カテゴリ:息子のはなし( 119 )

広島から帰宅した日、息子は早朝7時からシフトで映画館のバイトに行ってました。

朝7時から映画館が開いてるのか!?と驚いたら、準備時間入ってて、映画は9時から始まるのですって。
7時に間に合うように、彼は5時前に起きて5時50分に家を出とります。
頑張ってます。

先日記事に書いた交通費問題も、ある日
「僕は遠いので交通費がかかるのですが、バイトの日以外に用事がある時の交通費は出ないんでしょうか?」と
自分でちゃんと上司に相談に行ったんですって。
これは嬉しかったな。交通費は出ないって言われたそうだけどw
この子は、とりあえずブラック企業で言うべきことも言えず体を壊すようなことはないなと。
一応バイト同士のLINEがあることを教えてもらって、そこで融通しあえるとわかったらしいです。


書くの面倒で端折りますが、7月頭から採用のはずが、
向こうの色々な手違いで、7月最後の2日間からようやくアルバイトをスタートできた息子。
本当は7月に仕事覚えて、8月夏休み&お盆の時は使えるようになってるはずが、
仕事不慣れな新人のままお盆に突入となり。
へろへろ~

アルバイトの最古参みたいな人が、腕組みして
「アルバイトたくさんいる中でも、使える度ABCDEFってランクある中でな、お前はFランクや!
まあ、お客様に迷惑かけてないからなんとかなってるけどな。がんばれや」
って言われちゃったあ、えへへって(苦笑)

へー、あっけらかんとそんなこと言ってくれるって、
いい職場ねって言ったら、うんってwありがたいもんです。
あまりの使えなさに「バカほど可愛い」になったのか。最年少で救われた~と母は密かにホっ(苦笑)


何度も書いてますが、脳の指令回路が手とつながってないんじゃないか?と言われるほど書くのが苦手な息子。
「一度しか言わないからきっちりメモしとけよ!」
「はい!」
カキカキカキ・・・
「すみません、もう一度・・・」
「なんだ、もう一度だけだぞ」
カキカキカキカキ・・・
「すみません、もう一度・・・」
「おい、あと一度だけだぞ」
カキカキカキカキカキカキ~
「すみません、もう一度・・・」
相手が笑いだしちゃう(苦笑)んだとか。

もしくは、「一度しか言わないからきっちりメモしとけよ!」
「はい!(キリッ)」
「・・・くーま、書き終えたか?」
カキカキカキ・・・
「・・・まだか?」
カキカキカキ・・・
「・・・まだか?」
「はい!もうちょっとです(キリッ)」
カキカキカキカキカキ・・・
「・・・早くしろよおお」ってこともあるとかで(汗)

もしくは、
「まだか?早くしろ!」
「はい!」
ってめっちゃ早く書いたら、
あとで見返して「これじゃ何書いてるか自分でもわかんねーじゃねーか!」ってメモを捨てることになる。
3パターンらしい。

ああ聞いてて顔を覆いたくなるほどの「使えなすぎる新人」(冷汗)

尋常じゃない入場者のお盆で、そんな新人に教育やって発狂しないアルバイトの先輩エラいっ(感謝)
苦手なら、ボイスレコーダー持ってったら?
って言ったら、そういうの持ち出せる雰囲気じゃないらしく、覚えちゃえば書く必要なくなるから別にいいって。
本人なりに必死で頑張ってるのかな。頑張れ~。

新人研修が「ジュウイチ時からある」と電話で伝えられて、
アルバイトじゃないけどそれを受けるためだけに行って、「17時」を聞き間違えた事を知って泣きそうにもなってました。
一旦帰ってから夕方出直しでまた交通費自腹になったから。
今度からは絶対時間を復唱する事を誓ってましたよ。
痛い思いすると、覚えますよね。

映画館のアルバイトって、分刻みで館の入場者入れ替えと合間の掃除をするので、
初日、腕時計を忘れて大変な思いをしたんだそうで、
それ以来ね、前夜から靴の中に腕時計と携帯突っ込んで準備してたの。
学校へは何度言っても忘れ物しない努力なんてしなかったヤツがw
甘えが効かないってちゃんとわかってたことに、ほっとしました。
「学校」はやる気起きなかった息子ですが、「社会」では必死になってるんだなあ。


とりあえず
バイトも続いており、日々たくさんのことを学んで人間的に成長してます。
「最年少」という肩書きに救われる年齢、可愛げあるうちにバイト始められたのもよかった☆



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by africaj | 2017-08-29 17:36 | 息子のはなし | Comments(4)

去年から始まった炭焼きプロジェクト、
ある大学が日本の義務教育システムに馴染めない子達を集めて始めたプロジェクトの一つでして。
教育に選択肢のない日本で、たぶんこれは新しい試みの教育実験のようです。

小学校時代は体験主義のフリースクールから公立の中学にシフトした息子ですが、
中2ですっかり覇気なく幽霊のように通学してるのを見て、カウンセリングに連れて行ったら、
ずーっと飲み込んできた言葉を全部吐き出してちょっと元気になり、
自分のための勉強じゃなく、評価される為テストの為に勉強をする日々が無駄にしか思えなくて、我慢ならないこと、
フリースクールのような高校や大学はないだろうかという、彼の思いを聞いて、
まあとりあえず義務教育は、子供が学校行く義務じゃなく、親の方に子供に教育受けさせる義務だから
ゆっくり休めばいいさってことで、中3から不登校を始めた彼。
このプロジェクトならフリースクールの延長線上の勉強ができそうだってことで、
応募して運良く参加できることになりました。

