春にスペインに行くことに決めたのです。

ドイツに戻ってしまったスペイン時代の親友ドイツ人が、一昨日
「秋にスペインにいこうと思ってる」とつぶやいたのを見つけて、
「なんて残念!うちは春に行くのに~」ってコメントしたら、
「会えたら良かったのにね」ってお返事。

ちょっとだけ、まさか予定変更なんてできないかなーって思いもあって
私もささやいてみたのだけど、お互い家族連れのお母さん同士難しいのもわかってた。

今日また、短いメールが入ってました。
「なんとか行けないかスケジュールとにらめっこしたら、週末行ける」って。

子供二人連れて、ドイツから本当に会いに来てくれるって。こんなすごいことってある?
ドイツからわざわざ、スペインまで落ち合いに来てくれるなんて!!!
ほんとに、うれしくて涙がでちゃいました。
カティア、愛してるよ~。

日本人の友人の細やかさも感動しますが、異国の友達の豪快さも惚れます。
私自身も、友人の為にそうでありたいと思わされます。




パパの得意料理に「オニオングラタンスープ」があります。
最近食べてないな~って言ったら、作ってくれましたっ(喜)

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バゲット分厚すぎて、スープ吸って飛び出ちゃいましたが(笑)
じっくり玉ねぎを炒めてくれたので、絶品っ。

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豚肉とキノコ&玉ねぎを、パセリ、ミニトマト、マスタード、にんにくと共に炒めた一皿。
息子がほとんど1人で食べてしまいました。
週ごとに食べる量が増えてて、うれしいような恐ろしいような・・・。

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オニオングラタンスープも、身体が温まる冬のメニューっ。
これは寒い冬ほど、美味しいんですよね。



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by africaj | 2014-01-16 23:56 | うちごはん

ターナー展と鶏めし。

神戸の市立博物館ではじまった「ターナー展」。

オープニングセレモニーのお手伝いをしたので、ご褒美として、閉館後に
学芸員の先生が解説してくださって、じっくり絵を鑑賞させていただきました。
実は絵の具の名前としての方が馴染みあるターナー。
パンフの写真を見る限り、それほど興味ある画家ではなかったのですが、
本物を見たら、写真でこれほど再現できない絵だったのかと驚くほど美しい、
色彩と光に満ちた絵画でした。
もちろん油絵も素晴らしいですが、ターナーの水彩画が好きっ。

でも、名画を押し退けて、一番記憶に残ったのは、
彼が11歳の時に描いたという風景画。
入り口に飾られた若き日の自画像に次いで、2番目に目にする絵です。
13才の息子に近い、年齢で描いたという作品だからかな。
それもあるけれど、11歳のピュアな情熱に感動したほうが大きいかな。
理髪店の息子に生まれたターナー。
絵を習ったわけもなく、ひたすら好きな絵をまねて描いて覚えたとのお話でした。
息子に絶対見せてあげよう。。。



帰宅してから大急ぎで作ったのは、鶏めし。
でも、鶏ガラスープは今夜のご飯にしようと3日前から火を入れてたんです。
そして、鶏肉ときのこだけで味を出すので、鳥屋さんで地鶏を買っておいてっ。

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細かく切った地鶏と、椎茸と舞茸をごま油で炒めて、
天然醸造の薄口醤油と、美味しいみりん、キビ糖ちょっとだけで味付け。
炊きたてご飯に混ぜ込んだ、鶏めし。

はたはたと、菜の花のおひたし、大根の糠漬けを添えました。

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寒波到来で、パパのお供のジャックダニエルも、お湯割り。

そのまま1膳目を食べてもらってるうちに、湯気もうもうあっつあつの
土鍋を運んであげました。土鍋って蓋を取る時がエンターテイメントですよねっ。

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パカっと開けると、いい匂いの白濁スープ~。
みんなノリがいいから、すげー!ってちゃんと歓声上げてくれるのが好きっ(笑)
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2膳目はスープを掛けて。

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身体がぽっかぽかで、美味しすぎっ。


鶏がらスープは、
熱湯にガラを入れてまた煮立ったら取り出して、水で洗い、
内蔵を指でこそげ取ってから、土鍋に入れ、新たに水たっぷりと生姜とネギの青いとこと
一緒にアク取りしながら煮ます。煮立ったら10分して火を止める。
ストーブがあれば一日中かけてられるけど、ない我が家は、
光熱費抑えて土鍋の熱効率を考えて、夜仕込んでから、
朝、夜、朝と10分~15分づつ煮込んで、骨が柔らかくなったらお玉で適当に
潰して、最後の日の夜30分ほど煮込んだら、網で骨をすくい漉しました。

