カテゴリ:息子のはなし( 114 )

大学のプロジェクトで、とび職の人と知り合ったのだそうな。
その人の話があまりに面白かったので、書き留めておこうと思います。

熱い思いと、思い立ったら突っ走る質で、もともとヤンキーだったのですって。

阪神淡路大震災の時に、えらいこっちゃー!って救助物資持って助けに行こうとバイクで飛んでいって、
事故って、被災地に辿り着かず下半身不随で入院してしまった(なんという二次災害 汗)
入院中、思うことあって、自分はどういう人間かを思いつくだけいっぱいノートに書き記し過ごしたんだとか。

病院で、できればこういうリハビリできたら良いのだけれどねと、医者に言われたことを、
毎日痛かろうがなんだろうがバリバリやったら、思いの外回復したのだそうで。

とび職の友人から面白いバイトあるからやらないかって誘われて、
リハビリ代わりになるか~って、やることにしたのが「とび職」。


・・・半身不随から復活したのに、とび職のバイト誘われる展開w


でも、
その友達が職務中に亡くなったのを機に、この仕事って安全面とかどうなっているのだとか悩むようになり、
建築技術を見ながら色々なこと考えてみようとヨーロッパの旅に出たのですって。
主にスペインにいたという所が息子がさらに惹かれた部分みたいですがw
彼にとってスペインの伝統的な建築はかなり面白かったらしい。

まあつまり、アラブ文化から受け継いだ物が多いのですけれどね。
レンガをかなり厚めに積んで壁を作ることで外気温の影響を最小限にでき、洞窟のような効果が得られます。
そんな、地震の殆どない国が培った日本とまるで違う建築技術。たしかに面白いです。

それは置いておいて。

帰国した時、「新東京タワー」スカイツリリーを建てる計画でとびを全国から募集するという話を聞いたのですって。
自分もどうにか貢献したい!と思って、採用してもらえる為には信頼を得なければいけないと、
まずは関西から東京に引っ越し、
建設現場を回っては話を聞いて、いい仕事をしている職人がいるのはどこの会社か調べて、そこに就職。
真面目に仕事して、場を任される立場にまでなり、
募集人数狭き門だった念願のスカイツリーに携われたのだ・・・と。


面白かったのは、ここからです!

海外放浪から帰国してから、彼は、自分に語彙力がない事を悔しく思い、
今まで読んだこともなかったのに、本を読み始めたんだそうです。
でも、読み慣れてないから最初は読めない。頭に入らない。
それでも毎日毎日読んでいたら、そのうちするする文字が頭に入るようになり、
読む習慣がついてきたら、文章というものが理解できるようになったのだと。

この作家は、こう書くことで焦ってることを出してる、こう書くと冷静であることを表現できるのか。
表現する方法がわかりだしたら、本がどんどん面白くなって、
同時に、自分が入院中に書いた「自分はどういう人間か」について、また今までの経験なんかが頭の中で
どんどんと繋がり見えてきたのですって。
そして、見るもの聞く事、心に感じたことを表現したい自分の気持ちに驚いたし、
文字で表現が出来るってことに感動したんだって。


読めないのに読み続ける根性がすごい。
その脳内の開けていく様がすごいっ!
私、息子から話を聞いてて、三重苦でもなんでもないけれどヘレン・ケラーと重なってしまいました。
私達、目も見えて耳も聞こえてる気になってるせいで、わかってないこと、いっぱいあるのかもしれないですよね。


そして彼はね、スカイツリーの仕事を終えてから、
とび職についての本を出版したのだそうな。


息子はまた、面白い人と出会えたみたいです。
北海道の職人さんや宿のおじさんおばさん、そしてとびの職人さん。
大学の教授、放浪スタッフ・・・出会う人の数だけ自伝があって、息子の胸に刻まれる。
可愛い子には旅をさせよって、こういうことなのかしら。
旅から帰ってのおみやげ話をおかずに、しばらくご飯が食べられてますw





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by africaj | 2017-05-12 07:30 | 息子のはなし | Comments(2)

うちで一番テレビっ子なのはカイちゃんw

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F1とか水泳とかスポーツ観戦も好きだったけど、最近動体視力と体力が追いつかないらしく、

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じっくり見てられる「ダーウィンが来た」が一番好きというインテリですにゃw