この2年間も色々なことがあったわけですが。それは端折るとして。


この炭焼きプロジェクトだけをダイジェストにしてみると・・・、

「野生の馬を飼いならして拾い集めた枝を、自分たちが修復した壊れた炭窯で、炭を作り、
それで肉を焼く」
という、最初は夢いっぱいの触れ込みに皆が妄想を膨らませたものでしたw

野生の馬?日本にいるの?ってそのインパクトの方が強かった。
しかし本当に大変なのは馬より炭窯の修復の方だったということを、この一年で知りました。


最初の作業は馬を手なづけて飼いならすことと、炭を作る研究。
今思うと、一番お気楽で旅行気分な旅だったんだなあw



壊れた炭窯の痛み具合の調査、不要物の廃棄、職人さん立会いの元にどう修復するか見当を付けに。
大学側の思いとは裏腹に、お子ちゃま達のとほほな行動。
帰宅した息子の話を聞いて、私なら激怒してちゃぶ台ひっくり返すレベルだなと
冷静に対処する「教授」のすごさに感心したのですが・・・
後日、飛行機代の一部はお小遣い天引きのペナルティーでって言い渡されてましたw
10ヶ月お小遣いを止められて、今ようやくもらえるようになったわけですが、
この10ヶ月で責任感や危機感の芽生えは目を見張るものがあるので、
ペナルティは、たぶんボディブローのように効いたんでしょう(苦笑)

現地では、去年の夏、北海道にすごい台風が来て浸水し、
釜のある一帯が地形まで変わってしまったので、作業していた炭窯はやり直しどころか、
マイナスからのスタート。
かなり過酷な状況からとなるけれど、参加者は?と聞かれて手を挙げたのが息子だけだったので、
息子と大学のスタッフだけで作業を続けることになりました。


ー20度の世界で24日間、炭焼き職人さんについて、備長炭を焼く修行。
炭を焼く技術、炭を焼くための釜の構造を学ぶ旅でした。


そして、今回7月の4泊5日は、
修復する炭窯の天井を壊し、不要物の廃棄をしに行っていました。

今回は息子以外に参加する子が5人増えてました。
初参加で、去年の息子たちのように寝坊し続けて使いモノにならなかった子もいたとかw
そんなことを聞くと、去年の息子たちの話で頭を抱えたのが懐かしいほど、
今年の息子はしっかりしているのです(家では相変わらずクラゲのようなのに)。
どんなダメそうな子も成長するもんだなあと、感慨深いものがあります。


さて、今日一番書きたかったことを。

このプロジェクト、どうなっていくんだろうと思っていたら、
「これから修復にかかる当座の費用100万円を、まずみんなで稼ぐことになったんだ。
先生も含め10人として、頭割りすると一人10万円。
オレは映画館でのアルバイトのお金を当てようと思ってるんだ。」って!

でも、釜を作るのに必要な粘土はすごく高いらしくって、
今その費用を大学側で割り出してくれてるんだけど、今後もっとかかるお金を
「一人ひとりで働いて持ち寄るより、昆布漁の短期アルバイトや農作物の収穫アルバイトって
泊まり込みで季節労働がいっぱいあるから、10人でまとまって働いていっきにお金を作ることを
今考えているところなんだ」って!!


大学がプロジェクトに募集していた子どもたちは、「不登校であることが望ましい」なんて
不思議な基準で、ちょっと面白くて笑っちゃったのですが、
その後教授が言うことに「不登校の子たちじゃないと学校が忙しすぎて参加できないからね」って。
確かに、ひとたび学校に通い始めると、卒業するまで休みなしですもんね。
長期のこんなことの入り込む隙間はないわけで。

最初は、誰かの考えた企画にお金出してもらって参加する感じで、
ま、こんなものなのかなあと思ったし、
実際、
炭焼きプロジェクト以外にあった「東京を起点に日本の南端と北端に鈍行で行く旅」プロジェクトは、
親が心配するからとか、お金が下りないからとかの理由で、
一見風来坊に見えて「事前に移動時間と宿泊も決めてのガチガチでお金のかかる旅」で、
寝袋持って野宿しながら旅するつもりでいた息子が、憤慨して参加を止めて抗議したこともありました。
(そして勢い余って、一人で青春十八切符持って夏の旅に行ってしまったヤツ)

今子どもたちは、どうやって炭窯の修復費用を稼ぐかで話が盛り上がり、
自分たちで事業を起こしたらだどうだ、得意技を持ち寄って店を開こうかと
知恵を出し合っていて、とても楽しそう。
今年17才になる息子、
焼肉が食べられるまでにあと数年こんなことやってるんでしょうねえw

すごい展開になってきました。
面白いです。
そしてこの教育実験が結果を残したら、日本の教育体制も偏差値偏重主義から抜け出せるかもしれないな。


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しかし、口唇ヘルペスになって戻ってきました。
栄養不足、過労、ストレスなどから来るウィルス性の水疱。
我が家はガスパチョを作ると一気に2L。
のどが渇いた小腹がすいたらガスパチョって、冷蔵庫に冷やしてます。
たんと飲んで回復すんだぞー。




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by africaj | 2017-07-19 12:41 | 息子のはなし | Comments(6)

たった4本植えたトウモロコシに雄穂と雌穂が付きました♡

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アワノメイガが来る前に人工授粉して、雄穂は切ることにしてます。
受粉から3週間で収穫なので、7月最後の週ですかねえ。