土鍋でのんびり作るの、大好きな冬の作業ですっ。




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by africaj | 2014-01-12 18:40 | うちごはん

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グルメ島としてスペインで知られるバレアレス諸島のメノルカ島。
マヨネーズの故郷です。

ここのエビスープがまた、濃厚で美味しくて有名なのです。

メノルカ島に行った時、メノルカ料理の本が売っていたので大喜びで買い込んで、
是非作ってみたいと思っていたスープ。
今回、kotoriさん達が持ってきてくれた伊勢エビの殻がいっぱいあったので、
煮だしてみるとその美味しいことっ(驚)
一度煮だしてから、引き上げた殻をもう一度また水から煮て二番だしも取り切りました。
それから、一番だし二番だしをあわせて煮詰めたスープ、美味しくないわけはない。
ここに味噌をとくと、美味しいおみそ汁になるし、カレー粉を入れると美味しいエビカレーに。

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今回は、スープ1.5Lに対して・・・
玉ねぎ       2個
ピーマン      4個
ニンニク      1かけ
缶のトマト     300g
オリーブオイル  大さじ6杯
砂糖         大さじ2杯
パセリ        2束
大正エビ(中)   9匹ほど

野菜は全部みじん切りに。

1)オリーブオイルでにんにくを香り良くなるまで炒める。その後玉ねぎとピーマンを、透明でカサが半分になるほど炒めます。
2)そこに、トマトと砂糖を入れ、弱火で15分煮ます。
3)鍋からおろし、ハンドミキサーにかけます。
4)スープに3を加え、パセリとエビを加え、塩で味を整えて、沸騰させてから弱火で30分煮る。


今回、直前にあろうことかハンドミキサーのモーターが ヴッ って言った途端うんともすんとも動かなくなってご臨終。
ミキサーをかけられなくなり、しかたがないからまな板で更に細かく包丁で叩きました。

これね、取ったエビ出汁を、よーく炒めた玉ねぎとピーマン&オリーブオイルが
いきなり「技あり」な奥行き深い味を作り出すんです。

お・い・し・かった~(幸)!!
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by africaj | 2013-01-21 23:37 | スペインごはん | Comments(4)

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やっと本日、大学のゼミで課題の6個目のレポート提出が終わりました。
提出期限2週間のあいだで気温が一気に下がった気がします。

なんて冷たい風が吹く様になったんでしょう。
風邪気味だし、あったまるもんが飲みたいー!って日、我が家はニンニクのスープです。
「sopa de ajo(ソパ・デ・アホ)」と言います。
経済的で身体がぽかぽか温まる冬のスープで、スペイン各地で食べられます。
我が家が住んでいた村にあった「カモメ食堂」のニンニク・スープは絶品だったのですが、
普通は透明なスープなのに、ここのは変わっていて白いのです。
こんなソパ・デ・アホは食べたことがない。どうやって作るのかと色々レシピを探していたら、
友人が、これじゃないかとガリシアの修道士様が書いたというレシピを教えてくれました。
作ってみたら、まさにこの味。

色々と食べた中でこれが私の一番お気に入りのレシピです。
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(三人分です)
ニンニク/ 3かけ
バゲット/ 薄切り一人二枚ずつ
オリーブオイル/ フライパンに3mmの海ができるほど
卵 / 3個
水/ スープ皿3杯分
塩・ミルク



1)お鍋で分量の水を沸騰させます。
2)フライパンにオリーブオイルを入れ、まだ冷たいうちにニンニクの薄切りを入れて、弱火でじっくりオイルに香りを移す。ニンニクが軽くきつね色になるまで。
3)沸騰しているお湯に、ニンニクごとオイルを入れ、ジューッ!って音を小気味良くさせます。
4)塩で味付け(美味しいと思うまでしっかりと味つけます)
5)使ったオイル付き熱々フライパンにて、パンを両面かりっと焼きます。
6)スープの火を弱中火にし、卵を落としてポーチドエッグ(黄身は半熟で)を作ります。
7)パンをスープの中に入れ、ちょっと火を強めて熱ーくして、火を止めます。
8)冷たいミルクを注ぎます。