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ところで昨日のダーウィン、「ネコザメ」は面白かったです。
カイちゃんと一緒に目が釘付けw
彼らの卵の衝撃的な形と色ったら!
卵が襲われないように地面のくぼみに自然にはまり込んで行くように、こんなネジ型卵を産むというっ。
この形が、頭で考えたんじゃなく自然にそうなったなんてっ。
さらに、うまく隙間にネジを差し込めなかったものは、齧って中身飲んじゃうというのも衝撃的事実でした。
隠せないで襲われるくらいならって、中の栄養ある液体を自分たち用に飲むんだそうで(汗)
なんか、人間って、感情とかに邪魔されて生きる甘っちょろい生物なんだなあとつくづく思ったりする。。。


などと、かい兄ちゃんがまったりTV見てネコカリ食べてカウチポテトを楽しんでる間、
もいちゃんがやたら静かだと思ったら、また!誰かと一緒に廊下に出ちゃって締め出し食らってましたw

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入れてくだしゃい。
小窓から必死で見てるのが可愛くていつも笑ってしまう。
呼べばいいのに、なぜかじーっと窓覗いて待ってる子。

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投げて欲しいボールを持ってきて、足元に転がして気がついてくれるまでじーっと待ってる図(ぷっ)
気がつくかな気がつくかなって期待の目すぎて、お相手ついさせられますw

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これ、投げてほしいの?って持つと、もうお尻上がってソワソワっ(笑)
投げると、キャ〜ってネコじゃない小さな女の子のような喜びの悲鳴をあげて飛んでいくの。
そして、くわえて戻ってきて足元に置いて待つ × 20回 × 朝晩w
ネコも、犬みたいな子いるんですねえ(笑)



今日はようやく息子が東京から帰ってくるので、こんなところでお終い☆

・・・と思いましたがw
母にさきほど電話したら、
「朝6時には起きるって言ってたのに、自分で朝5時半に起きてきて朝ご飯を食べて、
 8時前には、ありがとう。行ってきますって出ていったんだけどね、
 『布団は手すりに干しておいたから』って言い置いていったから、さっき見に行ったの。
 お布団は干してあって、マットレスはきちんと三つ折りに畳んでて、全部おいてあった荷物を
 きちんと詰めて、部屋をきちーんと綺麗にして出ていったのよ。びっくりしちゃった」っていう報告。
相変わらず、いつバスが着くのか知らせろと言ったのに連絡もなく。
ほぼ連絡なく、こっちから連絡することもなくの2週間。
いつもと変わりなくと思っていた私もびっくりしちゃいました(驚)
片付けられない彼がそんな気を回せたのは、初めてのことかもしれない。

姉からは、
「屈託なく素直なところは変わってないけど、時々世の中とかに偏った尖った考え方が心配だったのが、
 丸くなったというか、色んな方面から見られるようになって、大人になったわねえって感心したわ。
 自分の興味のあることを、相手が聞いてようがいまいが関係なく話し続けるところとかなくなって、
 いろんなことに興味持ってたし、会話を楽しむようになったし、成長してたわ」って報告。

東京滞在中は、大学のプロジェクトで出会った友達に東京案内してもらって楽しんだらしいし。

小魚はいつの間にか水槽を後にして大海に泳ぎ出したんだー。

過ぎ去ってみれば、なんであんなに大変だったんだろうってことばかりあった子育て。
今も彼は好きで興味があること以外「読めない」ので、取説とか学校関係の書類とか読めない。
でも、本を読むのはすごく早い。
書字障害かと思った「書けない」のは、相変わらず漢字はほとんど書けないのと、書きたい文章以外書けないけど、
書く文章はすごくいい。
学校では「気まぐれ」にしか見られない、自分で集中力のコントロールができない本人の悩みは
深刻だったけど、結局解決はできないものだった。
成長とともに強制されることも少なくなったし、世の中が変わってきていて、授業でさえPCでの提出とかメールでOKで、
知ってるけど書けないってことを苦にすることも学年試験以外なくなりました。
結局のところ問題は何だったのだろうとか、ふと思う。
人参が食べられない子に他から栄養を摂ればいいとはならず、みんな同じ、
この人参じゃなきゃダメって食べさせられるのは誰の何の為になるんだろう。
それができないことの問題って何なのだろう。
私自身が、問題なんて結局何もないのさと知るまでに時間がかかってしまいました。

