新じゃがの美味しい季節がやってきました。
新じゃがを見ると、食べたくなるのが「パパールーガ」(←現地発音こう聞こえる、我が家の通称)
パパはジャガイモのことで、カナリア諸島の名物料理です。
海水ほど濃い塩水で長ーいこと煮ると、水気の多い新じゃがの水分が抜けて
シワシワ、味の濃いほっくりさんに仕上がります。
これに、サルサを付けて食べるお料理。
これは「モホ・ベルデ」。
コリアンダーやパセリや、クミンなどが入った爽やかなサルサ。
これは、「モホ・ピコン」。
赤ピーマンにコリアンダーの種、唐辛子などを入れて作った、甘めの辛いサルサ。
モホとは、付けつけして食べるって意味のスペイン語です。
たっぷり付けてバクバク食べるお料理。
もうね、新じゃが料理の中で一番好きっ。
翌日、冷えたジャガイモをサルサなしで食べても、美味しいのです。
一緒に作ったのが、鰯の酢漬け。
水と酢を2:5に薄めて、20分漬けたら、いったん流して、
ニンニクやパセリの微塵切りを加えて、また薄めた酢で20分〆たもの(時間はお好み)。
それからオイル漬けにしてます。
口直しにもってこいのタパス。
秘蔵の、スペインでソーセージ等はここと言われるレオン地方のチョリソと、
山羊のチーズも出して。
久しぶりにスペインを思い出した夜でしたっ。
パパールーガとモホのレシピを知りたい方は、昨年の記事をどうぞ~。
同じ取り合わせで食べてて、自分でも笑いました。
我が家には欠かせない春の味なのですよね(笑)