畑じゃない、庭でもちゃんとここまで育つ事がわかって嬉しいけれど、
毎年作ってるので、この子達が痩せてるのがよくわかります。
根本に分けつがないのは致命的でありました。
雌花が出る頃に水やりを増やし、以後は1週間毎に追肥していくのが一般的。
追肥は液肥にしてどこまで太るか今年は様子見です。

なによりマンション育ては、6月末に植木屋さんの刈り込み作業が入るまで日照時間が足りない庭
なので、次回はもう少し植えるタイミングを遅らせるべきだな。


3ヶ月で育つトウモロコシ、5月頭から発芽させて育苗したので、
来年は5月中旬に発芽させて8月中旬に食べる感じに。メモメモ。

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アイコが赤くなってきました。
でもまだ甘みが足りなくて美味しくない。そこらで売ってる普通のトマトと変わりないの。
カーっと夏の太陽を浴びる8月から「育ててよかった」と思う味に変わってくるのです。
庭育てもそうでありますように。

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ようやくぼちぼち夏野菜採れ始めました♪
きゅうりももうすぐ。オクラの花も咲いてました。
これからが楽しみな季節♡


昨日北海道に旅立った息子。
朝、すごく早く起きてソファーでまどろんでいたのでびっくり。
「あれ?珍しくちゃんと起きたんだね」って聞いたら、
「うん。心配ですごく早く目が覚めちゃって。でも早すぎたからここでもう少し寝てた」

いやあ~
あの、息子の口から「心配で・・・」なんて言葉が飛び出すとは。
ついに☆息子の辞書に「心配する」って言葉が載ったのか!?
これはサピエンス有史以来初めての大事件だわw
りんごを食べてアダムとイブが羞恥心を持った事件に匹敵するエポックメイキングな出来事じゃ!

自分で困らない限り、その次の発想はないので、
ぐっと我慢して困るのを待っていた日々ですが、ヤツは困らなかったのです。
中学の時に体育館履きが小さく履けなくなったのに、帰宅して親に買ってというのを忘れてしまうこと一年、
その間全体集合では裸足、体育の時間は隣クラスで借りて凌いでた強者。
卒業式の直前に先生から「お母さん体育館履きを買ってあげてください」って電話が来て知った次第(苦笑)

20分くらいで行ける所で待ち合わせしてたのに来ない!
電話もだいたい充電されてなくて連絡取りようなく、待って待って3時間くらいして
「途中でわかんなくなったけど、ま、いつか着くかと思って」って全く動じてないとか。

一人旅で、私などは次の宿が決まってないと心配だから朝移動して宿決めてから観光する方なのに、
彼は昼まで寝てて、午後から移動するから到着夜9時、インフォメーション閉まってるから自分で探すって、
そこから安宿探しで何軒か当たるのですよ。でも、行動を改める気もなくそんなんやり続けてたし。

お金忘れても、朝昼食べてなくても、困ったから次はそうならないようにしよう
なんて発想の転換をすることもなくきた彼の人生。

人前での発表もあがらないし、
ここぞの時は勝ってくるのはすごいけど、これも本人「頑張ろう」と思ってるわけじゃなく、
過集中で没頭して勝つ人。頭で考えないほどうまくいくタイプ。

なので・・・、
びっくりですよ!

しかも、
「オレの場合なにが起こるかわからないから(注意力に欠陥がある上に、運が悪いから
いつも信じられない事故にあったりする)飛行機に乗り遅れないように、
家から飛行場までかかる時間より一時間前には着くことにする」って。
出発時間を一生懸命考えて早め早めに決めるなんて初めてだわ。エラい!
ま、
自分の計画に安心しきって、結局出発は予定の時間を30分もオーバーしてたけどw

やっぱり心配する心がないと、知恵を捻り出そうって努力もしないものだから、
ついについに、ヤツも進化したのかもしれない
と、パパと二人で喜びあったのでした。
これでちょっとは、社会でも普通に頑張れるかなあ。



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by africaj | 2017-07-10 18:46 | 息子のはなし | Comments(2)


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ヤマモモの果肉いっぱいの贅沢ジェラートを作りました。
一年にほんの一週間が食べ頃って木の実で作るジェラート。
甘酸っぱくて特別な木の実ってドキドキしながら食べるのは、家族3人で過ごす特別な瞬間でもあります。
美味しかったなあ。

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シャーベットでもジェラートにしてもいいように、シロップだけで凍らせて。
凍らせたミルクは固いので麺棒で最初に叩いておいて、
フープロでういぃぃん!
この幸せを凍らせて小出しにできる、今年の夏♡わおーんっ。





今日はblogお休みの日って決めてたんですが、またまた書いてしまいましたw

なんでかって、嬉しくて仕方ないからです!
あのね、
息子が去年から何度かアルバイトをしようと面接を受けては、まだ高1だからって落とされてて、
しかもコンビニだなんだって、スローなキミにしょっぱなからキツくない?ってとこ選んでたし。
高2になって、ようやくもう一度トライしようって気になって。

面接で、
合格なら3日以内に連絡するから。電話がなければダメだったと思って下さいって言われてて、
毎日ドキドキ、
今日で3日目なのでもうダメかなって本人も私達も思ってたので、
夕方にかかってきて、

受かった~っ!