ドーパミンが出にくい。自分の興味あることだけ驚異的にドーパミンが出るらしいの。
でも、そんな「火事場の馬鹿ぢから」みたいな不思議な子を育てるって、やっぱり面白かったです。
あっと驚く活躍を見せてくれることも多かったし。
あっと驚くほど情けない日常を見せてくれることはさらに多かったけどw
自分なりに真っすぐ進んでるんだから、好きなようにさせてあげてりゃ大丈夫だったのか。
「多くの人と同じ道じゃなきゃ、同じふうな仕事を目指して欲しい」って思ってたから苦しんだのですよねー。
自分を生かした自分のできる仕事につけば良いのに。あの子は、世の中にあの子しかいないんだから。
もっと悩まないで過ごせばよかったなと、今だから他人事のように思ったりします(笑)

いや、まだ子育て終わってないのか。16才だった。ふふふ。

 







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by africaj | 2017-05-08 07:30 | 息子のはなし | Comments(18)

今日、息子がまた東京に旅立ちました。

一年間の大学プロジェクトは一旦卒業したので、
今後、参加の時に金銭面サポートがあるとしたら基本的に
「それが自分にどれだけ必要かというレポートが認められた者のみ」になるとのこと。
今回はレポートが認められなかったらしく、私に「出してくれる?」って。
なんで?
高校の授業料とか最低限ちゃんと出してるし、あとは出す気ないよん。
大学のプロジェクトは素晴らしいことやってると思うけど、君が好きで行ってるわけだし。
諦めるか、レポート通すか、自分でなんとかするか三択っ。

「・・・・・・(汗)」

でも、夜行バスはダメよ。ゴールデンウイークは事故多いし、
普通寝る時間に長時間の運転はどうしてもリスキーだから。命、大事にしてね。
お母さんは、お金出さないけど口は出すのですw

わかったよぉって言った数日後、
片道3800円の昼移動のバスを見つけて、お小遣いと5月分の前借りでなんとか足らしてた。
ま、好きに居ていいばあばの家があってよかったって話ですがw
そういうラッキーはあってもいいもんです。
お弁当作ってって頼まれて、本日はお弁当持参。
いつもなら、「なんか駅弁でも買うわ」みたいな余裕見せてたんですがw
家を出る直前「水筒持ってこ」って(笑)お水入れてってました~。
いつもなら面倒だからって自販機でペットボトル買っちゃう子が(ぷぷっ)

案外、こうなればいいなって想定した通りに動いてくれて、これだから子育ては楽しいw
お金はなくとも時間があるなら、なんとか実現できるってわかってきたらしい。
ゴールデンウイークは値が三倍に跳ね上がるから、連休終わって値が下がった日に帰ってくるとか(笑)
なかなかここまで節約の為に大胆に時間使えないものなので、通信制高校に転校した甲斐ですね♪
バックパッカーな母の子育てとしては、ここは抑えておきたいポイントなので、嬉しいですw



新生姜が出始めましたね~♪

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まずは新生姜の甘酢漬けを作りましたよー。
今年は「岩下の新生姜」みたいなのを作ってみたいなあと思ってて。
それから、ジンジャーエールシロップ。

新生姜も作るものいっぱいです。
梅の季節がくる前に作っちゃわなきゃ!




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by africaj | 2017-04-20 22:58 | 息子のはなし | Comments(4)

炭焼き、頑張りました!

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空港に迎えに行った車の中で、真っ先に見せてくれた炭です。
「綺麗でしょう?」って。

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硬い楢の木で作った炭は、菊のように開いてとても綺麗なんだけど、
窯の中がまだ冷めなくて、手前にあった雑木の炭しか持ち帰れなかったよ。
でもこれも「開き方が一番きれいな炭を選んできたんだ」って。

24日間、掃除して薪運びして薪割りして、釜に並べて、釜の見張りして
「頑張ったねえ。エラいなあ」って言葉しか出ないです。

雪の照り返しでか、火の番したせいか、洗ってないからか、
煤けた顔してて、リアクションも大人びてて、なんだか違う。

車に乗った瞬間、堰を切ったように話のお土産をひろげ始めました(笑)

85歳の職人のおじいさんがいかに豪傑か。
森が人間にとってどれだけ大切な存在か。
森と人間の関係の中で生まれた「炭」は、石油とかの限りある化石燃料や
木を切って動物の棲家を追いやって死なせながら並べる人工物のソーラーパネルと違って、
切ったら植えて育ててループできるし、今ある森のあちこちから少しずつ集めても、
作り続けられる炭は実は無限の燃料なんだと、おじいさんから受け継いだ話をしてくれました。

