース。

もう一つは、写真撮り忘れましたが、
夏に摘んでパスタと和えるために冷凍していた、バジルペストにしました。


感想。
このお肉、美味しい!!!!!! ✕100回

このお肉ははっきり言って、ソースを選ばないで美味しいです。
さっぱり美味しくて、塩を利かせたからそのままでも美味しい。
りんごバター醤油のソースをちょびっと乗せると、ご飯に合わせたくなります。
パルミジャーノと松の実の入ったバジルペストがまた爽やかで美味しい。
パンと赤ワインと共に味わいたくなります。

面白いことに、これくらいクセがないと、わさび醤油で食べても美味しい。
ホースラディッシュとお醤油で食べると、ちょっと華やいだ美味しさになります。



この1週間後、
実はまたパパが四叉の角を持つ4~5才のオスの背肉を持ち帰ったので、
同じ焼き方、同じソースで二種類を食べ比べてみました。
そしてわかったこと。

2歳の雌シカなら、叩きや焼き過ぎないローストが一番。
ソースも気分で何を合わせても美味しい。

それ以上の年齢の鹿肉は、臭みはないけれど、鉄分の多い味と言いましょうか。
叩きも美味しいけれど、ずっしりクセが強いので量が食べられないの。
ソースはそれなりにパンチを効かせないと負けます。

このクセ、その存在感と旨味にする料理の方向性、
なんとなくわかってきたので、次はそれをレポートしますっ♪
by africaj | 2015-12-26 18:08 | ジビエ料理研究所 | Comments(0)
あれよあれよと日本で大流行の「アヒージョ」・・・
実は私の知ってるアヒージョと違う。
スペインも広いので、北の方ではあれをアヒージョというのかもしれない。
アンダルシアでアヒージョは、オイルで煮ずに、
一皿ににんにく8粒くらいたっぷりと多めのオイルでじっくり炒める一品。
もしくは、仕上げに白ワインを少し加えて乳化させる感じ。
いずれにしろ、オイルの池で煮る料理ではないので、ちょっと戸惑います。

そして、アンダルシアであれは「ピルピル」と言う。
極弱火で火を入れると小さな泡の弾けるピルピルという音からくると言われて。
私の中では、今回のお料理はピルピル。


赤ワインに漬けたお肉の半分はイタリア風に、
半分はスペイン風の赤ワイン煮込みにしようと思っていたのですが、
「煮込み」料理法以外を試したくなり。

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1)鹿肉を食べよい大きさに切り前日赤ワインに漬ける。
2)潰したニンニク、地中海産小さな効く唐辛子1本入れた、
  冷たいEXオリーブオイルなみなみ注いだ厚めの鍋(陶器や鋳物)に、
  鹿肉を放り込む。
3)極弱火で火にかけて20分。アクはできるだけ取り除く。
  泡が1mmほどでくつくつも言わない感じ。
  そうじゃなかったら、一枚網を敷いて火から遠ざける工夫を。
4)最終的に強めに塩を効かせて出来上がり。 

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コリアンダーを刻んで。


感想としては、
最終的に、これが鹿肉らしさを生かしながら、今までで一番美味しいレシピと思いました。
20分を40分、1時間と増やすと好みの柔らかさに仕上がります。

コリアンダーがとても合う。
それから、森の味だと思うので、ナッツ類やドライフルーツがあうのを感じます。
次回は、「鹿肉とクルミのピルピル、コリアンダー添え」がきっと美味しい。
ピルピルに入れるか、
食べる時に合わせる感じでデイツや干し柿、干しぶどう、アプリコットを
使ってみたいなというのが、パパと一致した感想。
そのうち、改良されるかも。


そして残ったすじ肉、クズ肉で
カレーも作りました。
こちらもごろごろお肉の入った贅沢なカレーの出来上がり。

最終的にはシチューやカレーにすれば、
すべてを無駄にせず美味しく食べきれることがわかりました。

カレーで食べきったその夜が、
「パパが初めてシカを仕留めて帰ってきました」記事につながります(苦笑)
ジビエ界最高峰の2才メスの鹿肉がやってきたのでした。

次回レポート4は「雌の鹿肉ロースト」ですっ♪
by africaj | 2015-12-26 18:04 | ジビエ料理研究所 | Comments(0)
さて、鹿肉料理の続きは、イタリア風で。