って、めちゃくちゃ喜んでました。
ああ良かった。
自分で探したバイト先、
頑張って履歴書作って(書くの嫌いでもパソ打ち込みは得意w)、
社会で認めてもらった初めての出来事かと思うと、親の方もすごく嬉しくて。


どこでアルバイトだと思いますか?

映画館!!

映画だけは、私達と観てるから同年代の子の中でも群を抜いてよく観てるのです。
しかも、映画への記憶力が独特で、
気になった場面は光の当たり方、細かい背景セット、役者の表情から
セリフなど一字一句きっちり違わず覚えてるのが、とても不思議な子。
私達なんてストーリーで覚えてるから、案外と観てないんですよね、画面の細かい所。
そうそう、幼稚園の時、アニメ映画の中で風車が一つ反対に動いてる場面があって、
全部見終わってから「真ん中の風車が反対に動いてたのはどうして?」って聞かれて、DVD見直したらそうだった。
語られてないけど作り手のこだわり場面だったのかな?謎でしたが、気付かないものです。
「ロケットから煙出て落ちてたけど、宇宙では煙ってでないよね?」とか。
幼稚園児でそれを指摘するのも驚くけどw
最近はこんなの。
「ブレードランナーでハリソン・フォードが眼科医に目を見てもらってる時の左端にさあ・・・」とか。
ある日突然言われても、そんなとこ観てないよーって言うと、え、観てないものなの?って
逆に驚かれたり。だから同じ映画の話しても盛り上がれない今日この頃(汗)
とりあえず観た映画をほとんど覚えてるので、やっぱりこの仕事はぴったりじゃないかなあ。
しかも仕事終わった後映画観られるらしいのです。

これから一ヶ月、研修期間でいろいろな仕事を覚えるのですって。
社会へむけてのはじめの一歩かあ。
がんばれ~!


クルミ、今こんな感じです。

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クルミのアクって真っ黄色なのです☆
まだまだ延々アク抜き作業続きます~w


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by africaj | 2017-07-01 21:08 | 息子のはなし | Comments(8)

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中国女性の美肌の秘密、白きくらげをまた煮ました。
暑くなると、ひんやりとろりん、薄甘くて美味し~い♡
トッピングには、枸杞の他にドライなつめ、枇杷の種の甘煮。
この夏の定番になりそうです。

中国の方に習った白キクラゲの煮かた、とろんと炊くには色々とコツがあり。
とはいえ、前回はナツメと枸杞と一緒に煮たからシロップが色づき、
今回は枸杞だけでも、やはりシロップが色づいてしまいました。
枸杞エキスが溶けているとは言え、やっぱり純白の方が綺麗かなあ。
納得できるレシピまであともうちょっと。


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去年、枇杷の種が食べられることを教えてもらったので、教わった通りに煮てみました。
栗の渋皮煮のように作りますが、食感も栗のようです。
粉にして杏仁豆腐のようにしても美味しいらしいので、今度試してみたいなあ。



最近息子は名言が多いのです。
「人が怒る時って二通りあるよね。
『やったことを怒る』と、『やってしまいそうで怒る』と。」
おお、確かにそうかも。
やる前に怒るのは心配して「叱る」んだよー(親の言い分)

「『若い時に勉強しておけばよかったって必ず後悔するから、勉強しておけよ』ってよく言うけど、
オレ、勉強しとけば良かったって思った時に勉強するのがいいと思うんだ。」
うーん、・・・そうかもしれないw
実はね、
息子が、この3月に必修科目の数Ⅰ試験が赤点で、単位の為にお助けレポートの提出を迫られてた時、
「数学に興味が持てなくてまったくわからないから問題がまったく解けない」と言ったのです。
今までそれでもやってきて、終にそのペラいちの提出で苦手な数学と縁が切れるのに今更〜(汗)って
つい親心で、ああ私が数学得意で息子に教えてあげられたらなあと思ってしまい…
でも、試験前に公式を丸暗記で凌いでたから成績は良かったけどまるで身についてなく、
文系行くからどうせ一生関係ないしって、理解する気もなく終わっちゃったのよね。
「二次関数」は特に苦手だった気がするなあって、ダメ元で参考書にざっと目を通してみたのです。

・・・・・・・・・
あれ?
わかりますが、なにか?
と自分にツッコミを入れてしまったw

34年ぶりに見たので、つまりまったく忘れてるところからですが、2時間でほぼ理解。
なんでこんなものを、当時の私はあんなに苦労したんだろうか?と驚いたくらい(ぷっ)

たとえばTVを設置しなきゃいけなくて、嫌々取説読んでる気分に近いw
でも、取説のようにただ「丁寧にやり方が書いてある」、それが数学の教科書なのねってわかったw
大学で応用して発展させる段階に至る前だから、高校ではその公式の大切さをくどくど練習させるだけで、
だから何?ってところで寸止めだもの、ほんとに面白くないなとつくづく思いますがw
やりたくて読んだんじゃなくて息子のためって切羽詰まったからですが、
あっさりわかりました(自慢!?)
あの時はまだ脳みその準備ができてなかっただけかも。
もっとあとで勉強したら好きになってた自信あります。
実際、文系に進んでしまった私ですが、なんで理系に行かなかったかと今になって後悔。

