うちの庭はお花が少ないので、存在感を発揮してくれているラベンダーです。
イングリッシュガーデンより、ブラジル熱帯植物園みたいなのが好きなので、お花を植えることを躊躇し、
かといって大きな葉っぱを植えるほど敷地もなく、畑として生まれ変わった今年になって、
なんとなく花も欲しくなり・・・最初からこうしていればよかったというほど綺麗でときめくw
ま、ナニゴトも学習ですよねw
これからこれからっ♪
5月といったら巷に苺があふれる季節だというのに、まったく食べられる気配を見せない我が家の苺君。
花の少ないテラスなので、赤い実で彩られるのを心待ち☆
アイコの花が本日咲きました。
苗を買うと一番花も早いな。
4月に種をまいたモノ達は、今こんな状態。
売っている苗と比べて成長が遅いから、「もう遅いかも」ってドキドキしたこともありました。
でも、本当はこれが季節にあった成長で、
種蒔いて育つ時期には苗が売れなくなるから、苗屋さんは温室栽培なのですよね。
なんで、早いものが出ると「遅れてる」って焦っちゃうんだろう。
買ってきて植えた苗のきゅうりが、成長を止めてしまったように見えました。
最近やっと新芽が出てほっ。
3週間微動だにしなかったので心配してました。
アスパラも3株買ってきて植えたんですが、1株だけ成長してるのがわかるけど、
他は息を止めてるようにうんともすんともって感じ。
ナスはインド原産だから、口をつぐんでるのはまだ寒いからだと思ってました。
植木鉢で、調整土で育てるより地植えは最初苗の成長が止まる気がします。
そう思っていたら、無肥料栽培をされている方がこんなことを書いておられました。
「肥料入りの土で、しかも小さなポットで育てられる売り物の苗は、
根が行き場を失ってとぐろを巻き始める。
根が内向きになっている上、土質が違い、外の土が肥料たっぷりでなかったら、
根はじっと動かず、土を嫌がり、やがて朽ちていく道を選ぶ」
知らなかった。
植物ってもっと、どんな状況でも前向きに強く逞しく根を広げるイメージがあったから。
甘やかされて、栄養たっぷりぬくぬくと育ち、虫が飛んできても守られてたのが、
いきなり誰も守ってくれない世界に放り出されるわけで、根は内向きのまま、
内向的に引きこもりを決め込むらしいw
子供を外の世界に放り出すのに、まず甘やかすのをやめ、
内向きの目を外へ向け、徐々に厳しい世界に慣れさせるわけですが、
植物も同じで、
苗を買ったらまず、畑の土を入れた大きなポットを用意し、
肥料の入った土をできるだけ落とし、巻いた根をほぐしてから植え付ける。
うまく根が外へと伸び始め苗がしっかりしてくると、ようやく無肥料の畑に降ろしてもしっかりと根を張るのだそうな。
帰国子女の悩みにすごく似ているなあと思いました。
自分が覚えた言葉とは違う言語の現地校に通うことになるとき、だいたい
「子供は柔軟でスポンジのように吸収するから大丈夫」って大人は言うのです。
でも、実際はこんな苗達のような反応をする子がものすごく多い のです。
上手にHELP!って言えない弱者なだけで、急激な変化に平気じゃないのは、みんな同じなのでしょうね。
子供は、植物は、「特別たくましい」なんてことはなく。
徐々に慣らす準備期間がとてもとても大事で
これを急かされると生命力が弱い生き物などは枯れてしまうほど。
そして外へと伸び始めたら、ようやく!なのですよね。
その「スポンジのような吸収力」を発揮して、
放っておいても、たくましき成長を始めるのは。