持っていったルーターは田舎すぎてメールのやり取り出来るくらいしか役に立たず、
動画もゲームもできない環境だったから、1人の時はずっと絵を描いてたらしい。
雪の中、時間はあるけどやることもないと、皆自分のことを語りだすみたいで、
息子の属するプロジェクトの運営スタッフ、北海道側の協力者、宿の人々、
職人のおじいさん「本郷さん」、人生の先輩の生き方をいっぱい聞いたらしいです。

みんな一筋縄ではなく、
スポーツ一色でこのまま輝かしいと思っていたのに、推薦に落ちて
自分はなんだったのか真っ暗な中からはいあがってパタゴニアを旅してから
自然の中で生きる人。
バイク好きでバイクに乗りたいのに、当時親にとっては「暴走族」イメージが
強くて、泣かれて、しょうがないから一日中バイクに乗れる「郵便局員」になったw
のだけど、昇進して人の評価をする立場になったら、どんなにいい人間も
無慈悲にランクをつけなきゃいけないことが嫌になって、
全部捨てて北海道に来たとか。
一人ひとりの人生の心のヒダまで息子は疑似体験してきたようでした。

宿の家族は関西から移住してきたそうで、
お母さんは「北の国から」のじゅん君が大好きらしいのですが、
「僕が、こんにちわって宿に入った途端
『まああ、じゅん君にそっくり!』って言われて、それから宿では
じゅん君って呼ばれてた」そうでw
「でも相当じゅん君が好きらしくて、犬の名前もじゅんだった」
もうね、お腹抱えて笑ってしまった(爆)

帰る前の日に、お父さんに「なにが一番大変だった?」って聞かれて、
「朝起きるのが、やっぱり一番つらかったです」って言ったら
「もうお前はずっと寝とけ」って言われちゃったって。
またパパと吹き出して。
「みんなには朝起きるなんて普通のことかもしれないけど、
オレにとっては身を削って毎朝起きてるんだよぉ」って。
まあ、それでも毎日必死に起きて働いてたんだから、
自分に大切な時は身を削って起きるのかもしれない。私はもう起こさないどこうw


もちろん、一から始めて最後まで炭を焼き上げた、「やり通した」のもすごい経験。

朝必死で起き出して、宿のおじさんのジープに乗って雪原を走って釜に行き、
釜の火の番をしながら、本郷さんの師匠から受け継いだという、
今ならお宝物の「炭の伝書」を前に、本郷さんの講義を受けるのが朝の日課で、
来る日も来る日も同じだから、「一昨日と今日を入れ替えても、なんの影響ないと思う。
「本郷さん、その講義終わりましたよ」って嘘言ても「あれ、そうだったか?」ってわかんなくなりそうなほど、
毎日毎日が同じことの繰り返しに笑えてきちゃって」ってクスクス。
私達も笑ってしまいました。
「永遠に繰り返す」って経験。大自然の中での生き方。その中でようやく焼ける備長炭。


北海道で一番感動したのはなんだった?って聞いたら、
「宿のおじさんのジープで広い雪原を走ってると、キタキツネの親子が走っていって、
バサバサって聞こえて振り向くと、大きな白に黒の模様がある「丹頂鶴」がいるんだよ。
とにかくそれがすごく綺麗なんだよ」と語ってくれました。
宿のおじさんに言ったら、
「タンチョウ鶴ってどうして「タンチョウ」っていうか知ってるか?
白と黒で「単調」だからw」って言うんだよ、もー。
本郷さんに言っても「ああ丹頂ねー」って無反応なんだもん、やんなっちゃうよ
`道’じゃ普通らしくてって息子の言葉にまた夫婦でクスクス。
「ドウ」だってw

丹頂の意味知ってるよね?
「知ってるよー頂上が赤いってことでしょ」
ああ、知ってたね良かった良かったw紅いの美しかった?見た?
「えーっと、紅いのまでは見なかった」
見ろよ!せっかく名前にもなってるんだからw


宿のお母さんがね、
「キミは、この子大丈夫かしらってみんなに心配させる雰囲気が漂ってるからね、
今はいいけれど、大人になったらそれは「甘えてる」って思われるから、
頑張るのよ。いい大人になってね」って言われたって。

