前半は東京、後半は我が家にいますが、今週はたくさん友人と会って色々な思考をもらいました。

ある日は、朝11時待ち合わせでスーパー銭湯に6時間もいたんですよw
「よもぎ蒸し」なるものを初めて体験しました~。
干し草のような香りが心地よくて
お風呂&サウナの後だったので、汗が吹き出て気持ちよかったなあ。
で、デトックス効果で終了後に溜まった汗が濁るとのことでしたが、私、全く透明。
「出にくいのか、身体がきれいなのか、ですね」って言われたの、それ全然診断になってない気が・・(苦笑)
お昼食べて、温泉1時間、よもぎ蒸し体験して、岩盤浴2時間くらいして、お風呂入って、ビール飲んだ日。
久々の友人とは、お風呂で近況報告しあう文字通り「裸の付き合い」が素直になれて好き☆
肉親を見送ったばかりの彼女と話していると、自分と親との関係も考えます。
親子でも幸せな関係と幸せとはいえない関係、皆様々。そしてもう乗り越え始めている年齢。

ある夜ベトナム料理屋で待ち合わせたのは、25年ほど前よく遊んだ会社の同僚、今もとても近い友人と、久々に会った友人と。
定年を意識する年齢までになると、若かりし当時を知る人々の会社人生にだいたい結論が出ているわけで。
仕事しはじめの20代では想像つかなかった「今」、四半世紀を経ると全てがある種の物語のよう。
すでに会社で中核を担う友人達の頼もしさも、嬉しい。
「中年」の時期って、自分の見てきた世界が、ミステリーに例えるとだんだん種明かし始まる後半って感じです。
私、面白い年齢まで来たんだなあ。

遊んでばっかりに見えますがw
障子の張替えとか片付けとか、家仕事もちゃんと頑張りましたよー。

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全長30cmくらいだった観葉植物の「幸福の木」、
これなんて40年でヤシの木みたいになっていて(汗)天井に着いちゃうほど。
売られていた時の直径20㎝しかない鉢のままが可哀想なので、とりあえず植え替えを。
これ、剪定して2つか3つに背を詰めれば良いのですってね。
生育旺盛になる5月~9月に枝を切って、傷口殺菌剤で切り口を保護し、
発根させて木を分けることができるそうなので、来年にチャレンジしてみます☆


戻った関西で、友人とおしゃべりした昨日。
やはり人間50年近く生きると、「子供時代から今」までの色んな情報で推理できるので、
昨日も深く面白かったです。
その中で印象に残ったのが、心理学を学んだ友人の言ったこの言葉。

「人間って、愛情が、例えば器に水が並々と注がれて溢れるくらいになって、初めて同じように他の人に分けてあげられるんだって。
つまり愛情が足りないと、他の人に愛情を分けてあげられないの」

いっぱい身の内に取り込んでようやく外に表現しだす。
才能とか、色んなことがそうよねって言ったら、
「でも、愛情だけは誰かに注がれない限り、自分じゃどうにもならないのよ」と。

切ない言葉でした。。。
親には出来て子供本人にはどうにもならないこと。
子供を育てる時に、知っておきたい大事なことかもしれないですよね。

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東京滞在から昨日までで読み上げた、この本。
ナチス・ドイツもの3冊目。
皆川博子を薦められたので、どの系統の人かも知らずに読み始めた700ページ弱の本。
わけも分からず読んだわりに、流れる文章、一度も興味を途切らせず読み手を引きずっていくwストーリーテラーで、
さらに最後、この本ってミステリーだったのかと気付かされてからは前のめり。夜更かしで読了。
須賀しのぶから始まったナチスドイツもの、彼女がジェットコースターストーリーと言われるのに対して、
皆川博子は興味を常に刺激しながら安定した上向きエスカレーターって感じでしたw
「神の棘」「また、桜の国で」「死の泉」3冊読むと、
二枚舌で巧みに他の国を踏み台に逃げ切り勝ち残るイギリス、資源に富むアメリカの節操のなさ。
持てる国達に暴走するまで追い詰められた資源ないドイツと、日本は似ているとよく言われるけれど、
国際関係で捨て駒に見なされた「武器も資源も持たない」ポーランドの辿った悲惨な歩みも、
日本は排除しきれていないわけで冷や汗。
今週選挙だから余計に考えさせられたかも、です。


p.s.
亀さん、面白かったから続きに進むよー。
次、「海賊女王」ね。



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by africaj | 2017-10-21 18:26 | 家族との時間・友達との時間 | Comments(2)