わかったところで、「オレ、今無理やり単位もらうより、もう一年きちんと勉強して自分で理解するわ」って
再履修に回したので、私の出番なく終わったんですけど。

って話をしたら、
「ほらね、わかる時が来たらわかるんだよ」って。
わずか16才で、すごいなその達観w
でも正しいと思う。その方がいいよ、うん。

あれですね、パンツトレーニングみたい。
無理に早く取ろうとするとすごく苦労するけど、時期が来たら一瞬。
人間って成長しても、ずっとオムツ取りの時と変わらないのですねえ。ふふ。


p.s.
息子のサワードウ11日目です。

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昨日から小麦粉と水をもらってる酵母くん。
一夜明けたらこんな状態に。
苺の甘ったるい匂いと発酵した匂いが相まって、くどくてもうやめてくれ~って感じ(苦笑)
でも、少ないですが気泡があります。

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ご飯あげて4時間ほど経った様子。
おお~、確実に育ってる感じします。
ワッフルメーカーそろそろ探してあげないといけないかな。



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by africaj | 2017-06-10 21:26 | 息子のはなし | Comments(6)

大学のプロジェクトで、とび職の人と知り合ったのだそうな。
その人の話があまりに面白かったので、書き留めておこうと思います。

熱い思いと、思い立ったら突っ走る質で、もともとヤンキーだったのですって。

阪神淡路大震災の時に、えらいこっちゃー!って救助物資持って助けに行こうとバイクで飛んでいって、
事故って、被災地に辿り着かず下半身不随で入院してしまった(なんという二次災害 汗)
入院中、思うことあって、自分はどういう人間かを思いつくだけいっぱいノートに書き記し過ごしたんだとか。

病院で、できればこういうリハビリできたら良いのだけれどねと、医者に言われたことを、
毎日痛かろうがなんだろうがバリバリやったら、思いの外回復したのだそうで。

とび職の友人から面白いバイトあるからやらないかって誘われて、
リハビリ代わりになるか~って、やることにしたのが「とび職」。


・・・半身不随から復活したのに、とび職のバイト誘われる展開w


でも、
その友達が職務中に亡くなったのを機に、この仕事って安全面とかどうなっているのだとか悩むようになり、
建築技術を見ながら色々なこと考えてみようとヨーロッパの旅に出たのですって。
主にスペインにいたという所が息子がさらに惹かれた部分みたいですがw
彼にとってスペインの伝統的な建築はかなり面白かったらしい。

まあつまり、アラブ文化から受け継いだ物が多いのですけれどね。
レンガをかなり厚めに積んで壁を作ることで外気温の影響を最小限にでき、洞窟のような効果が得られます。
そんな、地震の殆どない国が培った日本とまるで違う建築技術。たしかに面白いです。

それは置いておいて。

帰国した時、「新東京タワー」スカイツリリーを建てる計画でとびを全国から募集するという話を聞いたのですって。
自分もどうにか貢献したい!と思って、採用してもらえる為には信頼を得なければいけないと、
まずは関西から東京に引っ越し、
建設現場を回っては話を聞いて、いい仕事をしている職人がいるのはどこの会社か調べて、そこに就職。
真面目に仕事して、場を任される立場にまでなり、
募集人数狭き門だった念願のスカイツリーに携われたのだ・・・と。


面白かったのは、ここからです!

海外放浪から帰国してから、彼は、自分に語彙力がない事を悔しく思い、
今まで読んだこともなかったのに、本を読み始めたんだそうです。
でも、読み慣れてないから最初は読めない。頭に入らない。
それでも毎日毎日読んでいたら、そのうちするする文字が頭に入るようになり、
読む習慣がついてきたら、文章というものが理解できるようになったのだと。

この作家は、こう書くことで焦ってることを出してる、こう書くと冷静であることを表現できるのか。
表現する方法がわかりだしたら、本がどんどん面白くなって、
同時に、自分が入院中に書いた「自分はどういう人間か」について、また今までの経験なんかが頭の中で
どんどんと繋がり見えてきたのですって。
そして、見るもの聞く事、心に感じたことを表現したい自分の気持ちに驚いたし、
文字で表現が出来るってことに感動したんだって。


読めないのに読み続ける根性がすごい。
その脳内の開けていく様がすごいっ!
私、息子から話を聞いてて、三重苦でもなんでもないけれどヘレン・ケラーと重なってしまいました。
私達、目も見えて耳も聞こえてる気になってるせいで、わかってないこと、いっぱいあるのかもしれないですよね。


そして彼はね、スカイツリーの仕事を終えてから、
とび職についての本を出版したのだそうな。


息子はまた、面白い人と出会えたみたいです。
北海道の職人さんや宿のおじさんおばさん、そしてとびの職人さん。
大学の教授、放浪スタッフ・・・出会う人の数だけ自伝があって、息子の胸に刻まれる。
可愛い子には旅をさせよって、こういうことなのかしら。
旅から帰ってのおみやげ話をおかずに、しばらくご飯が食べられてますw





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by africaj | 2017-05-12 07:30 | 息子のはなし | Comments(2)

うちで一番テレビっ子なのはカイちゃんw

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F1とか水泳とかスポーツ観戦も好きだったけど、最近動体視力と体力が追いつかないらしく、

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じっくり見てられる「ダーウィンが来た」が一番好きというインテリですにゃw

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ところで昨日のダーウィン、「ネコザメ」は面白かったです。
カイちゃんと一緒に目が釘付けw
彼らの卵の衝撃的な形と色ったら!
卵が襲われないように地面のくぼみに自然にはまり込んで行くように、こんなネジ型卵を産むというっ。
この形が、頭で考えたんじゃなく自然にそうなったなんてっ。
さらに、うまく隙間にネジを差し込めなかったものは、齧って中身飲んじゃうというのも衝撃的事実でした。
隠せないで襲われるくらいならって、中の栄養ある液体を自分たち用に飲むんだそうで(汗)
なんか、人間って、感情とかに邪魔されて生きる甘っちょろい生物なんだなあとつくづく思ったりする。。。


