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醤油絞り粕で起こした糠床、絶好調。_d0180447_23015421.jpg


先日仕込んだ糠床は、1週間は醤油の漬物的に楽しめて、
8日目から酸味が出始め、その頃から鉄を入れてさんで溶けるのを待っていたら
2週間目くらいから茄子がきれいな色に浸かるようになりました。



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糠床が毎日の手入れにサイクル化してきたら、糠床の味の調整に入ります。
茄子の味に甘味や旨味が増したほうが美味しいので、干し椎茸を。
なすの味がその後からぐぐぐーんと良くなる。

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大好きだった関西で出回っている水ナスのぬか漬けのようになりました♪
日々、糠床を味見して「美味しい」と思う状態に保っていれば、糠漬けはずっと美味しい。


# by africaj | 2023-08-31 23:13 | 季節の手仕事・発酵もの | Comments(0)
諏訪在住の画家の酒井慶二郎さんと出会ったのは、彼が友人の農園で働いている時でした。
お名前は?と尋ねられて答えるとメモに書き留めてくださるのだけれど、覚えてはくださらぬのか、毎回同じ問答になる。
農園にいる姿しか知らない私なので、彼の絵がこんなに素晴らしいものだったことに息を飲みました。
構図と色彩が、、、

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絵は、遠くから見るものだと思うのだけれど、慶二郎さんの絵は近づくとさらにすごい立体感で浮き出してくるようで、不思議な絵なのです。

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薔薇が好きなのか何枚もありましたが、どれも素敵。

野菜シリーズも素晴らしかった。

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白菜も忘れられない。

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この山独活!

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この屏風が迫力で。

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たけのこの根っこアップ。かっこいい!

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セロリも格好いいの。

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かぼちゃもすごかった。すごいしか言えなかったの。

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イノシシもすごいでしょう?ヒヅメとか毛並みに差し色してあるのも格好いい。

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照明が光って真正面から撮れなかったのが残念。
羽がすごく美しい大きな絵でした。

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絵に合わせて表装も素敵でした。コラボしているのだそうな。

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思わずじっくり見入ってしまうでしょう?

御本人在廊の時にと日程を待っていたらその日に用事があり、結局行けずに今日までいたので夫を誘って二人で行ってきた次第。慶二郎さんはいなかったけれど、お母様にお話を伺うことが出来て、そのお話がまた興味そそられました。

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絵を描く時、全体を描くのではなく、部分を描いて色を付け、また部分を描いて色を付けパズルのように描いて仕上げていくのだそうな。この桜も枝先を描いた時はまだ葉っぱが出ていなかったのに、枝元を描いた5日目はすっかり葉桜になっていたそうで、そうやってよく見ると一枚の絵なのに桜の時間が少しずつ経過してるw

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農作業の合間に一日で描き上げることもあれば5日かかることもあるとかですが、描くのが早くてすごい量なので、この展覧会もどんどん絵を取り替えていったとか。

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いやあ、全部が全部素晴らしかったです。
絵を描くのが本当に楽しいんだろうなあって伝わってくる絵で、ずっと見ていたくなる絵でした。

見に来られて良かったぁ。



# by africaj | 2023-08-30 22:06 | 本と映画と美術展と演劇と | Comments(0)
今年はこちらも暑かったです。

と言ってもクーラーなし、扇風機で過ごせたし、夕方になるとよく夕立ちが降って涼しくなった。
懐かしい、昔の日本の夏を思い出す、八ヶ岳の今年の夏でした。

去年もそばの花が早いなと思ったけれど、今年はそれより早く8月10日くらいから花が咲き始めました。
今は満開。

そばの花が満開 そして 友人がまた引っ越してきそう。_d0180447_14163499.jpg


八ヶ岳からゆるい傾斜なので、真っ白な花と濃い緑な茎のグラデーションがとてもきれい。

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錆びたトラクターなのに、白い花畑にぽつんとあるとなんだか絵になるー。

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反対側は南アルプスの霊峰甲斐駒ヶ岳に夕日が差してます。もうすぐ赤く焼けるかな。

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まだ日中の日差しは熱いですが、立秋過ぎてから夕暮れは秋の風。
赤とんぼが大挙して飛んでいて羽が陽に当たってはキラキラ。



今年移住して3年目の我が家の周りに、引っ越してきたいと言う友人がついに4組目になって、びっくり。
八ヶ岳以外の地が、夏がこれほど暑かったから?

ひと組目はついに家が建ち、この夏は家具を入れて家を整えてました。どうせ別荘だからと、我らの忠告を聞かず冬の暖房にあまりお金をかけなかった。春と秋だけ来るつもりなのかな?

