秋の栗仕事 と 巣立ち直前の難しさ

甘露煮と鶏もも肉の炒めもの。

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1)鶏もも肉を塩を軽くして、グリルで焼け目つけてから一口大に切る。
2)生姜千切りを脂を入れたフライパンで香りが立つまで炒めたら肉を入れてさらに炒める。
3)鳥スープ少々を入れて炒め煮し、栗の甘露煮と白髪ねぎを入れて軽く炒めてから、みりんと醤油同量合わせたもので味を整え、  
  タレが絡むまで炒めたら出来上がり。

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友人が一緒に頼んでくれて小布施から大粒の栗が3.5kgも舞い込んで幸せ気分と
想像以上の量に戸惑いの夕方。

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最近、栗の甘露煮も好きなので渋皮煮と二種類作ります。
渋皮むかなくていい渋皮煮の方が楽かなー渋抜きしなくていい甘露煮のほうが楽かなーと揺れながら、
一個一個楽そうに思った方を仕上げるw
勝敗は、全むきする甘露煮用が2kg,渋皮残す渋皮煮が1.5kg。
やっぱり渋皮煮めんどくさいって心の奥底で思ってるのが出たなwなどと一人で突っ込み入れる秋の夜長(爆)


実は息子が東京に一泊二日の荷物でリュック背負って行ったっきり1週間「消息不明」だったのです。
携帯はバッテリー切れ、ラインも既読にならないからwifiないところにいるのか。
そう言うと皆が「音信不通」あるよねーって返してくれるんですが、音信不通はいつものことで、今回は「消息不明」。
だいたい悲しいことがあると万難排して電話かけてくる子なので、頼りがないのは良い知らせとのんきに思ってましたが、
北海道の地震、矢継ぎ早にくる台風が息子が行ってる間にどどっとあって、ニュースを見てるうちに
どこに泊まってるのかも、お金はどうしてるのかも、なにも知らないって、生き別れになるかもこのご時世じゃ。
いやいや、江戸時代なんて旅に出る息子を見送るときって、今生の別れと思ったんだろうな。それに比べたら。
携帯なかった昭和だって、そうそう連絡取り合わなかったもんな。それに比べたら。
これは自立の一歩なのだから干渉してはいけないいけないいけない~
栗をむきながらぐるぐるですよー。

心配になってしまい、唯一の心当たりに連絡を取ることにしたら、
その心当たりが、さらなる心当たりを当たってくれ、発見されたのですが(友人宅で健全に絵を共作して遊んでいた)。

台風大丈夫か?のラインメッセージすら既読にならなかったことで喧嘩になり、
「心配している側の気持ちがわからんなら、もう帰ってくんな。自活しろ!」で終わり。あーあ。
青年の巣立ち時期ってどこまで干渉すべきか、特に性別が違うから難しい。
パパはどうだった?俺は連絡は一応した。だよねー。
性別の問題じゃないのか?
ラインで決裂してまた音信不通。(裏からパパが「帰っておいでー」ってメールして「ごめんなさいー」って返事来たらしいけど)
母が怒って父が手を差し伸べる、こんなんばかりですよ。くそー!また悪者役かー。

翌日も延々終わらない栗の皮むきを、せっせとしながら
気がつくとさだまさしの「案山子」を歌っていた。
ほんと、やんなっちゃう。親の心子知らずや。



歌いながら、やっぱりいい歌だなーとしみじみ。
面と向かって言えないから、こんなお兄ちゃんが放蕩弟に言い聞かせてくれたらいいのにな。うち一人っ子だしな
と思ってたら、ひょんなことで知ったのですが、

この歌、島根県の津和野城跡が舞台で、
そこの松の木が、自分の足元で遊んでた子どもの一人が成長して街へ行ってしまったのを
元気か?寂しくないか?って語りかけてる歌だったんですって!
知ってました?
それを聞いて、昔読んだ絵本を思い出したりして。

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このお話、私は悲しかったんですが。
一緒に遊んだ木が子供に尽くしまくって消えてそれでも幸せという終わりかた。
ま、それは置いといて。

肉親では照れくさくて言えないけど、大自然だから言えるのだって。

この記事読んでたらまたほっこり優しい気持ちになりました。
これをいくつの時に作ったのだろう。私なんて自分がこの状況になって今初めて色んな事わかった気がするのにな。


おかげで、黙々と栗作業に集中出来ましたよー(苦笑)

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渋皮は灰汁で渋を抜きます。
重曹より効果が優しくて栗の風味が残り、何も使わないより時間短縮で、私の気分にちょうどいいから。