雨上がりのお散歩

今週は詰め込みすぎましたw
スケジュール表に分刻みでやること書いて、殺人的スケジュールでこなしていきます。
それでも昔ほど体力がなくなったのを感じます。
気力の源は体力だなとつくづく。
年明けにも同じ気持ちになって、週2回の裏山散歩!を思ったのに、寒いからもうちょっとしてから~
ってうちに、暑くなって歩けなくなって、結局前半は両手で足りるほどしか歩けてません。
スケジュール表を新たにしたと同時に、懲りずに週2回の6時起き山歩き!を目指します。はい。

山が冬になる様子を目撃するのはきっと楽しい♪

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雨上がりで空気も洗われて澄んでます~♪

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あ、もうどんぐりがこんなに大きくなってるんだね。

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雫いっぱいでキラキラ。
きのこはないのかなあと探して歩いたのですが、うーんない。まだ初心者。

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野山は第二山菜期だそうで、蕨もコゴミも出てきてるそうな。
ここらへんは植林山で、あまりお楽しみが少ないのが残念なのですが、
シダ仲間のくるくる新芽、み~っけ♪
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大汗かいたら、身体がスッキリ足取りが一気に軽くなりました。
身体が軽くなると、今日のやる気が出てきましたよ~。やっぱりこれだな。
とりあえず来週も最低でも1回、できれば2回歩こう!!


で、午前午後と走り回ってたのですが、早めに夕食を食べ終わって洗い物して、お風呂に入って、
夜8時半から読書態勢で挑んだ「神の棘」。
結局金曜夜だしって3時過ぎまで夜更かししちゃって、読み終えました~。ああ最後は没頭の幸せな7時間♡
舞台はナチス・ドイツ台頭始めたドイツ。
学生時代の親友が再び出会った時は、1人はナチスが弾圧したキリスト教の司教を目指し、
片方はナチスのSS将校として生きていた。
一言で言うと大人版「あらしのよるに」かなw(←狼と羊が暗い洞窟で互いが敵対関係と知らないで友情はぐくんじゃう、あの絵本ね)
ナチス支配下から戦後までのドイツに何があったか、史実が克明に物語に取り込まれながら
数奇な二人の生き様を描きながら、お話は推理小説なわけなので最後は謎解きできちんと落とし込まれて終わった真夜中。

去年、息子は大学プロジェクトの研修でアウシュビッツとハダマー精神病院の見学に行ったこともあって、
ナチス・ドイツはなんだったのかをよく考えた去年今年な我が家。
先日、噂にはあった日本軍の731部隊のハバロフスク裁判の音声記録についてNHKが特集していて、
日本もドイツもやっていたことは同じで、人間的にも状況的にも似てることを痛感したのですが。
ゲシュタポのやってきたことを、終戦後ドイツを占領したアメリカ軍がドイツ民間人に全く同じことをしていたのを知りました。
戦後、戦勝国の好きなように塗り替えられたプロパガンダの中で育ってきたので、
どうしてもアメリカ格好いい、世界の正義って見てしまう自分と、史実と向き合って真実と向き合おうとする自分の間を
行ったり来たりさせてくれる本でもありました。

すごいのは、「激動の時代」が作家によって完全に消化された形でうまく推理小説の中のいち背景になっていて、
説教臭さがまったくないので、読んでる私は消化不良になることも、戦争への拒否感を抱くこともなく、
ただその時代の中で紡ぎ出される謎かけと謎解きのエンターテイメントに目が離せずっ。
はああ、一気に読んでしまいました~。
ほんと、面白かった。中だるみもなかった。
そして知らぬ間にすごく勉強になった感。

なんにしろ、「あらしのよるに」の設定、嵐を逃げて暗い洞窟で一夜を過ごす狼と羊の友情、
すべては設定の勝利なように、これは相反する道を歩いている親友との再会からの謎解きとしては
ナチス・ドイツって設定だからエンターテイメント性が高くなったんだなあと、感心しきりの面白さでしたよー。

よし、須賀しのぶさんの次の作品いってみよー

p.s.
あ、亀さん、解説に書いてあったよ。
合わせて皆川博子の「死の泉」を読めってw
次に読むのはやはりこれでしょーか?ご指南よろしく。



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by africaj | 2017-09-09 11:03 | お散歩の風景 | Comments(5)

金曜の夜更かし。

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先週頭に読み始めたこの本、須賀しのぶさんの「革命前夜」。
初っ端から、言葉の上手さにドキドキ。
通り一遍じゃない言葉選びで書かれた一文一文に
まだ最初の1ページ2ページと読み進んだだけなのに超スピードで本の世界に引き込まれました。
うわ、この人好きかも。
と、親友になれそうって人物と出会った時のおっかなびっくり自分との相性を探り出す感覚に似た風で
胸いっぱいの期待と共に読み始めてしまいました。
こういう期待を持ってしまう時ほど、そうではなかった時のがっかり度もすごいので不安になるのです。

