やや遅いですが、いかなごのお話し。

これほど、急がないと時期はずれ感の強い記事もないので、遅ればせながら(すでに遅い 汗)。

兵庫の春は、明石港であがった「いかなご」を炊いて、日頃のお礼や挨拶、遠方の友にさしあげる、その風習が好きで、私もすっかりそうするようになりました。
d0180447_13503455.jpg

去年は春にスペインへ行ってたので炊けなかったけど、
例年はだいたい3月20日前後に炊くことにしてるんです。
「いかなご」の売り始めは、ちっちゃくて、3月末頃には4~5cmほど立派になってきて、
同じ炊き方をしてても仕上がり具合が随分違うので、炊く日にちをだいたい決めてるんです。
それでも年によって海流に早く乗って来ちゃったりで、同じ大きさにはならないですが。

私のレシピは、同じマンションの「いかなご名人おばさん」に教わりました(笑)
各家で砂糖の量が随分違って、甘いものそうでないもの色々なのですが、彼女のは甘さ控えめ。
いかなごの味をいかした絶妙な味だったので、以後、踏襲してます。

d0180447_13492290.jpg
3月20日にはまだ、桜が1分咲きだったんですよねー。
あっという間に満開になって、入学式はすでに葉桜でしたなあ。
d0180447_13493020.jpg
コデマリやユキヤナギや、早春に出会う小さな白い花達も可憐でしたなー(←すでに過去形)。
ほんの数週間前なのに、咲いている花達がめまぐるしく入れ替わったもんです。
春の野山は案外忙しいんですねー。
d0180447_134938100.jpg
明石直送、時間指定で売り出されるのを、並んで奪い買って、
水揚げから4時間以内に炊くのが一番美味しいと言われるので、帰ったらすぐさま炊き始めて。
柔らかいので、鍋に入れたら絶対触っちゃいけない。
ザルにあけるのも、細心の注意でそーっとそーっと。
うちわで扇いで冷まして、ようやくつまめる固さになったら、ひと仕事終わり。
ひと鍋1kgの作業を2ラウンド。なかなか気合のいる日です(笑)

それから、計って梱包して、お手紙書いて、郵便局へ。
ご近所さんからももらったりあげたり。
今年はスキーと東京とネコと入学式がはさまって、もうてんやわんやでしたが、
春にこれをすることが、なにかとっても大切に思うので、今年もつつがなく。
そして来年も。
毎年繰り返す幸せとはこのことだなと、しみじみ。
[PR]
by africaj | 2013-04-12 14:30 | 季節の手仕事・発酵もの

都会のはじっこ、山のはじまりの手作りな暮らし。畑のこと、日々のパンとお料理、発酵の実験、パパの狩り、子育てを綴ります。


by africaj