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サンセポルクロ野草博物館で野草史を学ぶ 1

先日書いた、この「食を自分たちで手に入れるコミュニティを作りたい」って思い。
やろう!って同意してくれた家族と、両パパも参加で先週末に発足したのです!

旅行記書き終えるまで散漫になるから、blogに日常の記事が書けずインスタにUPすることにしました。
一度撤退した畑ライフですが、仲間ができたので「はじめの一歩」先週末から新たに畑を借りました!
マンションの植え込みで野菜を育てる実験も2年目。今年も始まってますよ♪
本日、雨のおかげで降ってわいた安息日。
ようやく旅行記と向き合えるので、一気に3つくらい更新しちゃいます。
らっきょう漬ける前にイタリアを終わらせたい!
梅干し漬ける前にはバスクも終わりたい!という目標を掲げてます。がむばる!
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アンギアーリからもう少しマルケ州(アドリア海方向)に車を走らせると「サンセポルクロ」という街があります。
レース編みの学校や銅像を発見。どうやらそんなことで有名なよう。

街を歩いていると生地屋さんには「蜂の紋章」生地がたくさん置いてありました。

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イタリア貴族は紋章で出どころがわかるのですが、蜂を紋章にしてきたのは
ローマ法王ウルバーノ八世を輩出したバルベリーニ家だそうな。
サンセポルクロはこの蜂の生地を請け負う縁のある地なのですって。

そんなこととはつゆ知らずの私、最初はとうもろこしに見えましたがw蜂ね、ハチ(笑)
すごーく上品でシックなので、この生地でしつらえたエプロンをイタリアの思い出に買いましたよ♪


さて、ここで私達3人は

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マルケ在住blog「ラファエッロの丘から」のyukikoさんと合流して4人の遠足になりました。
yukikoさんは陶芸アーティストですが、同時にイタリアの野草に詳しい方なのです。
アーティストとしての目と人間関係を駆使してマルケ州を紹介し始めておられるのだけれど、
彼女の世界は一風変わっていて、私にとってはど直球♪
イタリアへ足を伸ばそうと決めた発端は、彼女のマルケを訪れようと思ったからなのですよー。
ま、その話はおいおいしていくとしてw

4人で訪ねた「野草博物館」のお話をしましょう。

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階段を上がっていきます。おお~なんだか格好いい。
てくてく。

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両脇に飾られている野草の絵がステキです。

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所狭しと置かれたドライハーブ。触って嗅いで楽しめるようになってました。

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人類の野草とのお付き合いは、やはり「薬草」のおかげで発展してきたわけです。
誰もが想像つきますが、大事なアイテムは「すり鉢」ですかね♪

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たくさんのボタニカルアートがなんともステキでした。
ボタニカルアートについて、私は「イギリスがすごい」という知識しかなかったのですがイタリアもすごい。
改めて歴史を調べてみたら、もともとエジプトや中国で薬草を見分けるため「本草学」の図譜として発達したのですね。
15世紀にグーテンベルグの活版印刷の発明で書物が広く行き渡るようになったことと、
大航海時代の始まりで世界中の珍しいものがヨーロッパにもたらされるようになったこと、
ルネッサンスの「自然をありのままに見つめよう」的盛り上がり三位一体で欧州に定着したもよう。

欧州貴族で「園芸趣味」が定着したのは17世紀だそうです。
ちなみに日本は17世紀は江戸時代突入で江戸っ子の「マニアック」炸裂の時代w
日本の「園芸趣味」はすでに貴族→武士ときて、江戸時代に庶民の楽しみに発展してたようです。

じゃあ、ボタニカルアートとしての日本はどうだったのかと言うと、
「日本画的手法」優位だったせいで、精密さにこだわる観点が発達せずきたそうな。
江戸時代にヨーロッパ絵画の遠近法や陰影法が入ってきて、変化していくのですけれど。
日本が本格的に植物学とボタニカルアートが盛んになるのは19世紀・明治以降とのこと。

対して19世紀は、ヨーロッパで最も盛んになるのがイギリスで、
世界最高峰の植物研究施設・王立植物園が作られる・・・ということで、私のような末端にまで
「ボタニカルアートはイギリスが盛ん」って話が伝わってくるに至ったようです。


は!すごい脱線をして話が長くなりすぎそうなので、一旦切ります。

つづく。





Commented by la_mia_coccolina at 2018-06-01 00:10
アフリカさん、この生地のエプロンを買ったのね♪
私、この生地のキッチンタオル?をピエンツァでお土産に買いました! 色も同じ~
野草博物館、本当に興味深い!
中世にタイムスリップしたようでわくわくするなぁ♪
Commented by africaj at 2018-06-02 07:58
> la_mia_coccolinaさん

えー!びっくり。同じものに惹かれたなんて、ちょっと嬉しいね♩
ピエンツァもこの生地を作るところなのね!
この色、ひときわ目を引く上品さだった。
深い緑も素敵だったけど、それはエプロンになってなくて残念。

サンセポルクロ、これはかなり面白い場所でおススメします♡

Commented by 小梅 at 2018-06-03 10:46 x
蜂の紋章素敵♡高貴な感じなのに可愛さがあって素敵ですね♡♡
素敵な旅ですねー!羨ましいです。美味しいものたくさんだし色々興味深いです。
畑また始めたんですね!娘が幼稚園くらいだったら参加したかったなぁ…畑頑張って下さい♡♡
Commented by africaj at 2018-06-07 23:28
> 小梅さん
記事を書くのにも一日書くのに何日もかかってるので、本当に濃厚だったなと実感です。
しっかりすべてを吸収したいので、時間かかっても旅の記録をきちんとつけなければ!

娘さんが大きくなって畑を一緒に楽しめるようになったら、是非一緒にやりましょう♪
by africaj | 2018-05-31 16:39 | おでかけスペイン+イタリア・2018 | Comments(4)

都会のはじっこ、山のはじまりの手作りな暮らし。畑のこと、日々のパンとお料理、発酵の実験、パパの狩り、子育てを綴ります。


by africaj