いいこと言ってもらったねと言ったら
「ほんとうに。オレ、いい経験してきたと思う。うん」と噛み締めてました。
沢山の大人にかまわれて育ててもらって、ちゃんと彼の世界は広がってるのが嬉しいです。

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お風呂に入ったら、いつもの息子の顔に戻りましたw
また3人の生活に戻ります。
私はお母さんコート見つけましたが、昨日は着れなかったんです。
・・・着たらせっかくのいい雰囲気を壊しそうな気がして、着たり脱いだりで脱いだ(苦笑)
互いにイラッとしない間合い、今ならとれそうかも(なかなか難しいのよ)
そうだ薄手のコートを作ろうw

ああでも嬉しいな。おかえりなさいなのです♡




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by africaj | 2017-02-25 11:28 | 息子のはなし | Comments(20)

炭焼き、頑張ってます。

息子のお話も昨日急展開。
いや、無展開って表現が正しいのかな??

「スケジュールより遅れてて、明日からやっと火入れ作業に入るんだけど・・・」
あれ?キミって明後日北海道を去る日では・・・

昨年の北海道の水害で、本当なら毎年苦労しない炭になる木材がなく、遠方から取り寄せての作業。
到着がバラついたせいで準備に時間がかかったと。
「ここに炭の焼き方を習いに来たから、これで離れたらここに来た意味ないでしょう?
だから、延長して最後まで見届けたいって申請を出したから」って電話があったのです。

そういう決断をして自分で頼み込んだってことが、とにかく嬉しくて
もしも、時間切れだったよって文句言いながら帰ってきたり、
文句もなくやっと家に帰れるって喜んで戻ってきたとか言われたら、
私達どうしてたかねって、まだまだ手を離せないかあってガックリしただろうねって
パパと、そうではなかったことを喜び合いました。

ただ、通信制の学年末試験があと一回分残ってて、
もともと2月頭だったのを、帰りに合わせて中旬にしてもらったばかり。
働きながら勉強してる子、海外で活躍してるスポーツ選手とか色んな子がいるので、
都合のつかない子達のための特別日程が設けられてるそうで。

火入れしてから備長炭を焼き上げるのに2週間くらいかかるって言ってなかったっけ(汗)
滞在は今後炭の焼け加減で、長いと3月にかかるらしいの。
「オレ、もう高2になんなくていいかって・・・」
いやいやいや、一応最後までジタバタしないとダメよ!って言いつつ、
すでに私も、もういいかって気にw
なんかね、時代の流れは「学歴」から「人間力」に確実に移ってるのを感じるので。
優先順位からすると、炭焼きと周囲に期待されてる立場を全うする経験が大事。

でもね、「二兎追うもの一兎も得ず」って言うけれど、ギリギリまで二兎追う主義なんで(母が)w
電話かけて交渉してみました(黄色い受話器、こういう話をする時集中できて特に素晴らしかった!)
でね、驚くべきことに
案外簡単に「では、彼が帰ってくる日にちがわかったら、試験日程を決めて
1人で受けてもらうことにしましょう」って!!!

私、まだ、学校って「融通が効かない所」で、「試験は生徒をふるい落とすためのもの」で、
「できない人間は落第するしかないシステム」って思い込んでました。
通信制に転校する時に、「こちらは、子ども達をふるいにかける為の学校ではなく、
子ども達が出来るだけ『勉強』でき『卒業』させてあげるためにあります」って
言っていたのを思い出しました。
これはプライベートに対応した未来のシステムだわ(感謝)


息子の境遇については、長い話しすぎるのでカテゴリでどうぞ。
とりあえず北海道に行っている目的はこちらに。

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by africaj | 2017-02-09 12:18 | 息子のはなし | Comments(0)

もうね、うちの前の木々には雀がたわわですw

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近所に家々数あれど、この子達全員うちのことを考えてるのねえと思うと
めちゃくちゃ嬉しい(笑)

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ほら、今はもうエサ箱からはみ出る子たちや、入れなくて諦める子も出てます。

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あぶれた子たちは、一番近い枝で順番待ち。すごいでしょう?w
1月2月は葉っぱも花もなく寂しいので、鳥たちで賑わってると幸せになります♡


