「東方美人茶」という台湾でしか収穫できない貴重で素敵な味わいのお茶について学んだことも、
台湾で忘れられない時間。

d0180447_22355885.jpg

マスカットのような甘い優美な香りと甘みがする、台湾だけしかないお茶。
そう言われてもピンとこない。
甘茶の一種だろうかと想像しつつ、お茶が入るのをじっと待ちました。

d0180447_22361391.jpg

白、黄、紅、褐色、緑の茶葉が混じり合うことから五色茶とも呼ばれるとか。
白い産毛を持つ葉が混ざっているので、白毫烏龍茶との異名も持つ。

茶葉の香りを嗅ぐと、確かにふんわりと甘みのある芳醇な香る。

d0180447_22360795.jpg

お湯は85度。
湯を入れたらきっちり17秒で1煎目をいただく。

d0180447_22363208.jpg

え!?
甘っ!(驚)
ほとんどお茶の味がしない湯が、蜂蜜を入れたように優しく甘い。

何か入っているの?
と尋ねると、「いいえ。お茶の葉だけです。」と。

2煎目で湯を入れて17秒で湯呑みにつぐ。少しお茶の味とサラリと残る甘さ。
3煎目も湯を入れて20秒。さらにお茶の優しい味わいとそして、後味の甘み。

d0180447_22363835.jpg

4煎目で20秒、5煎目で25秒、6煎目は25秒置いて茶碗に注ぐ。
どんどん烏龍茶の味わいは深まり、甘みは後退すれどまだ後口が甘い。

d0180447_22364302.jpg

7煎目は30秒かけて。
お茶の味もやや薄らいだので終わり。
どんどん味の変わるお茶がとっても興味深くてびっくりしました♡

d0180447_22362418.jpg

この甘みと香りの秘密は、6月始め頃に大発生するこの虫「ウンカ」のお陰なのですって。
新芽を食い荒らすウンカの害を受けると、色悪く苦いお茶になるので、
日本では農薬散布かウンカ発生の前に摘み取るのだとか。

台湾でも、長らくウンカにひと度食べられた葉は捨ててきたのだけれど、
1900年代頭に、台湾ではウンカ大発生でお茶が不作になっちゃった為、苦肉の策でウンカに齧られた葉をお茶にしたら、
驚きの香りと味のお茶になった・・・と。
そのお茶は高値で買い取られて、英国王室の献上茶になったわけ。
そして、エリザベス女王によって「オリエントビューティー」と名付けられたというサクセスストーリー。

ウンカから身を守ろうと、茶葉がポリフェノールを作り出すのに、ウンカの唾液中の酵素が反応して
新たな香りを作り出すのですって!

2015年ものは最高の出来栄えで高値がついてるって、ワインのようなお話♪
これは私の大事な2015年ものです・・・って香りを嗅がせてくれたのですが、
私達の飲んだ2017年ものの20倍ほど素晴らしい香りでびっくりしてしまいました(お値段聞いてさらにびっくりw)

興味深かったことがもう一つ。
このお茶は一年二年と寝かせると、より美味しく香り高くなっていくのですって。不思議。
缶に入れて常温で。

☆でも、昨今はベトナムで安く作った茶葉に人工フレーバーを添加した粗悪品が出回ってるので要注意。
 そういうのは、7煎も楽しめないそうです。

d0180447_22364914.jpg

飲み終わった茶葉、みんな見事にトップリーフだけ。
丁寧に手積みされたんだなあ♡

d0180447_22365558.jpg

雨やどりで入ったお茶屋さん。
止む気配ないざんざん雨音聞きながら、お茶の話ずーっと聞いて味わってました。
知らなかったこといっぱい。
そして台湾の人達の熱い思いが可愛くて(湯を入れてからの秒数にめっちゃ煩いんだものw)、楽しいひと時♪
駆け足でいきそうな旅の時間を止めてくれる雨も、たまには良いものですね。


[PR]
# by africaj | 2017-11-18 16:54 | おでかけ台湾・2017 | Comments(1)

行って来たのは台湾でした。
往復チケット3人で7万円に惹かれて3泊4日の旅♪
メインblogと旅blogが記事が被る昨今、旅blogに旅行記書く気が起きぬパターンなので、
こちらではテーマを絞って。

息子への誕生日プレゼントには、「夜市で好きなもの好きなだけご馳走してあげよう」ってもので(←安いw)
私へは、「小籠包食べ比べに文句言わずに付き合う」ってものでした(笑)

d0180447_10072762.jpg

有名な「鼎泰豊」の本店に直行。
日本だと6個908円ですが、台湾だと10個800円弱くらいでしょうか?
小さいって有名なのに、一個あたりが高すぎて、その上「台湾で食べるほうが美味しい」という噂もあったので、
いつか台湾に行くのをじーっと我慢しての、初「鼎泰豊」。

ちなみに、私の小籠包の記憶は発祥の地・上海での「南翔小龍包」。
超絶薄皮の「鼎泰豊」が今やすっかり有名なので、食べてみたかったー!