我が家には猫舌息子がいるので、ミルクで温度調節します。
ダシを入れなくてもオリーブオイルとニンニクがいい味を出すのですが、お財布に余裕がある時は生ハムの切り落としを入れるとさらにボリュームあるものになります。
日本に帰ってからは、生ベーコンを代用してます。
このスープの一番のお金のかけどころは、できるだけ良いオリーブオイルを探すことかな。

スペインではオリーブオイルを味噌汁の出汁気分で使うのですが、その時使うオイルはやはり新鮮なEXオリーブオイルで、古いものを使うと単に油臭いものになってしまいます。
オリーブオイルを使って、レシピ通りなのにどうも油っぽいなと思ったら、オイルが古いのかも。



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by africaj | 2012-12-06 08:23 | スペインごはん | Comments(5)

鳥スープのクスクス。

和食(含お好み焼き)、洋食(含パスタ、スペイン)、中華でまわっている我が家の日々の食事。
そこに、カレーだ、タイ料理だと、変化を付けたい時に入れていく感じです。
で、たまにタコス、チーズフォンデュ、そしてクスクス。

本当に久しぶりのクスクスでした。
夏に熱いスープを作るのが嫌だったからでしょうね。4ヶ月ぶりくらいかな。

チュニジアの港で食べたクスクスは美味しかったなあと振り返る。
子羊のクスクスが美味しかったのだけど、日本じゃ贅沢な材料になるから残念。
やっぱり日本でなら鶏肉が一番作りやすいですね。
大根を洋風スープに入れるって、イメージない人多いんじゃないですか?
私もスペインに行くまで大根を入れるって思わなかったのですが、むこうの人は逆に、
汁物に入れる以外大根に使い道ないって存在だったりします(しかも、蕪と大根の区別ないし)。
なので、クスクスにも当然大根を。

サフランを入れると、色が金色になってすごく美味しそうになります。
でも香りはあまりこの場合重要じゃない。だから、ターメリックで充分です。
とにかく入れるかどうかで美味しそうな見た目度が違いますから、黄色成分はぜひっ。

北アフリカの万能調味料「ハリッサ」なんて常備じゃないから、代わりに味に奥行きをつけるのに
「八丁味噌」をちょいと入れてみたら、これが文字通りミソになりましたっ。

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鶏肉       500g
玉ねぎ     1個
茄子       2本
大根       5cm幅
人参       1本
ピーマン     2個
赤ピーマン   1個
ニンニク     ひとかけ
(今回、余ってたブロッコリーの芯も)

水         2L
トマトペースト  半缶
サフラン     2つまみ(少量のぬるま湯につけておく)
カレー粉     大2杯
よく効く唐辛子  1~2本
コリアンダー・クミン・シナモン・あるスパイス色々
砂糖

八丁味噌    大2杯


1)鳥肉を一口大、大根を乱切り、玉ねぎ16等分串切り、あとの野菜を短冊切り、
 ニンニクを薄切りにしておく。
2)オリーブオイルにニンニクを入れて香りを出し、玉ねぎと茄子を入れてよく炒めたら、
 残りの野菜も加えて、よーく炒め(焦がさないけど、軽くきつね色になるくらい)、鍋に入れる。
3)塩を振っておいた鶏肉を、焦げ目を付けて焼いて、鍋に入れる。
4)使ったフライパンに水を入れて旨みを全部溶かして、鍋に入れ、八丁味噌以外全部入れて、
 40分ほどじっくり煮こんだら、塩味の調節をして、八丁味噌を隠し味に入れて少し煮る。

5)クスクスは、一人分を半カップ&100mlが目安に、ボウルに人数分のクスクスに分量の
 水を入れて少し置いておく。
6)スープの仕上げに入ったら、クスクスにオリーブオイルをまわしかけてラップをし、レンジで
 600W4分(我が家3人分の場合) で、バターを加えてフォークでしっかりほぐす。
7)レンジに2回目の6W4分をかけ、またフォークでほぐしてできあがり~。
 
野菜や肉を盛りつけてスープを少々かけて、サーブしますが、我家の場合
鍋をテーブルにどんと置いて、その都度好きなだけスープを継ぎ足して食べます。
そうしないと、クスクスがどんどん汁気を吸って膨張しちゃうから(汗)