今朝、息子が北海道に旅立っていきました。
空港に着いてから、るんるんしてて「ふふふ♪」って笑ってるの。
なに話しかけても「そうだね。ふふふ♪」ってニコニコ。
なんだろう、やっぱり旅するからわくわくしてるのかなあ?
それとも、チェックインの時に可愛いアテンダントさんに
「大学の研修か何かですか?」って聞かれて、
私が「ええまあ、そんなとこです」って答えたら
「寒いところまでお気をつけて」って送り出されたのが、
えへへ、オレ大学生みたいって、ちょっと嬉しかったのかなあw

なんにしろ、こんなに朗らかに緩んでる顔久しぶりに見たので、
その後思い出しては私もずっとクスッてしちゃいます。

笑顔は自分も周囲も幸せにしますが、
別れぎわのほんわかした微笑みって、ずーっと余韻を残すものですね。

とりあえず心配だから、羽田から乗り継ぐ時連絡ちょうだいね!
向こうに行ったら、毎日じゃなくていいから、どんな感じか教えてね!
疲れてたら電話じゃなくていいから、メールでもいいからね。
できたら写真一枚くらい送ってね!

「うん。わかってる。ふふふ♪」
いつもは「わかってるよー!」って煩そうに言うところを、
今日は優しく微笑んでくれたのでなんか期待したんですが、
やっぱり、もう北海道に着いてるはずなのに一切連絡なしでしたw


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by africaj | 2017-02-01 13:52 | 息子のはなし | Comments(12)

続・2月のプロジェクト

2月から-20度の世界で、息子は炭焼き職人さんに10日間の弟子入りしてくるんですって。

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極寒の過酷な作業だから、特別な作業着を着ると聞いては母はビビり、
もしこの作業で事故が起こっても責任は負いかねるという先方との覚書を取り交わす
のですが、どのくらい危険かわからないといざ判子を押す瞬間の躊躇いったら。
去年の青春18切符の旅に送り出すのでも、留学させるのだって、危険はついて回るんですが
親子離れの時期って親も色々と覚悟いるもんですね。。。
危険な作業らしいけど大丈夫?本当に行きたいこと?って聞いたら、
「オレ、行きたい」って言われて、最終的には覚書を交わしましたが。

炭焼き職人を目指すんではなく、プロジェクトのテーマは「壊れた炭焼き窯を修復する」ことです。
去年は炭を焼くとはどんな作業かを自分たちで調べて、
実際に耐火レンガで小さな釜を作って木を焼いてみる・・・ことをしてました。
ネットで調べたことを実際にやってみると、
見た目は「炭」だけど、中は生焼けで使いものにならない大失敗をし。
ほんとうの意味で「炭を焼く」ことを知らないと「窯は修復できない」という結論から、
今年はまず弟子入りからってことらしいw

その間に北海道が水害にあい、修復中の窯も水没して修復は長期化することになり。
この状況でも作業をやりたいって残った子供は、息子1人。
思春期で、自信喪失や葛藤の真っただ中です。
「オレ、自分のやりたいことをみつけられないから、
こうして与えられたことを頑張るならできるかと思って」って。
大人たちに混じってこれから窯を一から修復していくことになるようです。
実際に窯の修復に入ると3ヶ月くらい北海道に缶詰めとのこと。
これで、直した窯焼いた炭で本当にバーベキューできたら、自分の道のその先が見えるかなあ。

家を追い出されてばあばの家に身を寄せるって年末の騒動後、
年末年始に家に戻ってからしばらく見違えるほど「できた息子」でしたが、
1ヶ月もすると部屋は散らかしっぱなし、朝は起きない元のだらだら君に戻ってきてます。
ま、そういうもんですよねw
でも、前と違って必要な時には飛んできてお手伝いしてくれるようになりました。
親が望むのは、「完璧」とかじゃなく、こんな小さな部分で。
あとはできなくても全然いいの。気長に見守っていられるのですよね。

思春期大変そうだけど、がんばれよ~☆


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by africaj | 2017-01-29 12:24 | 息子のはなし | Comments(0)

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このエサ場、噂になってるのかな♡
もう、こんなにスズメ達が来るようになりましたよーっ(嬉)
メジロや文鳥とか色々バリエーションも増えてきました♪
殻付き鳥の餌にしてるんです。
水しぶき飛んでるみたいに殻を飛ばして銭湯入ってるみたいなのw
サロンのソファで喉がいたいー!と叫んで寝てる息子が、癒やされてます。