有名過ぎて待ち時間1時間(汗)
運ばれてくる間に可愛いお姉さんが酢醤油&生姜を作ってくれる、至れり尽くせり過ぎるサービス。

d0180447_10073966.jpg

運ばれてきました!
これが噂の「薄すぎるほど薄い皮♪」

パクリっ。

・・・?
正直言うと、期待ハズレで衝撃を受けたと言いましょうか。
薄い皮は小麦の味がしないのと、きゅっとした上の方にまだ蒸気が通ってなくて固く紙のよう。
火傷しそうなのを上手に食べなきゃ!ってほど熱くないのが、ぬるいラーメン出された気分。
けして不味いわけではないんですが、
総合的に「台湾すごい~♡」って驚きがないというか、期待してたほどじゃなくて残念。

d0180447_10074837.jpg

厨房のひしめき方には驚いたw

前に映像を見た時はひと蒸籠ずつ丁寧に蒸してました。
鼎泰豊は皮5gに餡16g詰めることを計量、皮伸ばし、包みを3人の職人が瞬時にやっていくのですが。
今はこれだけの人数が作っても、押し寄せる客がさばききれなくて、重ねて蒸してるんじゃないだろうか。
薄い皮ほど蒸籠の上下の時間差が仕上がり差になるから、上の蒸籠は蒸し時間が足りなくなるのです。
私も、鼎泰豊の配合で包めるんですが(時間かかるけどw)これだけ皮を薄く伸ばして包むと、
下の蒸籠が美味しい蒸し時間(4分)だと、上の蒸籠はやや蒸しが足りなくなる。
上の蒸籠に合わせると(4分半)、下の蒸籠に破れが出てくる。
自分で作っていてそこが悩みどころで、私は結局、蒸し時間を待っても1つずつ蒸す方法を取ることにしてるのですが。

ちなみに、鼎泰豊の具と皮の配合を研究してた時の記事。
皮の量の少なさと具の量の多さを写真で見せてますので、ご興味ある方はどうぞ。


きちんと蒸されたものは多分美味しいんだろうなと思いつつも、こうなってはもう再訪はしないと思われます。
10年前くらいに食べに来るべきだったなー・・・☆


台湾小籠包の実力、こんなものじゃないはずと信じてるので、
美味しい小籠包、出会って帰りたい。

d0180447_10075866.jpg

換金で訪れた銀行のお姉さんが紹介してくれた美味しい小籠包屋さん「蘇杭小籠包」。
特にヘチマと蝦の小籠包が美味しいと私も気になってた有名な所だったので、お昼を食べにGo♪

d0180447_10080899.jpg

何故かカルピスのコップw

d0180447_10082459.jpg

作ってる作ってる♪
日本語話せるお姉さんがすごく友好的で、気持ち良いお店でした。

d0180447_10084431.jpg

汁溜まりを作って包む、鼎泰豊より少し大きい小籠包8個400円強。
うん、ちゃんととっても美味しい♡
皮は薄くて張りがあります。

d0180447_10085274.jpg

ここ数年話題になってる「ヘチマと蝦の小籠包」8個800円弱。

d0180447_10090307.jpg

叩いたエビと名産地のとろけるヘチマが入ってます。
トランペットズッキーニ(普通のズッキーニよりあっさり)で代用しても美味しく作れそうでした。

d0180447_10091108.jpg

次に行ったのがこちら、NHKのBSで紹介されてた&友人Wにここのが一番美味しかったと薦められた「正好湯包」。
8個350円くらい。
おばさんがすごく優しくて、ここのお店のサービスが過剰でもなくそっけなくもなく、居心地良し。

d0180447_10094069.jpg

あ、ここの皮は私が作る小籠包と同じタイプ。
小籠包の皮は加える水の温度で食感が変わってくるんです。
つまり餃子で説明すると、水餃子の皮は水、焼き餃子の皮は湯で捏ねることで、薄さ食感を変えるのと同じです。

