困ってから改善するので問題ないキリギリスな生き方。

昨日のNHK朝の情報番組で「オンナの時間割」という特集を見て、
「出来るお母さんが、1人で家事を魔法のようにこなす」のに衝撃を受けてしまい、
それからずーっと思考モードに入ってしまいました。

出勤前に散歩して朝食9品作って、食器洗い、洗濯、掃除機かけにトイレ掃除済ませて、
午前中パートに出て、帰ってきてから3人の子どもたちのために手作りのお菓子を作り・・・
夕食終わってblogも更新して、夜はまったり過ごすってカリスマブロガーさんと、

シンプルライフ研究家のワーキングマザーさんは、
最近流行りのまとめストックを週末にやって、あとは無駄を極力省き、仕事と育児をこなしつつ、
夜30分の家族の団らんと1時間の読書までルーティンに組み込まれたタイムスケジュール。完璧。


見てるだけで息が苦しくなってきて、具合悪くなってしまったあ(苦笑)
私とまったくもって考え方も目指すものも「違う生きもの」にしか思えない。。。
これを「主婦のカガミ」ってNHKが絶賛すると、お母さんはそっちに向かわざるをえなくなる気がします。
それに「憧れる」人を沢山生み出すんだろうけれど。

こういう生き方を極めて、続けてる人って「趣味」なんだと思ってました。
毎日掃除機かけるとか・・・え?私以外の人ってやってるのでしょうか??

私が「料理」だけは尋常じゃなく時間かかることもまったく厭わずできるのは「食いしん坊」だからですが、
私は料理と好きなことして遊ぶこと以外、洗濯も掃除も食器洗いもできるだけやりたくない。
でも「お母さん」が仕事だから、最低限はやるってスタンスです。

結婚する前からスペインに住んでて、むこうで結婚して子育てしてたので、
キリギリスな生き方がベースなんです。

今思い出しても・・・
結婚して息子が生まれたグラナダの小さなおうち、掃除した記憶が無い(爆)
靴はいて暮らしてたからってのもありますが(100年150年の古民家だったのもあるかな。石とかタイルって汚れが目立たないのだ 笑)
汚れてきたなあって思った時に、モップをかけたけど、1ヶ月に1度くらいだったような。
ベッドの上やかごの中に服を置く、床は汚れてもいいものを置くって領域分けては暮らしてて、それで問題もなくて(笑)
息子が生まれて、初めて問題に直面。
その床に座らせて遊ぶのもどうかと思って、じゅうたんを敷いて、そこだけは靴を脱ぐことに変更したかな。

でも、無菌状態で育てるとその後面倒くさい子になりそうだったから、
最初から雑菌気にしない暮らしでいくことに(←生活を変えるのではなく、考え方を変えた 笑)

日本の家って、靴を脱いで暮らすからとってもキレイで清潔を保つのに時間かけなきゃけないのだろうな。

海の方に引っ越して、靴を脱ぐ生活を導入してからは
裸足にザラザラ砂が付く感覚が嫌で、せっせと掃除するようになりましたから。
とはいえ、1週間に1回だったけど(笑)
パンくずで汚れる食卓の下だけ毎日ハンドクリーナーかけてOKにしてました。

ドイツ人スペイン人色んな友達と話しても、み~んなそんな感じの生活だったから
「だよね~」って暮らしておりましたよ。

日本に帰ってきたら、ニス塗ってる床が主流のせいで、ホコリが目立って掃除しないわけにもいかないし。
窓を閉め切る生活だからか埃がすごく溜まる気がします。
で、最初の一年はゴミの分別と頻繁な掃除に慣れるまで疲れて、「お母さん業ストライキ」入ったことがあって(笑)
その間、パパと息子@7才でお母さん代行業1週間もやったりして、音を上げたりして、
「日本の生活は大変だから、最低限疲れない程度でやることにしようそうしよう」って運びに(爆)

今は、生ゴミの日に合わせて必ず週2回家中を掃除するルールで、あとは気になる時に・・・これで十分問題なく汚くはならないです。
あとは年に2回くらいそれ以外を掃除。
この度、住み始めて7年目にして「開かずの空間」「見ぬふりしてる散らかった場所」に2度めのメスを入れます。
だんだんそういう場所が増えるのは確かですが、数年に一度頑張るくらいで、日常に問題はないのです。

換気扇だけはフィルターを2、3週間に1度は替えます。
それやると、中を掃除しなくてもいいほど長いこと綺麗なので。
あ、水回りだけは後で落ちにくくなるからこまめに。


アンダルシアは洗濯物が2時間で乾くので、洗濯が楽しい国なんですが、
結構2日3日干しっぱなしの家も多くて、
途中雨が降ったら、洗いなおすこともなく、乾くまで干しとくの(笑)
まあ・・・日本は雨に濡れると生乾きの匂いになるから無理ですが。
そういうのがベースなので、日本に帰ってきても
雨が降らないってわかってる時は、今日は面倒だから明日とりこも~なんて怠けたりもします(えへへ)


で、いつも素晴らしい朝食が情報番組で絶賛されて紹介されるけれど、
うちは各自が好きなモノを自分で食べ、朝の準備は自分でするルール。
前夜にパン作ってあるし、ご飯もある、あとは冷蔵庫覗いて自分でどうぞっての。
私の最優先任務は「お弁当づくり」だけ。
15分だけ早く起きてグリーンスムージー作って、ちょっとだけ栄養面の問題解消頑張ってますがw


「効率よくやる」
が、脚光を浴びてますが、
「やらなくて問題ないものは極力やらない」暮らしから始めて、子どもが生まれて困ったことが出てきたら
改善していく・・・完璧とか格好いいとかじゃなく、最低限のことを押さえるってのを目指して、
そこでようやく効率を考える順番。
自分の面倒くさい気持に正直に暮らすのが私は理想かなあ。
それで、余った時間は各自の趣味や遊びに使う~♡
洗濯物取り込むの明日にして、みんなで映画みちゃうから、
靴下ないやーシャツが足りないって、息子もパパも物干しに探しに行くのもいつものこと(笑)
いいのいいの。それで笑いは増えても困る人誰もいないから。
生まれたばかりはもちろん全力でお世話してあげなきゃいけない子どもも、育ってくればマンパワー。
お母さん1人がてんてこ舞いしない共同体家族がいいな。

スイスなんて、人工知能の進化で人間の仕事が奪われる未来を予測して、
「ベーシックインカム」導入の是非を6月には国民投票しよう!なんてところに来てる。
世の中はそんな方向に向いてるんだし~、
「家族の役割」や「家事と主婦」も、もっとラクに生きる方向がいいなあなどと思うのでした。



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by africaj | 2016-04-28 13:31 | 暮らしのちっちゃな知恵袋