などと、かい兄ちゃんがまったりTV見てネコカリ食べてカウチポテトを楽しんでる間、
もいちゃんがやたら静かだと思ったら、また!誰かと一緒に廊下に出ちゃって締め出し食らってましたw

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入れてくだしゃい。
小窓から必死で見てるのが可愛くていつも笑ってしまう。
呼べばいいのに、なぜかじーっと窓覗いて待ってる子。

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投げて欲しいボールを持ってきて、足元に転がして気がついてくれるまでじーっと待ってる図(ぷっ)
気がつくかな気がつくかなって期待の目すぎて、お相手ついさせられますw

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これ、投げてほしいの?って持つと、もうお尻上がってソワソワっ(笑)
投げると、キャ〜ってネコじゃない小さな女の子のような喜びの悲鳴をあげて飛んでいくの。
そして、くわえて戻ってきて足元に置いて待つ × 20回 × 朝晩w
ネコも、犬みたいな子いるんですねえ(笑)



今日はようやく息子が東京から帰ってくるので、こんなところでお終い☆

・・・と思いましたがw
母にさきほど電話したら、
「朝6時には起きるって言ってたのに、自分で朝5時半に起きてきて朝ご飯を食べて、
 8時前には、ありがとう。行ってきますって出ていったんだけどね、
 『布団は手すりに干しておいたから』って言い置いていったから、さっき見に行ったの。
 お布団は干してあって、マットレスはきちんと三つ折りに畳んでて、全部おいてあった荷物を
 きちんと詰めて、部屋をきちーんと綺麗にして出ていったのよ。びっくりしちゃった」っていう報告。
相変わらず、いつバスが着くのか知らせろと言ったのに連絡もなく。
ほぼ連絡なく、こっちから連絡することもなくの2週間。
いつもと変わりなくと思っていた私もびっくりしちゃいました(驚)
片付けられない彼がそんな気を回せたのは、初めてのことかもしれない。

姉からは、
「屈託なく素直なところは変わってないけど、時々世の中とかに偏った尖った考え方が心配だったのが、
 丸くなったというか、色んな方面から見られるようになって、大人になったわねえって感心したわ。
 自分の興味のあることを、相手が聞いてようがいまいが関係なく話し続けるところとかなくなって、
 いろんなことに興味持ってたし、会話を楽しむようになったし、成長してたわ」って報告。

東京滞在中は、大学のプロジェクトで出会った友達に東京案内してもらって楽しんだらしいし。

小魚はいつの間にか水槽を後にして大海に泳ぎ出したんだー。

過ぎ去ってみれば、なんであんなに大変だったんだろうってことばかりあった子育て。
今も彼は好きで興味があること以外「読めない」ので、取説とか学校関係の書類とか読めない。
でも、本を読むのはすごく早い。
書字障害かと思った「書けない」のは、相変わらず漢字はほとんど書けないのと、書きたい文章以外書けないけど、
書く文章はすごくいい。
学校では「気まぐれ」にしか見られない、自分で集中力のコントロールができない本人の悩みは
深刻だったけど、結局解決はできないものだった。
成長とともに強制されることも少なくなったし、世の中が変わってきていて、授業でさえPCでの提出とかメールでOKで、
知ってるけど書けないってことを苦にすることも学年試験以外なくなりました。
結局のところ問題は何だったのだろうとか、ふと思う。
人参が食べられない子に他から栄養を摂ればいいとはならず、みんな同じ、
この人参じゃなきゃダメって食べさせられるのは誰の何の為になるんだろう。
それができないことの問題って何なのだろう。
私自身が、問題なんて結局何もないのさと知るまでに時間がかかってしまいました。

ドーパミンが出にくい。自分の興味あることだけ驚異的にドーパミンが出るらしいの。
でも、そんな「火事場の馬鹿ぢから」みたいな不思議な子を育てるって、やっぱり面白かったです。
あっと驚く活躍を見せてくれることも多かったし。
あっと驚くほど情けない日常を見せてくれることはさらに多かったけどw
自分なりに真っすぐ進んでるんだから、好きなようにさせてあげてりゃ大丈夫だったのか。
「多くの人と同じ道じゃなきゃ、同じふうな仕事を目指して欲しい」って思ってたから苦しんだのですよねー。
自分を生かした自分のできる仕事につけば良いのに。あの子は、世の中にあの子しかいないんだから。
もっと悩まないで過ごせばよかったなと、今だから他人事のように思ったりします(笑)

いや、まだ子育て終わってないのか。16才だった。ふふふ。

 







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by africaj | 2017-05-08 07:30 | 息子のはなし | Comments(18)

今日、息子がまた東京に旅立ちました。

一年間の大学プロジェクトは一旦卒業したので、
今後、参加の時に金銭面サポートがあるとしたら基本的に
「それが自分にどれだけ必要かというレポートが認められた者のみ」になるとのこと。
今回はレポートが認められなかったらしく、私に「出してくれる?」って。
なんで?
高校の授業料とか最低限ちゃんと出してるし、あとは出す気ないよん。
大学のプロジェクトは素晴らしいことやってると思うけど、君が好きで行ってるわけだし。
諦めるか、レポート通すか、自分でなんとかするか三択っ。