色々作った結果、ここのような皮が好きなんです私。
そして、美味しくて満足♪

d0180447_10095512.jpg

最後に訪れたのは、地元民一押し&台湾留学してた友人Nのお勧め「明月湯包」。
スープの量がすごく多いって有名なとこ。

d0180447_10100108.jpg

カニ味噌入り小籠包8個1000円弱。
お・い・し~♪
ここのも私の作る小籠包と同じモチモチタイプの皮です♡

d0180447_10100915.jpg

こちら、普通の小籠包8個500円弱。
うんうん、スープたっぷりで美味しい。
ママのと似てると男衆は言う。ありがと~私もそう思う(←大胆不敵w)

惜しむらくは、お運びのおばちゃん達の機嫌悪そうで横柄な仕草。
息子は、その雰囲気で美味しさ半減したらしいから。

個人的な感想を言うと、下手な中華屋の皮が分厚いのは論外として、小籠包って気取ったものにならず、
超は付かなくていいから嬉しくなる美味しさで、気さくに食べられて、懐が痛まない食べ物であって欲しい。
総合力で次も行くなら「正好湯包」かな。

薄皮にこだわりサービスを求める人は「鼎泰豊』が好きだろうし、好みは千差万別と思いますが。




[PR]
# by africaj | 2017-11-17 13:53 | おでかけ台湾・2017 | Comments(1)

静かに秋深まる森の中。

今週はぐっと秋の気配が近づいてきましたよね。

d0180447_22202373.jpg


森の中も、赤い色が増えました。

d0180447_22203496.jpg

きのこもニョキニョキ。

d0180447_22205966.jpg

紅葉にはまだもうちょっと。
七竃と桜の葉っぱだけもう真っ赤。

d0180447_22212241.jpg

枯れ葉の色もあったかいなあ。

d0180447_22214160.jpg

明るい色の花も咲いているけれど、秋の花はどこか儚く華奢ですね。

d0180447_22215317.jpg

良い土だなあ~とほれぼれw
これから山を歩く度に腐葉土を袋に詰めて庭に撒こうかなあ。

d0180447_22220853.jpg

春に砂糖で煮て食べた松ぼっくりが、こんな風に枯れた色して転がってる。時が流れてます。



d0180447_22224072.jpg

なんだか、岩肌に系譜を描いたよう。面白いな。

d0180447_22223065.jpg

あ!周辺の葉っぱが落ちてきたら、しばらく見失ってたネズミモチの実、あった♡
くまたろうさん、あったよー!
黒く熟すのを楽しみに待つことにします♪不老不死の丸薬作る気まんまんw



さて。
今週末、息子の誕生日。17歳になりました。
秋は3人家族の2人が次々誕生日を迎えるんですが、この後もクリスマスだ正月だってハレの日続きだからか、
自分のは忘れても必ず祝ってきた息子のまで「誕生日を祝う」っての、ついに飽きちゃってw
ケーキだプレゼントだご馳走だってんじゃなくて、今年は2人分一緒にして
ちょびっと旅をすることにしました。

ほんじゃ、

d0180447_22224761.jpg

またの更新まで。ちゃお。




[PR]
# by africaj | 2017-11-11 23:10 | お散歩の風景 | Comments(8)

大根の種まきをしたのは9月初旬。


今まではコーナンで買っていた土でしたが、勉強した通りに土を作り、腐葉土とミルフィーユ状態にして・・・

芽が出てくるのは順調。
ここまでは例年の畑での大根の成長と同じ感じ。


約一ヶ月で、地植えと土嚢袋栽培で差が出てきました。
あれれ?
トケイソウの根っこから出るアレロパシー(成長障害物質)を疑い、
マメ科の根っこのアレロパシーを疑い、かんがえられる問題を取り除いていったら~・・・

地植えの大根は息絶え絶えが少し復活。



さて2ヶ月経って・・・、
土嚢袋の大根はますます元気で、こんな感じ♪

d0180447_12152568.jpg

それでも、2つの土嚢袋で大きさにかなり差があるから不思議。
同じ条件、同じ土なのに。

d0180447_12153384.jpg

上から見たところ。
右の袋の大根が楽しみです。
左は最近やっと成長が追いついてきました。
大根は競争大好き植物なので、互いの葉が触れ合うようになると、「おれ、がんばろー」って
成長遅い子も頑張りだすと聞いて見てましたが、ほんとだー(笑)

d0180447_12154005.jpg

片や、地植えスペース。
復活はしたものの、亀のような成長ペース。
これ、土嚢袋の大根よりも早く種まきして、芽を出したというのにね。

原因は・・・
トケイソウ、落花生によるアレロパシー(成長障害物質)。
日当たり。
前の家の木が、我が家が引っ越してきてから9年で巨大に育って、マンションの3階の人の眺望も遮るほど。
夏はほどよく日を遮ってくれるし、緑も気持ちいい、洗濯物が乾かないほどではないので人間的に問題に感じたことは
なかったのですが、植物が育ちにくくなってるのを知りました。