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前回同様、
すぐに食べるには固いという3才以上の雄鹿のお肉。
血抜きをしっかりし、水気を切りラップせずに冷蔵庫で1週間寝かせて使いました。

(下準備)料理する前日に、ワインと月桂樹、ローズマリー、黒胡椒で漬け込んでおく。

1)食べよい大きさに切り分け、オリーブオイルで焦げ目をつける。
2)玉ねぎ、セロリ、人参を加えて炒め、トマト水煮と焦げ目つけたお肉を加えて煮込む。

3)レシピでは極弱火2~3時間とのことですが、
教えてくれたイタリア人家庭では煮込みは釜を使ったあとの置き火で朝まで・・・
なんて火の通し方をしているので、
今回は、強火で5~10分煮てから、バスタオルで包み、
ダンボールの中に入れて6時間置いて、食べる直前にスープが熱くなるまで
沸騰はさせないように火入れしました。


思った通り、
前回と違い、お肉らしい歯ごたえもありつつ、
柔らかく、お肉の味もしっかり残ってて美味しい。

トマトの水煮も、夏に畑で採れたトマトの手作り水煮を使ったので
贅沢な一品になりました。

でも、でも・・・美味しいビーフシチューといった感じ。
冬はビーフシチューをよく食べる我が家なので、できれば
これ以外の味で定番レシピを見つけたいかも。



ということで、まだまだ続く~。
by africaj | 2015-12-26 16:14 | ジビエ料理研究所 | Comments(0)
今日はゆっくりの休日なので、
記事も2個まとめてUPっ。
ようやくジビエ研究の記事はじめまーす!

まずは今までの記事
鹿肉5kgをどう料理する?
若いお肉は柔らかいけれど、3才以上の鹿肉は固くなってくるので、
熟成させて柔らかくする方法を勉強してる記事です。

それと、日本サイトで見つけた料理方法をば。

鹿肉を食べてみた
この記事では
部位の研究と、海外のレシピを色々研究した中から
フランス風に黒ビールで、スペイン風に赤ワインで、イタリア風にトマトで料理してみるって予告をば。

鹿レバーのレバーペーストと胡桃のカンパーニュ
鹿のレバーで、レバーペースト作った記事。
これは美味しかったー♡


今回はこの続きのお話。
1週間冷蔵庫で熟成させたお肉を使って、最初に作ったのは
鹿肉の黒ビール煮込み。

参考にしたのはこちらのレシピ
PÉCHÉ DE GOURMANDISE

翻訳されている人のH.P.

今回はパイ包みにはせず、詰め物だけ作りました。
使った黒ビールはギネス。
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さて、お味は?

あのね、
「灰汁引きし、火を調節し、蓋をして鹿の年齢にも因るが、緩むまで、凡そ2時間強、静かに煮込む」
今回はこれに忠実にしてみました。

3歳のオス鹿のお肉がホロホロで柔らかくなりました。
味も黒ビールの苦味がいい旨味になっていると思います。

でも、
これは私の好みかもしれませんが
「お肉ってホロホロより少し肉らしい噛みごたえが欲しい」という不満。
黒ビールを使うのは、悪くはないですが、
牛すね肉で作っても美味しい、鹿肉じゃなくてもいいレシピだなと
思いました。

もしも鹿肉でもう一度作るなら、
2時間極弱火とはいえ「煮る」のではなく、私なら
沸騰させてから弱火で5分~10分煮た後、
バスタオルに包んでダンボールの中で1日保温調理すると思う。
去年から何度もお肉で試しているのですが、
この方法が一番、絶妙に味が残りつつ柔らかくなりすぎず美味しく出来るので。

次はイタリアのレシピで、赤ワインで漬けた鹿肉をトマト煮した記事です。
お楽しみに♪
by africaj | 2015-12-23 14:29 | ジビエ料理研究所 | Comments(4)
お料理を教えてもらう2回目。
今回はバリのお祭りの伝統料理を習いました。

