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そして、重機がやってきた!

移住先は、全く知らない人ばかりの場所。
いつものことですが頼る人も頼む人も誰もいません。
スペインで子供を出産するときも、聞ける人が周囲にいずネット検索で、出産と育児で何をしたらいいのかを備えました。スペイン国内も帰国で住むことにした場所も、引っ越し先に知り合いがいないところからだったし。
今回も、ネットで探した土地。
「スーモ」で探して見つけた貸し家。
当然今回の重機のリースも、ネットでは高いし何を決め手にしたらいいのかと夫が日夜検索して勉強していた時でした。

遠くから木こりで手伝いに来てくれた友人がお隣の県に父方の一族が、同じ苗字でたくさん住んでいると言ったのです。隣の県と言っても、県境の我が家なのですぐ。
子供の時によく遊びに行った仲良しの親戚のおじさんを呼んで、その日にすぐ引き合わせてくれたんです。
代々そこに住んでおられる「親戚のおじさん」は、まかせとけっ!と言ってその場で電話してくださり。
リース屋は、お世話になってるあそこの紹介だからと、あっという間に安心してリーズナブルに重機を借りられることになったのでした。

最初に、この土地を見つけたことも、なんだか運が良かったんです。
30年前に売り出されて三家族が東京から来て2組が別荘を1組が永住で家を建てたそうな。
この森は今回の一物件を含む4軒で、もう家は建たないと不動産屋が言いました。
それじゃあ、近所の3家族がどんな方かで森暮らしは変わってくるなと気になりつつ、紹介された翌日、もう一度インスピレーションを確かめに、自分たちだけで見に行ったら。。。
なんと、ご近所の一軒のご年配の方とばったり会うことができたんです。もう旦那様が亡くなり子供は巣立ち、年に1、2回ここに換気に来るとのことで。国語の先生をされていたことや当時の話、近所のことや地域のお話も聞くことができて、安心してこの場所に移住を決められたのでした。
次に訪れた時は、もう一つのおうちの方にも偶然に遭遇。やはり旦那さんが亡くなって、ここには年に一度しか、というタイミングで挨拶できて、さらに安心が増したのでした。

貸し家物件も、市役所の移住窓口へ行っても一軒家がなかなか出ないと言われ、最初に夫が住める小さなアパートを借りて、現地で時間かけて聞き込んで探すしかないか、と覚悟していたら、アパート物件が大半の「スーモ」に珍しく、買った森のそばで、家を建てるまで荷物を置けるスペースある理想的な一軒家が出てきたので、即ポチッ。
その1ヶ月後にコロナ疎開という言葉が生まれたので、タイミングがズレていたら家を借りることすら難しかったなと思うと、滑り込みセーフに感謝です。
売りに出した家が6日で売れたこともそう。1週間後に株が暴落し、あれよあれよとコロナ騒動がついに緊急事態宣言家。売りに出しても、内覧してもらうことすらできない状況と思うと、一瞬の迷いが大きく予定を狂わせたかもしれないんだなと、こうして振り返って、ヒヤヒヤしました(汗)
そして今回の重機のリース手配です。
あの日ああして出会ったおかげで、今こうなってる、そんな連続の末、この状況下黙々と木を切り、抜根作業を進められていることに感謝ばかりです。

なんにしろ、色んな奇跡の末、こうして重機がやってきたのでした。




どうぞ、サンダーバードのテーマ曲を脳内再生しながら見てみてください♪

夫の予定では、5月で抜根し整地を終わらせるそうな。
頼むと、木を一本切ってもらうのに1万円近いのだそうで、ほぼ100万円の出費を節約した夫は次に、この抜根と整地を頼むとやはり100万円下らないらしいので、これで200万円。重機代を引いても納得の節約だそうです。ありがたいです。
そして、2人とも怪我だけはしないように、頑張れー!
私は、ミートソースと焼き豚を作って、2人に送った昨日です。



by africaj | 2020-05-07 03:00 | 森の家 | Comments(0)

ついに、都会から田舎へ引っ越してきました!皆で家を建てたら、森暮らしの始まりです♪


by africaj