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一日半かけてゆっくり三回に分けて蜜を入れていって完成。
3年かかって今回で一応レシピは完成。
ふわっと柔らかくて蜜が染みていて、ホロホロっとしている。
来年の栗のシーズンに同じ感じで仕上がるかもう一度見直したら、本当にレシピもできあがりです♪

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くちなしの花で色を少しつけて、甘露煮も作りました♪
渋皮煮が手間かかりすぎて気楽に手が出ない分、甘露煮は崩れたものはちょいちょいおやつに食べやすくて好き♡
年末年始に作るちまき用に瓶詰めにして。
今回は冷凍もしてみましたが、どうかなあ。






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Commented at 2018-10-06 16:49 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by africaj at 2018-10-06 19:52
> m☆kaさん

繰り返す!本人つゆ知らずで、素直に謝ってくるのも、
一瞬で忘れちゃうのも。
母のほうが慣れが必要だよねー。

Commented by vinge at 2018-10-06 22:37
そりゃ心配しちゃうわよね~ 
これほど情報があふれてて、いつでも連絡できるツールがあって、想像力もあれば当然ですわww
とにかく無事でいてくれてよかったね♪

さださんのその話してた番組見てました!私もお兄さんが弟のこと歌ってると思ってたのに「松か!」ってねw
娘が都会に居たときはよく口ずさんだよ~(すぐ帰ってきたけどww)

栗不作って聞いてたけど、こちら案外例年並みにでてました。とりあえずチルドで保存中。
渋皮煮も甘露煮も検討しつつ、やっぱり栗ご飯にしてしまいそう。
ひたすら皮むき・・無心になれるね。
いや、考え続けつつよねー(笑)
Commented by thesakana at 2018-10-08 12:52
ご子息の話、以前からいろいろと知るにつけ思うことがあります。
私の周囲の親たちは(男親も女親も)親の言うことを素直に聞く子がいい子と思っているふしがあります。
右向いてろと言われたらずっと右を向いてる、これはするなと言われたら訳も知らず手を染めない。
私にはその子たちは気の毒でこそあれ、カッコいいエエ子とは思えない。
それに比べるとご子息、周りが追い付けないほどの最先端、最高峰を行く超エリ-トに思えます。
Commented by macchi73 at 2018-10-08 20:52
ちょうど渋皮煮作ってたとこなので、お、同じだ!と思ったりして。
さらに、息子さんとのやりとりを見て、あ、これも同じだ!と思ったりして。

うちは、息子の方からもっと時間と言葉を割け!と言われる喧嘩だから、方向性としては逆ですが……親子といえどもタイプとか違うこともあるし、難しいですよね。

でも、望まれる通りの方法ではなくても、自分のこと以上に気に掛けてるんだよって伝えるのは、たぶん親の側の重要任務なんですよね。
その意味で、africajさんは正攻法だし成功だと思う。私はその辺がだいぶ苦手なので、すごい良い親子のやりとりじゃん!と思いましたよ。
愛情深くていっぱい心配もしちゃうお母さん、お疲れ様です。
Commented by africaj at 2018-10-14 08:21
> くまたろうさん

こういうことも、2,3回続いたら慣れるのだろうか。いや慣れちゃいかんのだろうかとこれまた迷うわけですが、やっぱり居場所だけは言うこと!ってしつこくいい続けようと思います。

くまたろうさんも、これ歌っちゃった?
なんかさ、「元気かなあ?なにやってるのかまったく・・・♪元気でいるか♪」って
言葉を節に乗せやすいというか(爆)

リアルタイムで見たのか!羨ましい♡
松かw
そう聞いてから、妙に家の中を見まわしちゃった。呟いてるのが扇風機とかじゃなくてよかったwいや、それはそれでいいけど。
Commented by africaj at 2018-10-14 08:31
> duoさん

ありがとうございます。
確かに素直に聞く子=いい子な風潮なのに、会社に入ると「指示待ち」バッシングで
今の子は気の毒ですね。ううう、その点では確かに変わり者最先端のエリートではありますが、この子はどこに行くんでしょう。私と思考の住む世界が違うので、ますます謎です。
今の拠り所は、「まだ20歳になってないから・・・」なわけですが、あと2年で方向性が見えることを祈るのみです。

Commented by africaj at 2018-10-14 08:46
> macchi73さん

秋真っ只中の思春期から新卒近い子を持つ親は、いずこも同じなのでしょうねw

し・か・し!子が親に要求するなんて、レアなケースですね(笑)
というか、子にそんなことを言われるなら、子育ては大成功じゃないでしょうか!?それ、私の目指すの最終形ですもん。
自分が恵まれてて親にとても愛されてることがわかっていながらの、消息不明って、単に甘えてるんではなかろうか。むっかー(再燃)
by africaj | 2018-10-06 15:39 | 季節の手仕事・発酵もの | Comments(8)