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マルケ・イタリア農家の昔ながらの生活と肉解体WS 1

さて、マルケに来て3日目は肉捌きと加工の仕方を習います。

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ジージャとカルロの暮らしは「高度成長期前の農家のあり方」。
今のような大型農機具も農協もなく、地主から与えられた土地を耕しその収穫の半分を納めるので生活は裕福ではない。
だから知恵を絞らなければやっていけなかった時代です。
家畜に与える餌までも自分達で栽培し、すべてを少しずつ繋いで一年で上手く回していく
彼らの先祖代々が続けてきた暮らし。小さい世界ながらも完結した暮らしは、大変だけれども
代々受け継がれた知恵が詰まっているからなのですって。

日本もそんな時代があったわけですよね。
食材を上手に使い切ることを今はずいぶんと忘れられてしまったけれど、放るもんと言われたホルモン料理に始まり、
魚なら頭から尻尾の先まで、骨の髄から一枚の鱗まで食べ尽くす知恵、
野菜も中身だけじゃなく剥いて捨てる部分も出汁にしたりと使い尽くす知恵。
野草を摘んで料理する知恵。
失われる前に繋ぎ止めて次の世代へ伝える架け橋になろうとする動きが日本にも出てきてますが、
彼らもそういう思いでCal Bianchino(カル・ビアンキーノ)という小さな農場を開いたそうです。

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ハイジを思い出すような長ーい吊り紐のブランコが最初に目に飛び込んできました。

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ここがジージャとカルロのおうちです。

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キッチンに招かれて、昨日作ったのと言って
これはなんでしょう?薄い皮に野菜ペーストを詰めたもの。美味しいです。

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わんちゃんも机の下からお出迎えしてくれました(笑)ぷぷ、かわいい♪

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ここのキッチンは昔の農家にあった家具ばかりなのだとか。
中でも目を引いたのはこれです。
パスタ打ち専用台。

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中に粉や麺打ち棒など、パスタに使うものがすべて収納できるようになっていました。
おもしろ~い!
スペインの米どころバレンシアだと、庭先にパエリア専用台が常設してある家が多いし、
小麦どころの中部イタリアだと、こんな台が常設。
ご当地ならではですねえ♪

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さて、本日の本題。
カルロの仕事場にやってきましたよー。

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どーん!
なんと運良くも本日はマンツーマンで豚半身150kgの解体を教われるようです。
彼らのもとには世界中から大勢訪れて、十数人単位のWSが普通とのことなので「ラッキーですよ」って。
実際、旅をしていて一人参加を受け入れてくれるところは少ないのです。
これは偏にゆきこさんのおかげなのですけれどね(感謝)



by africaj | 2018-06-08 02:15 | おでかけスペイン+イタリア・2018 | Comments(0)

都会のはじっこ、山のはじまりの手作りな暮らし。畑のこと、日々のパンとお料理、発酵の実験、パパの狩り、子育てを綴ります。


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