作者が自分の文章に酔ってるような、無駄に華美な文があると興ざめしてしまうし、
状況説明をやたらしたあと、取ってつけたような無駄な会話が入っているのもがっかりだし、
歴史ものは知識に底の浅さが透けて見えると興ざめするし、
ミステリーの風呂敷を広げるのが上手で後半ギリギリまで引っ張って、最後に魔法や超能力で解決されるのも
読後しばらくムカっ腹。
どうも漫画タッチで内容がスカスカしてると、マンガでは読みたいけど、本では許せなかったりで。
結局のところ、ほどほど「良かったな」と思える方が途中で本をぶん投げたくなることもなく読了できて、
本も映画もそのくらいを「良し」としている今日この頃。

結論を先に言うと、
読み進めるうちに好き度がどんどん上がって、最後の1ページに集約されて終わるすごい構成に
読後のぼせてしまってしばらく眠ることもできませんでした。
そして翌日、前作の「神の棘」をポチっていたというw

ってこんな感情過多なこと書くと、かえって読みたくなくなる人もいるかもしれないけれどw
いいのです。アフェリもやってない、私のblogでの個人的感想文だから(笑)


タイトルの「革命」がさしているのは、ベルリンの壁崩壊のこと。
始まりは、昭和天皇ご崩御で「平成」になったところからでした。

主人公は日本ではそれなりに賞歴のあるピアニストの若者で、バッハを求めて
ベルリンの壁で閉ざされていた東ドイツに留学する・・・
ところからのお話。
東ドイツの音楽学校に集まる音楽家達とのクラシック切磋琢磨の場面もなかなかにわくわく。
天才も出てくる。
その天才っぷりがどれほどすごいのか知りたくて、いちいちyoutubeで探しては
こんな曲かと流しながら読んでいたので、時間がかかるかかるw
音楽家たちの弾き方や曲の分析、思いの片鱗に触れられて楽しくて♪
でも、あまりクラシックの凄さを知らないので、
型破りだけど人を惹きつける即興性の高い演奏ってどんなだろうかと、自分の乏しい記憶から一生懸命想像したり。
例えばクラシックじゃないから重みに差がありますが、
即興で神がかるというと、キース・ジャレットの伝説のケルン・コンサートみたいな?あんな空気?
(クラシックでこの演奏がすごいから聞いてというのがあったら、教えてほしいです)

生活に慣れて来るとともに、徐々にわかってくる「その国の闇」を、
自由を脅かされたことなく育った平和ボケでお人好し日本人、自分も含め読み手が感覚を共有できる主人公が
必死で理解しようとするのだけど、それでもわからない。
彼の一般的日本人の思考回路と同じ私も、彼のわからなさが完全にわかるw
自分ならこうするけどな、バカだなってところが全くなくシンクロして「闇」にカモにされ、
誰を信じれば良いのかわからなくなり、一緒に歴史のうねりに翻弄されてしまいました。
心理描写が素晴らしく、フィクションとは思えない物語構成に舌を巻き、ある意味推理小説の面もあるのか。

初日は50ページ、翌日はyoutubeで音楽を聞きながら30ページ・・・と
ゆっくり読み進んでいたのですが、金曜日はもう抑えが効かず
後半200ページ一気に読まずにはいられなかったです。
土曜日はゆっくりだから翌日読めばいいのにとか、
夜中2時以降すぎると翌日使い物にならない自分なのにとか理性が何度も止めたけど、没頭(苦笑)
激流に翻弄され押し流されつつ浮かぶ一本の藁みたいな主人公と一緒に流されてしまいました。
滝もあった岩場もあった、淀み、濁流、でもちゃんと海に出た。そんな気分。。。もう空が白んでましたw

は~・・・もう一度読み返したいw(しかし息子に奪われる)


ということで、腑抜けのまま体が重く頭の回らない土曜日。

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お昼にパパが作ってくれたトマト入りボンゴレです。

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相変わらず、パパのボンゴレは美味しいなあ。
なぜか私が作るより美味しいのです。なんでだろう?

土曜日は「africaさんのお休みの日」宣言しているので、上げ膳据え膳大手を振ってしてもらえます。
午前中からゆっくり読めば、こんな二日酔いの朝みたいな土曜日を過ごさなくてもよかったものを・・・バカ。
ああでも余韻が長くて、まだ心にモノクロの文字がぎゅうぎゅう詰まってほんのり熱を発してる幸せ。
夜更かし含め、子供の頃はよくあった、すっかり懐かしい久しぶりの感覚です。



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by africaj | 2017-06-18 11:52 | 本と映画と美術展と演劇と | Comments(4)