ただいま~!
韓国に4泊5日で行ってきました。
年に4回は行ってるらしい友人が、私の見たい食べたいを素晴らしいセレクトで連れてってくれたので、
無駄なくすごい充実でした。
若手作家の作品が誰ともわからず所狭しと積み上げられてる中から発掘したこのぐい呑み、
たわみといい、薄さ、とにかく私的に「いい!」ので手にとったら、
世界で活躍している方の作品でした。
後で検索をするといっぱい出てきました。どれも好き。
沢山の中から見つけたってことは、この人の作るものが好きなんだろうな、私はきっと。
別のギャラリーではお皿を買ったのですが、
カメラを覗いてもなんだかイマイチ。
お料理を乗せると映える、そんな白い角皿も大収穫でした。
最終日に行ったサムスン美術館の陶器も感動でした。
実は縄文土器を愛している私としては、韓半島からやってきた須恵器によって
装飾のない実用的陶器がちまちまと作られるようになったことに恨みがましい気持があり(単なる逆恨み 笑)
白磁や青磁ってなんか冷たくって好きじゃなーい
などと思っておりました。
西洋で美術館に入ると展示されていた韓国の部屋に並んだ磁器を見ても、
やっぱりイメージ通りの冷たくそつのないツルッと綺麗な感じでね。
さっぱり面白みがないなあと。
それがね、全く違う実に淡い渋みと、柔らかい歪みたわみや色の濃淡があって、
作り手を感じる温かいものが多くて、今までのイメージと全然違ったんです。
器の華奢に見えるバランス感に、おバカな龍や魚が大胆な筆使いで描いてあって
全然古くさくないの。現代アートみたい。
琳派の乾山の作品みたい。
土を引っ掻いて模様を付けて釉掛けしたものは、シックな日本の侘び寂びとは違う、
ほわっと明るい茶と薄墨色の仕上がり。
明るい侘び寂びって感じに、なんだか感動でした。
写真集を探したら、その見えるようで見えない朧な模様に光をパカンと当てて浮かび上がらせていて、
品がないの。まるで違うものに見えるのでやめました。
検索で見つけたものは、模様が見えないからこんどはのっぺり面白みのない器だし、
写真で表すのは難しいのだなあ。残念。
これを唇に当てた時の冷たい感触は私は苦手だけど、取っ手がすごくかわいいので、
キッチングッズに。
すくったり、薬味や調味料入れにいいでしょ?
それから、野草料理を食べたり売ってるところを見てみたり。
キムチも作ってきました。
面白い焼き肉屋とか豆乳スープの冷麺とか雑穀ホットクとか。
ゆっくりレポしていきますね。
まずは・・・男衆、5日間一度も洗濯掃除してない!
冷蔵庫の野菜しなびてるしー!!
買いもの―!振り込み―!メール!連絡~!
さらに色々溜まってる―!
息子っ!中学までの部屋のいらないもの整理しろっ!!
今日から春の畑のために、種の芽出しがああ!
などなど。
日常生活を整えてから・・・