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昨日は私も息子も倒れていて、パパが買い物行ってお昼を作ってくれました。
風邪ひきで寝てる時必ず食べるのが「鍋焼きうどん」。
私の子供の頃からのお約束。
今は、家族が寝込むと私が作り続けてきました。
パパの鍋焼きうどんにはお花型人参が入っててびっくり。
「ちょっと明るくなるでしょ?」ってw
美味しかった~。

息子、昨晩も39.8度の高熱で熱せん妄出かけて大変だったのです。
昨日も書きましたが、熱冷ましと併用して3回お風呂で冷ましました。
熱せん妄出てる子供ほど、親にとって泣きそうなほど怖いものはないので、
「それは熱せん妄だから大丈夫。いまお風呂に入ったら消えるから」って、
すぐにお風呂に入れて、本当にすーっと怖さから解放される姿が見られて、
私もほっとできます。
お風呂を出て体温を測ると38.8度。
39.5度を超えるかどうかが、大きな違いなのだと思います。

昨日ぬるいお風呂に入れていて気がついたことですが、
息子が、早く下げたくて「うー寒い」って入ってて、きっとそんな人も多そう。
無理して寒いとか熱い湯温を我慢しないで、気持ちいい範囲で入るのがいいです。
身体が一番「必要な温度」を知ってます。
それから冬は、お湯の中と風呂場や洗面所の温度差が体の負担になるので、
お風呂場も暖房し、上がったら乾いたタオルですぐに拭いてすばやく服を着せることも注意点と思いました。
私、タオル持って待ち構えて服着るのを手伝います~。

熱せん妄・・・本人もですが見てる親も本当につらい症状ですからね・・・。
熱のコントロールが必要で、夜中付き添って、今はお風呂、今は熱冷ましって
看病してましたが、朝方熱冷ましですっごい量の汗をかいて、
すっと高熱が下がりました。
今は喉の痛みが始まったので、山場は越えた感じです。
小さかった時より回数がかなり減りましたが、熱に弱いので
毎回ドキドキです。もし似た子がおられましたが、参考までに。

ちなみに私は、昨晩ほとんど寝られてませんが、元気です♪
タミフルが押さえ込んでくれたのだろうか・・・(謎)




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by africaj | 2017-01-25 13:24 | 息子のはなし | Comments(2)

昨日息子が年末年始を過ごしに帰ってきました。

数えてみると、ほんの11日間の出来事なのですよね。
夜戻ってくる時間、駅へパパと迎えに行ってあげました。

帰りの車の中で、オムレツが上手に焼けるようになったから
明日の朝は俺が作ってあげるからねと言うのです。
どうやら、ばあばに作り方を聞いて、毎朝ばあばと二人分のオムレツを焼いているのだとか。
中が半熟でふっくら焼けるように研究してて、
卵1個で1個のオムレツを、ばあばは2つ、オレは4つ食べるんだーって(笑)
どんどん上手になって、卵って面白い!!って。
ばあばの家では朝食を共にするために、朝8時には起きるように頑張っていたようです。


「明日はオレ、8時に起こして。オムレツ作るから」と頼まれたので、
起こしたら、今朝眠い目をこすりながら起きてきて
三人分のオムレツを作ってくれました。

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火加減、卵の混ぜ方、色々研究したらしいです。
フライパンにバターを溶かしたら、ちゃかちゃかさっさと(感涙)
家にいた時も料理を作ってくれましたが、
どこか手順を忘れてて、必ず「あれ、どうやるんだっけー?」と尋ねられたもんですが、
オレサマが作るのだって姿。

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プレーンなオムレツ、
息子のはお塩もいれなかった。
私は塩ひとつまみ入れるので、入れないのは初めて食べましたが、
ミルクと卵の甘さが際立つ、優しくふんわりしたオムレツでした。
作ってもらって食べるのも、
息子が作ってくれたってのも、
寒い朝に温かいオムレツというのも、
全部なのかな。
パパと2人、ほっこりしながらいただきました(じーん)

ごちそうさま。
おいしかったです。

正月明け、いつ東京に戻るかはまだ決めてないらしいのだけれど、
今回は必要なものもパッキングして東京に行こうと思ってるみたいです。


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by africaj | 2016-12-27 10:21 | 息子のはなし | Comments(0)

雨降って地固まる。

あの日から一週間経ちました。

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その日はこんなにうららかな冬の日で。

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朝遅く起きてきた息子が窓から外を眺めて
「うわあ、なんてピカッときれいな青空!すごい、すごいよ」と言うので、
じゃあ写真でも撮っとこうかってパチリとした。