それだけじゃない気がする。
もう一度土を掘ってみました。
よりたかW.S.で半年学んだ成果は、土の診断ができるようになったこと♪

d0180447_12154636.jpg

上の黒土は、コーナンで良い土を買ってきて乗せたから。
25cmほど下が砂利と粘土で冷たく固い、見るからに微生物のいないオリジナルの土。
去年までの私は、育てる部分の土が良ければいいと思ってたので、そこだけ良い土を移植したんです。

でも、水はけが変だったし、土の温度を冷やすし、
夏野菜で茄子が途中から実をつけなくなった理由は、きっと成長始めた野菜の根が下の土に到達して、
酸素も栄養もなくなって苦しんじゃったのだなあ。


よりたかさんに話を聞いたところ、マンションの植込みが一番厄介なんですって。
「土」の中で一番どうでもいい「土砂」を入れてる場合が多いそうで、
野菜がきちんと育つようになるまで、とにかく途切れさせず野菜の種を播きながら、微生物を育てるしかないとのこと。

「農地」ではない場所で野菜を育てるって、
「先住植物との共存問題」「日照時間」「土の微生物」色々な問題があるのだなあとつくづく発見。
ま、農業が仕事じゃないから言えることですが、障害もひっくるめて「なるほど~」の連続で面白いですw

地植えスペースは、
12月は、よりたかW.S.で習ったことを実験してみます。
まずはちゃんと40cm深さまで掘って、
イオンが通るようもみ殻くん炭入れて~、空気が入って微生物が育つように藁や灰や米ぬか入れて。
トケイソウは撤去して。

来年これで育て直したら、今年と違いが出るでしょうか?
まだまだテラス畑の実験は続きますよーw


[PR]
# by africaj | 2017-11-10 13:13 | お庭菜園プロジェクト♪ | Comments(4)

9月に陶芸体験してきた、あの皿はどうなった?なんて覚えている人はいるでしょうか。
こうなりました。

d0180447_14302728.jpg


あれ?案外悪くないではないか。

d0180447_14303672.jpg

できるだけマットな二種類の釉薬を指定してみました。
へー、煮物とかを盛ってもいいかも。
食卓で使ってやってもいいか。

今まで何度も陶芸の里とかの陶芸体験をしては、焼き上がりを受け取って、そっと捨てる経験ばかりだったので、
あまり期待もしてませんでしたが。
観光地の陶芸体験って、釉薬の指定がほとんどできなないからかなあ。
今回は、30種類くらいの中から選べたので嬉しい焼き上がり。


余った土で作った、
d0180447_14304610.jpg

この子達も、ふふふ。悪くない。
息子の作る粘土の猫に似てると姉に言われました。
そりゃあ、幼稚園入る前から私とずっと粘土で遊んできた彼だから、すっかり私の猫が彼の猫。
思春期で母卒業ですが、猫は受け継がれておりますw

d0180447_14310481.jpg

植木鉢の下でこんな風に活躍してもらおうかと♪
ダンゴムシやナメクジが潜り込まないよう、鉢穴から通気を良くするよう。

ところで、焼き魚を置く長方形の皿が欲しくて体験しに行ったのに、なんで器を作ってしまったんだろう私(謎)
長方形の皿を焼きにまた行くべきか。んー。


d0180447_14311658.jpg

久しぶりに焼いたフロランタン。
プレゼント用にと、切ってラッピングしてたら、男衆が指をくわえてジーっと見る。
半端モンを囲んでみんなでお茶にしました。
んー美味しい。
こんなにみんなが好きなら、我が家用に今夜でもまた焼こうか。

ボウルでちゃちゃっとできるレシピをお友達が教えてくれて、すっかり我が家に定着したレシピ。


ずっと気に入ってるよ。ありがと♡
blogで知り合った友人、もうblogを書いていないので疎遠になってますが、
フロランタンを作る度に彼女を思い出します。
彼女は私のガスパチョを作ってくれていると言っていました。
ここでも受け継がれております。私のことも思い出してくれてるかな。


[PR]
# by africaj | 2017-11-09 15:43 | わたしの時間 | Comments(6)