「・・・・・・(汗)」

でも、夜行バスはダメよ。ゴールデンウイークは事故多いし、
普通寝る時間に長時間の運転はどうしてもリスキーだから。命、大事にしてね。
お母さんは、お金出さないけど口は出すのですw

わかったよぉって言った数日後、
片道3800円の昼移動のバスを見つけて、お小遣いと5月分の前借りでなんとか足らしてた。
ま、好きに居ていいばあばの家があってよかったって話ですがw
そういうラッキーはあってもいいもんです。
お弁当作ってって頼まれて、本日はお弁当持参。
いつもなら、「なんか駅弁でも買うわ」みたいな余裕見せてたんですがw
家を出る直前「水筒持ってこ」って(笑)お水入れてってました~。
いつもなら面倒だからって自販機でペットボトル買っちゃう子が(ぷぷっ)

案外、こうなればいいなって想定した通りに動いてくれて、これだから子育ては楽しいw
お金はなくとも時間があるなら、なんとか実現できるってわかってきたらしい。
ゴールデンウイークは値が三倍に跳ね上がるから、連休終わって値が下がった日に帰ってくるとか(笑)
なかなかここまで節約の為に大胆に時間使えないものなので、通信制高校に転校した甲斐ですね♪
バックパッカーな母の子育てとしては、ここは抑えておきたいポイントなので、嬉しいですw



新生姜が出始めましたね~♪

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まずは新生姜の甘酢漬けを作りましたよー。
今年は「岩下の新生姜」みたいなのを作ってみたいなあと思ってて。
それから、ジンジャーエールシロップ。

新生姜も作るものいっぱいです。
梅の季節がくる前に作っちゃわなきゃ!




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by africaj | 2017-04-20 22:58 | 息子のはなし | Comments(4)

炭焼き、頑張りました!

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空港に迎えに行った車の中で、真っ先に見せてくれた炭です。
「綺麗でしょう?」って。

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硬い楢の木で作った炭は、菊のように開いてとても綺麗なんだけど、
窯の中がまだ冷めなくて、手前にあった雑木の炭しか持ち帰れなかったよ。
でもこれも「開き方が一番きれいな炭を選んできたんだ」って。

24日間、掃除して薪運びして薪割りして、釜に並べて、釜の見張りして
「頑張ったねえ。エラいなあ」って言葉しか出ないです。

雪の照り返しでか、火の番したせいか、洗ってないからか、
煤けた顔してて、リアクションも大人びてて、なんだか違う。

車に乗った瞬間、堰を切ったように話のお土産をひろげ始めました(笑)

85歳の職人のおじいさんがいかに豪傑か。
森が人間にとってどれだけ大切な存在か。
森と人間の関係の中で生まれた「炭」は、石油とかの限りある化石燃料や
木を切って動物の棲家を追いやって死なせながら並べる人工物のソーラーパネルと違って、
切ったら植えて育ててループできるし、今ある森のあちこちから少しずつ集めても、
作り続けられる炭は実は無限の燃料なんだと、おじいさんから受け継いだ話をしてくれました。

持っていったルーターは田舎すぎてメールのやり取り出来るくらいしか役に立たず、
動画もゲームもできない環境だったから、1人の時はずっと絵を描いてたらしい。
雪の中、時間はあるけどやることもないと、皆自分のことを語りだすみたいで、
息子の属するプロジェクトの運営スタッフ、北海道側の協力者、宿の人々、
職人のおじいさん「本郷さん」、人生の先輩の生き方をいっぱい聞いたらしいです。

みんな一筋縄ではなく、
スポーツ一色でこのまま輝かしいと思っていたのに、推薦に落ちて
自分はなんだったのか真っ暗な中からはいあがってパタゴニアを旅してから
自然の中で生きる人。
バイク好きでバイクに乗りたいのに、当時親にとっては「暴走族」イメージが
強くて、泣かれて、しょうがないから一日中バイクに乗れる「郵便局員」になったw
のだけど、昇進して人の評価をする立場になったら、どんなにいい人間も
無慈悲にランクをつけなきゃいけないことが嫌になって、
全部捨てて北海道に来たとか。
一人ひとりの人生の心のヒダまで息子は疑似体験してきたようでした。

宿の家族は関西から移住してきたそうで、
お母さんは「北の国から」のじゅん君が大好きらしいのですが、
「僕が、こんにちわって宿に入った途端
『まああ、じゅん君にそっくり!』って言われて、それから宿では
じゅん君って呼ばれてた」そうでw
「でも相当じゅん君が好きらしくて、犬の名前もじゅんだった」
もうね、お腹抱えて笑ってしまった(爆)

帰る前の日に、お父さんに「なにが一番大変だった?」って聞かれて、
「朝起きるのが、やっぱり一番つらかったです」って言ったら
「もうお前はずっと寝とけ」って言われちゃったって。
またパパと吹き出して。
「みんなには朝起きるなんて普通のことかもしれないけど、
オレにとっては身を削って毎朝起きてるんだよぉ」って。
まあ、それでも毎日必死に起きて働いてたんだから、
自分に大切な時は身を削って起きるのかもしれない。私はもう起こさないどこうw