腰を痛めた翌日、
大根を洗って干してしまわないといけなくて
パパが洗い、息子がテラスに運び、パパが結わえて干してくれました。

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大根が悪いわけではないけれど、すべての発端。
大根は見ていた(苦笑)

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12月なのに何故か大粒の苺がなってて花も咲いている。

パパがバイクで仕事先から直行して畑の私を助け出し、
私の乗ってきた車で病院経由で家に連れ帰ってくれ、畑に置き去りだったバイク。
私の腰が治り運転できるようになったので、
今日、2人で畑に行き、パパがバイクを持って帰ってこれました。

この一週間は長かったです。

息子は東京でばあばと暮らし始め、毎日のように食後に洗い物をし
買い物を手伝っているそうです。
近所にアルバイトを頑張って探しては、お願いし、
是非にと言われてホッとしたと思ったら、高校2年生からじゃないと雇えないと謝られ、
もう一つまたお願いしに行った先は、高校一年生が多くて
教えられる人がいないから、今はダメと断られ、
年齢の壁を感じたり。
今日は、大掃除を手伝って窓拭きを朝からやっているとか。

「とりあえずの服しか持っていないから、下着やズボン送って!」
と言われて、大急ぎで梱包して送ってあげたりもしました。

「買い物来てるんだけど、ひろたのポン酢こっちでも売ってるんだけど、
これだよね?美味しいの。じゃあ買って帰ってあげよう」
こんな風な電話がくる。
うろ覚えだったことを一生懸命手繰り寄せてるんだなって感じます。

「ばあばがインスタントラーメン作ってくれたんだけど、あのメーカーまっずくて。
今度ラ王買ってきて作ってあげようと思うんだー。
ママの焼豚ないのは痛いけど、でもそれなりに美味しいよね?」
そんなこと言われたら、
わかった。今度作ってそっち送ってあげるから、
ばあばに作ってあげてって言っててw

もうね、上京した息子を持つお母さんみたいです。


でもね、頑張っておいで!って送り出したのとはちょっと違う分、
なんとなく気になってばかりです。

男同士じゃ無理で、お母さんにしかできないことかもなあって思い始め、
たとえば互いの気持ちの通訳だったり、
正しさと優しさの間の距離の橋渡しとかのために私がいるのかなあと。

そして昨晩、そっちで過ごしてみて今どう感じているの?と尋ねてみました。
まだ子供だからやらないとか知らないとかじゃなく、
もう年齢的に1人の人間として、3人で互いを思いやって暮らしたほうが楽しいんじゃない?
そう思えるなら、いつでも帰ってきていいんだよ?
くーまがいないの寂しいよーって。
「たぶん大丈夫。この前みたいなことにはならないと思う」と言ってました。
よく考えて、明日電話してって切りました。

そしてね、今日です。
「オレね、年末年始そっちに帰ることにして、
でも東京でもう少し頑張ってみることにした」って伝えてきました。
一人暮らしになって縁の無くなったクリスマスを、今年は孫がいるので
ケーキはどうするか、ご馳走はなんにしようかと張り切っているばあばを思って、
クリスマスは一緒に過ごすから26日に帰ろうと思うのですって。

もっと気軽に大学のプロジェクトに顔を出して色々話したいこともあるのですって。

東京にしかないものも多いし、
神戸と比べてアルバイトも時給が200円は違うし。

今帰ったらまたダラダラしちゃうかもしれないから、ここで頑張るほうが
自立できそうな気がするからですって。

家だとパパや私を自分が手伝えそうなことは家事以外ないのにw
ばあばの家にいると、自分が役に立てることいっぱいというのも
今の彼にとても良いのかもしれないと想像してます。

本当は一番がっかりしたの、私かも。
でもね、
「家に戻るか東京にいるかどっちにしようって選択肢があるって幸運なことだから
自分のいいって思う通りに一生懸命頑張ってみてね」って
ちゃんと言えましたよー(涙目でw)


そして私も、この一週間あまり考えないようにと思いつつなんとなく沈んでましたが、
なにか良い感じに転がり始めたことに、ホッ。
とりあえず、年末年始を一緒に過ごせることがこんなに嬉しいなんて。
一緒に過ごせる時間は残り少ないと思うので、大切に過ごそうと思います。


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by africaj | 2016-12-23 13:48 | 息子のはなし | Comments(12)