2組目は今家を建ててるところ。我らと同じ永住組なので蓄熱式床暖を入れて冬の快適さをしっかり考えて。

ついに3組目が中古物件を探しに明日やってきます。老後甲斐駒ヶ岳を見ながら暮らすのが夢だったそうな。建てるのは面倒だからありものを探すとかで、冬温かい良い物件見つかりますように。

4組目は今検討中。

ブーフーウーの物語を読んでるような気分で、友人たちのそれぞれの考え方とお家を見守っています。

一年の半分は冬なので、夏が涼しいのはありがたいけれど、冬をどう暖かく過ごせる家かどうか。
電気代が上がった今、電気ヒーターが主暖房だというこちらに住む友人は、冬は八ヶ岳から逃げ出し、他の季節に戻ってくるような暮らしに切り替えようかと言っているほど。
夏はクーラー代は要らないけれど、冬にどれだけ薪と灯油でエネルギー効率良く過ごせるかが、一番大事なポイントになります。
素敵に改築されているけれど、暖房のことが二の次の設計だったおうちの友人は、薪ばかり食って部屋は全く温まらず、ガスヒーターも併用しながら、床下の寒さが身にしみて体を悪くしてしまった。老後を夢見て全財産を投資して改築したせいで、もう引き返すことが出来ない状況。
そんな人も見ているので、美しい自然、涼しい夏は過ごせるけれど、半年ある冬のことを忘れないで欲しいと思う今日このごろ。

とはいえ、昔、老後は「老人ホーム」を建てて友人たちと楽しく暮らしたい、、、なんて言ってた夫なので、


2015年に記事にしてるw

図らずしてどんどん各地から友人たちが集まってきていて、ちょっと楽しい我らです♪


# by africaj | 2023-08-28 15:11 | 八ヶ岳ライフ | Comments(0)
屋根が完成する前に、ルーフトップ・デッキが完成してしまいました。
石葺きが完成するのは、、、12月頭までコツコツ頑張ってから完成が見えてくるかな?
それでも、これから秋冬春と、星空を眺めたり、日向ぼっこするには最高の場所です♡

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あんなところにデッキ♪

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お~眺めいい~♪

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デッキにリクライニングチェアを置くもよし、そのまま座って足ブラブラも良し。
マット持ってゴロゴロもいいな。

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森に埋もれて暮らす家ですが、てっぺんで空を楽しめる場所ができました~。
見下ろすと一面に鉄平石屋根ってのに、はやく、はやくしたい!
自分が頑張るしかない。
頑張ります。。。

# by africaj | 2023-08-27 17:11 | 森の家作り | Comments(0)

柴漬け。

今年は赤紫蘇から育てて柴漬けを漬けることにしました。
ここらでは赤紫蘇が育ってくるのが7月後半。
梅を赤く染めるには遅いけど、暑くないと美味しくならない柴漬けを漬けるにはグッドタイミング♪

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去年頂いた赤紫蘇の種を蒔いて、ようやく育ったのが左の平たい葉っぱ。
畑に種を蒔いたあと、森に赤紫蘇が自生していることを、共同で畑をやっている友人が発見して、自生赤紫蘇の小さな苗を移植したのが、ちりめんに葉が縮れた柔らかな葉の、右の赤紫蘇。
森に赤紫蘇が自生してるってすごいでしょ?

こんな風に育てて初めて知る、赤紫蘇の種類違い。
検索すると、自生種のちりめん紫蘇の方が香りが高いそうな。
まだまだ知らないことばかり。毎日学んでばかりだなー。

今回は、お茄子の種類違い、冷凍赤紫蘇でうまく漬かるかどうか、少量で漬けるなどの実験もしたくて、いくつかの樽で仕込みました。

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漬ける量も大事。
使うナスの種類の大事さ。
赤紫蘇の考察ができたのも良かった。

漬かってから毎日のように、夕食はおかずを先に食べて最後は柴漬けのお茶漬けで〆。最高♪

関西人なので、柴漬けが子供の頃から大好きなのだけれど、気がつくと美味しく思えなくなって柴漬け離れしてました。ある時、きちんと作られた柴漬けを食べたら、昔食べていた味!
今の売ってる柴漬けって、塩だけで発酵させて作ってるところが少なく、調味液で作っちゃうんだそうな。だからか。

畑があって色々な野菜を楽しめる恵まれた環境にあるので、季節ごとに作る自分の好きなお漬物や保存食を決めて年間通して季節の移ろいを感じられるようにしていきたいのです。

さて、今年目論んでいるのは野沢温泉近辺まで野沢菜漬けの勉強に行きたいのだけれど。
ネットで出ているのはほぼ調味液漬け。
昔ながらの塩漬け発酵を教えてくれるところはないものか。


# by africaj | 2023-08-26 17:36 | 森の暮らし | Comments(0)

ついに、都会から田舎へ引っ越してきました!皆で家を建てたら、森暮らしの始まりです♪


by africaj