もちろん、一から始めて最後まで炭を焼き上げた、「やり通した」のもすごい経験。

朝必死で起き出して、宿のおじさんのジープに乗って雪原を走って釜に行き、
釜の火の番をしながら、本郷さんの師匠から受け継いだという、
今ならお宝物の「炭の伝書」を前に、本郷さんの講義を受けるのが朝の日課で、
来る日も来る日も同じだから、「一昨日と今日を入れ替えても、なんの影響ないと思う。
「本郷さん、その講義終わりましたよ」って嘘言ても「あれ、そうだったか?」ってわかんなくなりそうなほど、
毎日毎日が同じことの繰り返しに笑えてきちゃって」ってクスクス。
私達も笑ってしまいました。
「永遠に繰り返す」って経験。大自然の中での生き方。その中でようやく焼ける備長炭。


北海道で一番感動したのはなんだった?って聞いたら、
「宿のおじさんのジープで広い雪原を走ってると、キタキツネの親子が走っていって、
バサバサって聞こえて振り向くと、大きな白に黒の模様がある「丹頂鶴」がいるんだよ。
とにかくそれがすごく綺麗なんだよ」と語ってくれました。
宿のおじさんに言ったら、
「タンチョウ鶴ってどうして「タンチョウ」っていうか知ってるか?
白と黒で「単調」だからw」って言うんだよ、もー。
本郷さんに言っても「ああ丹頂ねー」って無反応なんだもん、やんなっちゃうよ
`道’じゃ普通らしくてって息子の言葉にまた夫婦でクスクス。
「ドウ」だってw

丹頂の意味知ってるよね?
「知ってるよー頂上が赤いってことでしょ」
ああ、知ってたね良かった良かったw紅いの美しかった?見た?
「えーっと、紅いのまでは見なかった」
見ろよ!せっかく名前にもなってるんだからw


宿のお母さんがね、
「キミは、この子大丈夫かしらってみんなに心配させる雰囲気が漂ってるからね、
今はいいけれど、大人になったらそれは「甘えてる」って思われるから、
頑張るのよ。いい大人になってね」って言われたって。

いいこと言ってもらったねと言ったら
「ほんとうに。オレ、いい経験してきたと思う。うん」と噛み締めてました。
沢山の大人にかまわれて育ててもらって、ちゃんと彼の世界は広がってるのが嬉しいです。

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お風呂に入ったら、いつもの息子の顔に戻りましたw
また3人の生活に戻ります。
私はお母さんコート見つけましたが、昨日は着れなかったんです。
・・・着たらせっかくのいい雰囲気を壊しそうな気がして、着たり脱いだりで脱いだ(苦笑)
互いにイラッとしない間合い、今ならとれそうかも(なかなか難しいのよ)
そうだ薄手のコートを作ろうw

ああでも嬉しいな。おかえりなさいなのです♡




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by africaj | 2017-02-25 11:28 | 息子のはなし | Comments(20)

炭焼き、頑張ってます。

息子のお話も昨日急展開。
いや、無展開って表現が正しいのかな??

「スケジュールより遅れてて、明日からやっと火入れ作業に入るんだけど・・・」
あれ?キミって明後日北海道を去る日では・・・

昨年の北海道の水害で、本当なら毎年苦労しない炭になる木材がなく、遠方から取り寄せての作業。
到着がバラついたせいで準備に時間がかかったと。
「ここに炭の焼き方を習いに来たから、これで離れたらここに来た意味ないでしょう?
だから、延長して最後まで見届けたいって申請を出したから」って電話があったのです。

そういう決断をして自分で頼み込んだってことが、とにかく嬉しくて
もしも、時間切れだったよって文句言いながら帰ってきたり、
文句もなくやっと家に帰れるって喜んで戻ってきたとか言われたら、
私達どうしてたかねって、まだまだ手を離せないかあってガックリしただろうねって
パパと、そうではなかったことを喜び合いました。

ただ、通信制の学年末試験があと一回分残ってて、
もともと2月頭だったのを、帰りに合わせて中旬にしてもらったばかり。
働きながら勉強してる子、海外で活躍してるスポーツ選手とか色んな子がいるので、
都合のつかない子達のための特別日程が設けられてるそうで。

火入れしてから備長炭を焼き上げるのに2週間くらいかかるって言ってなかったっけ(汗)
滞在は今後炭の焼け加減で、長いと3月にかかるらしいの。
「オレ、もう高2になんなくていいかって・・・」
いやいやいや、一応最後までジタバタしないとダメよ!って言いつつ、
すでに私も、もういいかって気にw
なんかね、時代の流れは「学歴」から「人間力」に確実に移ってるのを感じるので。
優先順位からすると、炭焼きと周囲に期待されてる立場を全うする経験が大事。

でもね、「二兎追うもの一兎も得ず」って言うけれど、ギリギリまで二兎追う主義なんで(母が)w
電話かけて交渉してみました(黄色い受話器、こういう話をする時集中できて特に素晴らしかった!)
でね、驚くべきことに
案外簡単に「では、彼が帰ってくる日にちがわかったら、試験日程を決めて
1人で受けてもらうことにしましょう」って!!!

私、まだ、学校って「融通が効かない所」で、「試験は生徒をふるい落とすためのもの」で、
「できない人間は落第するしかないシステム」って思い込んでました。
通信制に転校する時に、「こちらは、子ども達をふるいにかける為の学校ではなく、
子ども達が出来るだけ『勉強』でき『卒業』させてあげるためにあります」って
言っていたのを思い出しました。
これはプライベートに対応した未来のシステムだわ(感謝)


息子の境遇については、長い話しすぎるのでカテゴリでどうぞ。
とりあえず北海道に行っている目的はこちらに。

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by africaj | 2017-02-09 12:18 | 息子のはなし | Comments(0)