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「子供の個性をジャマしない」子育てを考えるワークショップしますっ。 


息子が今日、スイスドイツに旅立っていきました。
色んな事いっぱい吸収してきてくれたら嬉しいなと思います(願)

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1ヶ月後の11月5日(土)に、2月に続きワークショップをやりますっ。

2月の「スペイン料理のワークショップとスペインのおはなし会」に続き、
今回は、
かねてから私がずーっとやりたかったことで、
さらに2月の時に「子育てがテーマ」も聞きたいって嬉しい要望があったので、
やっとやっと11月に実現することになりましたっ。

11月は、
「子供の個性をジャマしない」子育てを考えるワークショップです。


3歳の時からblogを綴っているので、もうすぐ13年目になろうとしてるのですが、
ネタが尽きないほど個性が強く面白い子で、素敵な発想やピュアな感受性に
いっぱい感動したり笑わせてもらって、子育てを楽しんだ面もたくさんでしたが、
人の輪の中にいたいということがない子だったので、私は心配も随分してきました。

生まれ育ちがスペインだったので
家庭では日本語という環境だから、スペイン語が他の子より劣るせいかもしれないとか、
アジア人差別もあったので、こんなことにも何度も泣いて、
だからこそ、うまくバランスとって生きてかなきゃいけないのに、真逆の息子にハラハラ。
そんな心配をする「純日本人的感覚」を持っていた私でしたが、
私のそんな小器用さなんて歯が立たない強烈なスペイン人達とスペインの学校のいい加減さと、
まったくもって母の意図から外れる息子に鍛えられるうちに、
「日本の常識こそ世界の非常識」なのかもしれないと、考えられるようになりました。

息子を起点に、周囲の子供の様子を見ながら、スペインの子育てを肌で感じながら
毎日毎日子育てblogを綴ってきました。

息子が7歳の時に、日本に戻ってきたのですが、
日本はやっぱり独特の子育てルールと、教育方針だなと思いました。
教育はとてもレベルが高く、義務教育システムも素晴らしいのですが、
子ども達は小学校まで生き生きしてるのに、中学生以降どんどん生気を失っていくのが不思議。

息子の破天荒さを消さないで日本で育てることができないかなと
日本ではずっと模索してきました。

私は自宅で料理教室をしていたので、ワークショップ形式で料理を教えられないかと
阪大のワークショップデザイナー養成講座に通っていた時、
講師の劇作家・平田オリザさんによる「教育論」の講義で、
その時代に必要な日本人像になるよう、教育が時代々でその国の「常識」「そうあるべき」を
教え込んでいるから、知らぬ間に染み付いているだけなのだということと、
自分の「純日本人的感覚」と思っていたものが、自分から発しているのではなくて
教育されてそうなったことに、衝撃を受けました。

それから、教育や学校の歴史などを勉強して、
大きな流れの中で、昭和の時代に育った自分が、そういう意識になったことに納得したし、
今の時代に何が求められているから、教育が変わろうとしているのかも
理解できるようになりました。

スペインと日本の教育の考え方の違いを肌で知っているので、
他の国の教育方針も勉強していくと、これまた「成人する」ためになにを必要としているか
それぞれの国でかなり違うことがわかって、面白かったのです。


子育てがうまくいかないと悩む時、

親の育て方、子供の性格ばかりを考えがちでしたが、

でも実は、自分の住む国の「非常識な常識」に縛られ苦しんでいるだけかもしれないこと。

世界の学校教育を覗きながら、その色々な違いを知ると、

「いいお母さんになろう」「しっかり子供を育てよう」と頑張る親の悩みや不安が

もしかしたら軽くなるんじゃないかなと思うのです。


そしてね、

「子供が個性豊かに楽しく育つ、自立する」ために親はなにを目標にしたらいいかを、

皆で話たり考えたりする場になったらいいなと思い、

友人の助けで、今回11月にワークショップを開くことになりました。




◎日時   2016年11月5日(土)
       お昼の部   14:00~17:00   
       
◎場所    関西・神戸・加古川で「住み開き(おうち使ったオープンスペース)」をしている友人宅です。
       東加古川駅から徒歩13分ほどです。

◎参加費   各回2000円(通し3000円)

◎申込み方法 blog鍵コメ もしくは、 私のメール
       afuakiko@yahoo.co.jp


*子育て中の方、もう子が育ってしまった方w、教育関係の方、
 感心ある方はどなたでもOKです。
*昼夜、同じ内容です。ワークショップなので参加者によって展開は違ってきます。
*私のスペイン菓子(昼)、タパス&サングリア(夜)付きます♪


私が初めて会う方もいっぱいだし、お初の方々ももちろん来られます。
ぜひぜひ、お話できたら嬉しいなと思います。
どうぞお越しくださいませ♪

africa


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Commented by フジQ at 2016-10-07 10:49 x
うわ、参加したいです!
でも、アメリカからはちょっと遠い!笑

以前Africaさんが「帰国子女、いいな。って言われることもあるけれど、彼らは永遠のトラウマを持っている」みたいなことをおっしゃっていたのがすごく印象に残っていて。

4歳になる娘(半分日本人、半分アメリカ人。)が最近日本とアメリカのことをよく聞いてきます。帰国子女の私も、今の立ち位置を見つけるまでに物凄く時間がかかった。私よりもっと複雑、というか、人に説明するのが面倒臭いバックグラウンドを持つ娘は、これからどんな立ち位置を見つけていくのかな。

なんて話も、是非してみたかったです。

よろしければブログでワークショップの様子、レポートしていただけると嬉しいです。
Commented at 2016-10-09 12:22 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by africaj at 2016-10-09 13:30
> フジQさん
参加してほしかった~♪

あ、よく覚えててくれましたねっ。
フジQさん帰国子女だったんですね。
日本ではハーフだと目立つ分面倒ってこともあるかな。ハーフじゃない帰国子女は、別の意味で面倒くさいし。娘さんの性格にもよるけれどね。でもまだアメリカだから良いのではない?