いや~、ほんとに八丁味噌がいい仕事してくれて、美味しかったのですですっ。
クスクス、ラクちんなのに家族に受けが良くて、いいわあ(ラブ)




 
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by africaj | 2012-10-15 13:12 | いろんな国のごはん | Comments(4)

まだまだ猛暑は続くんでしょうか。
スペインはセビージャでついに51℃を記録したらしいけど、日本の36℃超えもかなり
キツイですよね。
湿度のないスペインだと、40℃越えても、雨戸を閉めて日陰に篭ればクーラーなしでいられたけれど、湿度のある日本の30℃以上になると、逃げ場がない気分になる(当社比 笑)。
スペインの「熱さ」も、日本の「暑さ」も、どんどん凄まじくなってる気がする(アーメン)

ガスパチョと共に、アンダルシアの冷たいスープとして有名なのが「アホ・ブランコ」。
冷たいアーモンドのスープです。
ガスパチョも飲む気がしなくなる暑い日は、こっちの白いスープを飲むイメージかな。

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生のアーモンドが手に入らないと、なかなか日本では作れないかも・・・。ごめん。
普通はメロンやぶどうを添えるのですが、我が家のレシピはフリヒリアーナ村のレストランのもの。
メロンを一緒にミキサーにかけて、うっすらウリの甘みが付くのがツボなのです。

生アーモンド           100g
水                  300cc
フランスパン            50g
にんにく              1個
メロン(丸型甘みサッパリ系) 1/4個
オリーブオイル          100cc

酢                  大さじ 1杯
塩                  小さじ 1/2杯
アイスキューブ          10個

1)アーモンドと水をミキサーにかけてから、残りを入れてさらに撹拌。

・・・で、出来上がり。これを基本形に濃度や塩気はお好みに~ってことで。
まくわ瓜系のメロンは1/8個で入れてみて、塩気と甘味の好みのバランスを探る。

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サラダは、先日紹介した、チュニジアのサラダ「サラダ・メシューイヤ」。
これは日本でも美味しく経済的に作れて、私的には大満足っ。
だってね、普通に売ってる、安~いピーマンがメインですから。
今回はトマトは焼かずに種だけ取ってみじん切りしたけど、水気が出るのと、やっぱりトマトも
焼いたほうが絶対美味しいですっ。

ピーマン             8~10個
ナス                1本
にんにく              1個
小さな玉ねぎ           1個
ミニトマト             4こ  

塩、
オリーブオイル
レモン汁             半個分 

シーチキン
ゆで卵

1)全部、皮が焦げるまでグリルします。
 ちなみに我が家はハーマンの魚焼き器(空間広いタイプ)ですが、10~15分。
2)焼きあがったものをボウルに取り、雑誌などで蓋して粗熱がとれるまで置いておく。
3)種や皮がむきやすくなってるはずなので、全部むいてみじん切りにする。
4)塩とオリーブオイル、レモン汁で和える。(時間を置くほうが更に美味しくなります)

サーブする時は、シーチキンとゆで卵を添えます。グリーンオリーブもあれば、それもっ。
うちでは、IKEAの冷凍コーナーで売ってる薄いパンをフライパンで炙って添えてます~。

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んで、
これは豚ロースのブルーチーズソース。
ブルーチーズならなんでもいいんですが、これは、ゴルゴンツォーラ。

別に・・・レシピ書くほどのものがないです。
塩コショウした豚肉焼いて、別フライパンに、砕いたブルーチーズと生クリームを
弱火で煮溶かして、かけるだけだから。でも、すんごく美味しいから好きっ(ラブ)


サラダ・メシューイヤ、当分作りそうなくらい気に入ってます~。
前回作った時は、赤パプリカを入れたんだけど、やっぱりこれは甘みを入れない
ピーマンだけのほうが美味しいっ!