私たちが行った時、日本で七夕の笹を飾るように、
街中は不思議な飾りがいっぱいで壮観っ。

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7月末にクニンガンという送り盆があったんだって聞きました。
その10日前には迎え盆のガルンガンがあるのだとか。

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この飾り、ペンジョールと言うんだって。
各家々に立てられたペンジョールは、
それを目印にご先祖様が自分の家に戻れるように、なのだとか。

ヒンズー教も日本と同じなんだあって、ちょっと感動したりして。

そんなガルンガン・クニンガンの祭りの間食べるお料理を2品です。


まずは「トゥム」という蒸し料理。

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豚肉をミンチにするところから。
とにかくふんわりなるまで、叩いて方向変えて叩いて方向変えてを繰り返します。
ミンチ売ってないかららしいけど、日本でもスーパーでミンチ買うより、
自分で叩いたほうが格段に美味しいので、日本でもやっぱり叩いて作りたいかな。

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豚の皮を20分ほど茹でます。
これ、中華料理だとライターで毛を焼き切ったりしますが、
あまり気にしてなかった(汗)

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ナッツ(マカダミアみたいなの)  2個
ターメリック              人差し指大2本半
白ターメリック            人差し指大1本
ガランゴ(茗荷みたいの)      親指大2つ 
にんにく                3粒
紫小玉ねぎ              2個

フープロにかける。 
ここまでが下準備です。

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1)ココナッツオイルでスパイスを炒める。
 
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2)半分をトゥム用に使う。半分は次の料理にとっておく。

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3)茹でた豚皮は、皮と脂に分けるように薄切りにする。

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4)薄切りにしたものを、今度は千切りにする。

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5)サンバル・ゴレンを作る。
  
  ロンボク唐辛子     1本
  クチル唐辛子      1本
  紫小玉ねぎ        2個
  にんにく          1粒

  全部薄切りにする。

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6)ココナッツオイルでしんなりするまでよく炒める。

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7)叩いたミンチに、千切りの皮、千切りの脂身を加える。

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8)月桂樹の葉を千切り入れ、豚の血を入れ、6のサンバル・ゴレンも入れ、
  塩とオイスターソースを入れて味をつける。

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9)バナナの葉を2枚重ねにして器にし、中に詰めて、

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  三角に折りたたんで、

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  竹串でしっかり留める。

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10)蒸し器で1時間蒸す。
   たくさん作ったら、冷蔵してその都度蒸すといい。

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11)出来上がり♪
   美味し~っっ♡

スペインにモルシージャって豚の血のソーセージがあります。
血だけで作るもの、お米を入れて上品に作るもの。

これは、血を使うけど、お肉のほうが量が多いので
血だけより、お肉の味メインで、皮のコリコリや脂のまったりもあって、美味しい♪

別棟のバンガローにフランス人カップルが泊まりに来てたから、
招待したら、「ブータンノワールみたい」って言ってた。
ブータンノワールは私は食べたことがないのだけど、
お肉も入るのかなあ。

日本だと豚の血が手に入らないって考えてたら、
料理人のデサが鳥でもいいって言った。
それなら、秋からパパが猟師になって鴨撃ってくる予定だから、
鴨で作ると美味しいかもしれないな♡

私的には、スペインのモルシージャみたいに、お米を入れたら
さらに美味しいんじゃないかなあ・・・なんて♪


しかしね、ご先祖様が戻ってくる考え方が似てるとは言え、
四本足のものは「殺生」「不浄」だからと避けて、精進料理を食べる
べきって、本来の日本のお盆(今は肉食べてる家多そうだけど)と違って、
ガッツリ血入り皮入りのお肉を食べるんですね―ヒンズー教は!


次は祭り食もう一品「ラワール」です♡
つづく~。


p.s.
バンガローに泊まってみたいというメ―ルやコメントをいっぱいもらったので、
バリ4 バンガローをお散歩♪」の最後に宿の情報を載せときました。
by africaj | 2015-09-02 01:23 | アジアごはん | Comments(2)

都会のはじっこ、山のはじまりの手作りな暮らし。畑のこと、日々のパンとお料理、発酵の実験、パパの狩り、子育てを綴ります。


by africaj