どうなるでしょ。
参加者によって話の転がりよう、変わるから。
まだ昼は集まってなくて読めないのだけど、夜は教育関係者も来てくれて、
なかなか深くなりそうなのだよー♪
Commented by africaj at 2016-10-09 13:50
> m*kaさん

甥っ子君、よかったねー!
絵を描くの好きだったよね?それをやらせてくれるところなの?
でも、似たように通信制行くねw
お母様も安心したね。

うん、日本の教育は自立を目指すものじゃないからね。
そこがね、面白いところ。
各国でそこに違いがあるの。
甥っ子君、結局そっち行ってるんだね。とりあえずはじめの一歩として良かったね。
半年じゃ染み付いたものは変わらないけど、まだ人生長いから。
自分に問題意識持てるならきっと大丈夫。
Commented by asanga at 2016-10-10 10:41 x
はじめまして。Africaさんの息子さんが小さい時から、ずーっと楽しく、読んできました。(好きな記事は、毛虫の大行進です^_^)子育てに悩んだ時に読んで気持ちが軽くなる、私のバイブルのようです。
私には10歳の息子がいます。子育てについて、深くうなずくことしきりです。というか、ここ最近の記事はオオーっと、のけぞって読んでおります。日本の教育、スポーツ少年団のあり方(忙しすぎる。怪我しても休まないで頑張るのが普通という考えの多さ)に疑問があります。これでいいのか、この流れに乗っているだけで、ただただ消費させられるような家族の時間……悩んでいます。我が息子、学校で興味のない時間は意識を飛ばして時間が過ぎる方法を心得ているようです。枠にはめて進学に重きを置く勉強を無理矢理がんばれとも言えず、でもやらせない訳にもいかず。Africaさん達家族のやり方、模索しながらすすんでいく感じ、胸をすくようです。
これからも応援しています。近かったらワークショップ、行きたかったですーー。静岡より(^。^)
Commented by africaj at 2016-10-12 00:00
> asangaさん
はじめまして!!
そして、そんなそんな前からずっと読んで下さってありがとうです(嬉)
あ、私も毛虫の大行進は、アリとの仁義なき戦いと、カマキリの記事と共に大好きな生き物記事です♪
まあ、バイブルなんてっ。
でも、誰かの役に立てばと思って家族以外が読んでもわかるように細かく書いてきたので、そんな方にコメントいただけると、本当にうれしいです(感涙)
息子さん、10歳なんですね。
そうですね、私も同じように悩んできましたw
くーまが10歳の頃は、全体像をどう見ていいかわからなかったので、予感だけで流れに歯向かってましたが、時代の流れと日本の教育にどんどんズレが生じてるんですよね。
私たちの時代から変わらない偏差値画一の進学重視教育の枠にはめられて、親は教育費かかるって家族の時間を押してまで働いて貯めてる現状。
でも野村総研は20年後まで日本の職業の47%がなくなるとレポしてて、求められる人間像は刻々と変わってる。
つまり皆と同じ大通りを進むなら、「枠にはめられる」勉強じゃなく、主体性を持って勉強することが必須ということになります。意思で勉強することが「個性」を作ると思いますよー。
まあうちは、大通りではなく細道主義なので、それはまた違う方法♪
うーん、参加してほしかった~っ。
Commented by africaj at 2016-10-12 00:03
> asangaさん
はじめまして!!
そして、そんなそんな前からずっと読んで下さってありがとうです(嬉)
あ、私も毛虫の大行進は、アリとの仁義なき戦いと、カマキリの記事と共に大好きな生き物記事です♪
まあ、バイブルなんてっ。
でも、誰かの役に立てばと思って家族以外が読んでもわかるように細かく書いてきたので、そんな方にコメントいただけると、本当にうれしいです(感涙)
息子さん、10歳なんですね。
そうですね、私も同じように悩んできましたw
くーまが10歳の頃は、全体像をどう見ていいかわからなかったので、予感だけで流れに歯向かってましたが、時代の流れと日本の教育にどんどんズレが生じてるんですよね。
私たちの時代から変わらない偏差値画一の進学重視教育の枠にはめられて、親は教育費かかるって家族の時間を押してまで働いて貯めてる現状。
でも野村総研は20年後まで日本の職業の47%がなくなるとレポしてて、求められる人間像は刻々と変わってる。
つまり皆と同じ大通りを進むなら、「枠にはめられる」勉強じゃなく、主体性を持って勉強することが必須ということになります。意思で勉強することが「個性」を作ると思いますよー。
まあうちは、大通りではなく細道主義なので、それはまた違う方法♪
うーん、参加してほしかった~っ。
Commented at 2016-10-20 12:47 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by africaj at 2016-10-21 22:44
> *ネさん
ありがと!
コメント2つってどこでのコメント??(汗)
by africaj | 2016-10-06 16:50 | わたしの時間 | Comments(9)

ついに、都会から田舎へ引っ越してきました!皆で家を建てたら、森暮らしの始まりです♪


by africaj