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by africaj | 2012-08-22 01:43 | スペインごはん | Comments(18)

ビシソワーズ。

ビシソワーズが大好き。
ハンドミキサーを初めて買ったときの理由は、ビシソワーズを作りたかったからでした。

なんでこんなに、簡単なのに美味しいのでしょう。
暑い夏、むしょうに飲みたくなる、冷たいビシソワーズ。
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きっと、作り方を書くこともないでしょうが。

ジャガイモ中くらい            2個
長ネギ(本当はポロ葱)みじん切り  1本
オリーブオイル              適量  
バター                   適量
塩コショウ
コンソメスープの素           キューブ半分
ひたひたの水
牛乳                    適量

1)長ネギをオリーブオイルで弱火にして炒め、バターを落として風味を付ける。
2)圧力鍋に、長ネギ、適当に切ったジャガイモ、塩コショウ、スープの素、ひたひたの水を入れ
 沸騰して圧がかかったら火を止め、圧が抜けるまで放置。
3)ハンドミキサーでペーストにして、冷たい牛乳で好きな濃度に薄める。
 飲む時に、生クリームを落とすとさらに美味しいですっ。

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これは、イタリア風肉だんご。
中にパセリとパルミジャーノ・レッジャーノをいっぱい入れて、フライパンで
コロコロじっくり焼いたもの。
最後にレモンを絞りかけて、さらに炒める仕上がりで、夏に口当たりサッパリですっ。

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お野菜は、ラタトゥイユ。
日本では、夏野菜でしか美味しくならない、今の時期のお料理。
これは、ピーマンだけ、グリルで焦がして、皮を剥いたものを後から加えてます。
大量に作って、何日かに分けて食べてったら、初日はトマトの酸味が勝っていまいちだったのが、
3日を過ぎるうちに甘みが勝って、えも言わぬ旨みが出てました。

スペインで作ると、最初からこんな味になるんですけどね。
日本では3日目から美味しいんだなって、発見。
以来、ラタトゥイユに3日目ルールができた我が家なのでした(待つのが難しいんだけど 笑)



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by africaj | 2012-08-11 13:13 | 西洋ごはん | Comments(14)

スペインには、
Alubias a la vasca(アルビアス ア ラ バスカ)という豆のシチューがあります。
日本語で言うと、「赤インゲンのシチュー・バスク風」となるのかな。

赤インゲンとして乾物コーナーにはなくて、外国食材で「キドニービーンズ」として売っていました。
煮込んでも煮崩れず、白いんげん豆のようなネチッとした食感でもない、
煮大豆に通じるあっさりした食感がとても好きです。

作り方はほぼ同じなのに、これを白いんげんで作るか、ひよこ豆で作るか、キドニービーンズかで
出来上がりがかなり違うし、郷土色がかなり出る。
バスクではキドニーを使うけれど、アンダルシアは白いんげんで、
アンダルシアでキドニービーンズを使ったものを出すと、「うげっ」と反応されたりする。
「うちのばあちゃんは、これを白いんげんで作るが、天下一品だぞ」と講釈されたりする。
白いんげんで作ったものを知らないから、キドニービーンズを使っているのだと
決め付けられるわけ。
数多の豆から、わざわざキドニービーンズを選んだ私の気持ちなどを理解するスペイン人は、
料理人くらいで、普通のスペイン人は味の冒険はしないし、土地の味に盲目で保守的なのです。

なんにしろ、盲目で保守的に守り続けてきたスペイン人の愛する「豆の煮込み」のレシピは、
いつ食べても、骨太な家庭の味。
フランス料理のように、スープを用意したりのテクニカルなこともなく、ぶっつけ本番で
ちゃっちゃと作ってできてしまうのに、ほんとうに美味しくて感心します。

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玉ねぎ          半個
人参           半個
ピーマン         2個
ニンニク         1~2かけ
豚バラ          一本(塩を振って数日冷蔵庫で置いたもの)
チョリソ         適当
キドニービーンズ   適量(一晩ポットにお湯を入れてほとびさせたもの)
じゃが芋         3~4個 
トマト缶         半缶
ローレル         1枚
パプリカ
乾燥赤ピーマン
塩・こしょう       適量

1)玉ねぎ、人参、ピーマンをみじん切りして、オリーブオイルでじっくり
  カサが減るくらいじっくり炒める。
2)炒めたものを圧力鍋に入れ、半分ほど水を入れ、
  豚バラ、ニンニク、豆、チョリソ、パプリカ、乾燥赤ピーマン、トマト缶を入れて圧をかける。
3)5分ほど圧をかけ、抜けるまで待って蓋を開けたら、味見して塩コショウで調整する。
  じゃが芋、ローレルを入れて引き続き煮込む。

玉ねぎと人参とピーマンをじっくり炒めると、美味しいスープになるのですよね。
スープがオレンジなのは、パプリカやチョリソーから色が出るのもあるけれど、
人参をよく炒めると出るカロチンの色です。
スペインのチョリソが手に入るなら、もちろん飛び切りの味になります。


2日目は、細いパスタをバキバキ折って、入れて煮込んで、
日本で言う「雑炊」感覚で食べるのですが、これがたまらないのです~。
日本で買うなら、「サラスパ」みたいなださいパスタがグッド。

これを食べるごとに、日本の発想にはない、美味しいシチューは世界にもっとあるのだろうなと
思いを馳せ、もっともっと未知の「シチュー」を探したくなってしまい。
でも・・・日本で知られていないものを、日本で探すって限界ありますね。
自分の記憶を頼りに、あの国にはあるかも・・・なんてネット検索をはじめると
あっという間に真夜中です(汗)
あ~、シチューを探して世界をまわってみたいなあ・・・。



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by africaj | 2011-12-02 10:33 | スペインごはん | Comments(8)

ひよこ豆のシチュー

お久しぶりです。
暑い日に美味しいものを載せてから、かなり時間も経ちましたが、季節も秋がすっ飛んで冬に突入しちゃったような。もう寒いではないかっ。

前回とはうって変わって、今回は温かいスペインのシチュー。
スペインには煮込んだシチュー状のものが一杯あって、色々言い方があります。
ギッソ、プチェーロ、ポタへ、コシード・・・はっきり言ってどこらへんから棲み分けするのか、私もいまいちわからないけど、とりあえず、ひよこ豆で作るこのシチューは「ポタへ・デ・ガルバンソ」と言います。
久しぶりに食べて、三人でスペインが懐かしくなってしまいました。
やっぱりスペインのお野菜は味が濃くて美味しかったなあと。
今は何をするにもだしが必要な毎日ですが、素材だけで充分存在感があったので塩味だけで美味しく作れたのですよね・・・。ま、それでも今回は日本で作ったわりに美味しく作れたかな。
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前日にやっておくこと
(ひよこ豆の戻し方)
1)ひよこ豆は18時間以上24時間を目処に水からゆっくり戻す。
2)一度水を捨ててから、たっぷりの水で強火にして煮こぼして、一度アクを捨てる。
3)もう一度新しい水で強火にかけ、沸騰したら弱火にして1時間半~2時間、好みのゆで加減まで。
4)冷めるまでそのまま漬けておく。

一度煮こぼして、アクを洗い流すと、お腹が張らなくなるのです。
多めに茹でて、ジップロックに入れて冷凍しておくと、いつでも使えて便利です。

(塩豚を作っておく)
スペインでは売ってますが、日本では自分で作るしかないので・・・。
豚バラか肩ロース(脂の量によってお好み)の塊400gほどに、塩小さじ山1杯ほどをすりこんでジップロックに空気を抜いて入れて、冷蔵庫で寝かせておく。

シチュー作り当日作業
(ポタへの作り方)
材料:ニンジン 1/2本、ピーマン 2個、玉ねぎ 半分、トマト缶 1/2(イタリアントマト2個ほど)、
    ニンニク 2かけ、 豆 乾燥状態で片手いっぱいほど 、塩豚 400g、 粉末パプリカ、
    じゃが芋 小3個、 あればチョリソ、 スモークされた乾燥赤ピーマン1~2個

1)フライパンにオリーブオイルを大さじ一杯強入れ、ニンニクのみじん切りを入れて火をつけフライパンを温めたら、粗くみじん切りしたニンジン、ピーマン、玉ねぎを入れてよーーーーーーーく弱火で炒める。とにかく、こんなもんかなと思う以上に玉ねぎが飴色になるくらいよーく炒めるのが、この料理の一番大切なところ。これがスペインのシチューの基本で、旨みの元になる部分なのだ。

2)圧力鍋に、1とトマト缶、豆、塩豚を適当に切ったもの、塩、こしょう、そして粉末パプリカをたっぷり。量を見て好みの分だけ水を入れる。あればチョリソと燻製赤ピーマンを入れ、圧力をかけて40分ほど煮る。

3)火を止めて圧が抜けるのを待ってから、じゃが芋を入れ味をととのえて煮こむ。


これで出来上がりなのだけど、料理は冷める時に味がしみるので、これもじゃが芋を放り込んだら、できれば一度沸騰させたら火を消して、そのまま一晩置くと、翌朝さらに美味しいポタへになってます。

一度目はそのままシチューとして。
二度目に火を入れるときは、ショート・サラダスパゲティ(うちはオーマイのを使ってます)をひと握りほど放り込んで煮て食べます。

本当はショートパスタが最初から入ってることも多いんですが、ふやけると二度目三度目と火を通してるうちに悲惨なことになるので、わが家ではこれで最終回って時に投入しますです。
案外ショートパスタが人気で、くうまは「いっぱい入れてね」派です。実は私も(笑)

これにフランスパンと赤ワインがあれば、気分はすっかり冬のスペイン。
美味しいんだよ~。
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by africaj | 2010-11-11 00:38 | スペインごはん | Comments(12)

これは私が小さかった時に住んでいたニューカレドニアで、母が覚えた料理。
以後、私の実家の定番メニュー「サラダ・タヒチアンヌサラド・タイシエンヌ(タヒチ風サラダ)」。
記事を見た父からフランス語名が違うとクレームが来ました(汗)すんまへん訂正します。ちなみに「タヒチ風でもいいが、本当は『タヒチのお嬢さん』という意味だ」と解説も。そうか、タヒチのお嬢さんはこういうサラダを食べてるんだろうか。我が家では「サラダ・タヒチアン」で通ってたんですが、年月とともに我が家語になってたんですな(今初めて知った事実 爆)
スペインでは、刺身を怖がる外国人にもこれは喜んで食べてもらえました。
酸味が生っぽさを押さえるからかな。
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(3人分)
ニンジン             2/3本
ピーマン             1個~2個
パセリ              パセリ1~2束(つまり大量)
トマト               1個(もしくはミニトマト5~7個)
イワシかアジの刺身      5匹分

塩・こしょう
レモン               半分~1個(好みの酸味で)
オイル(オリーブでもグレープシードでも、サラダオイルでも)
牛乳                大匙2杯


1)ニンジンはスライサーを使わず、包丁で千切り(ある程度歯ごたえある太さが美味しい)
  ピーマンも千切り。パセリは粗くみじん切り。トマトは串切り、ミニトマトなら半切り。
2)刺身は2cm程度に細切り。
3)サラダボールに塩・コショウ、レモン汁、パセリを入れて混ぜ塩を溶かしてから、オイルを入れて混ぜる。
4)牛乳を混ぜてから、刺身を入れて混ぜ合わせる。
5)ピーマン、ニンジンを入れてよく混ぜ合わせ、トマトをさっと混ぜ合わせる。

刺身に牛乳!?と衝撃的な取り合わせに思われがちですが、
牛乳が青魚の臭みを消して、ドレッシングを乳化させ、全体をまったりさせてくれんですよ~。
そしてこのサラダの立役者は、実はパセリ。
恐れずに束で使ってくださいませ。
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日本はチーズが高くて泣けます。
でも、私好みの熟成が進んだものは嫌われるようで、安くなってることが多くてラッキ~。
ブルーチーズは私とくうまのとりあいです(負けないけど 笑)
パルミジャーノ・レッジャーノは1kgで買うと3000円もしないお店を見つけたおかげで、頻繁に食べられるようになりました。
我が家がネットで買ってるパルミジャーノのお店のH.P.(クリックで飛びます)
ミニトマトの缶詰は味の濃さや酸味と甘みのバランスが良くて、美味しいですっ。
バリラ5kgで1890円も安い。一袋を買ったら、ジップロック3袋に分ければ長期間ok。
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ビシソワーズは、日本でも変わらぬ味で作れてうれしい。
正式にはポロネギを使いますが、白ネギでまったく問題なしです。
最初にネギをよーく炒める以外は、圧力鍋で一気に作って、ハンドミキサーで粉砕。
冷たいミルクを加えれば、一気に荒熱も取れて、冷やしやすくなります。
くうまは相変わらず、ビシソワが大好き。
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お手軽プルポ・ア・ラ・ガジェーガ(ガリシア風タコ)。
本当のレシピは、タコをほろほろに茹でる所からですが、日本は茹でダコ売ってますから。
薄切りにして、塩振って、オリーブオイルかけて、パプリカをいっぱいかけました。えへへ。
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メインディッシュないまま終わる、初夏の夕べ。
蒸し暑いとこんなんが食べたくなる。



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by africaj | 2010-07-15 00:12 | いろんな国のごはん | Comments(34)