カテゴリ:世の中のお勉強( 37 )

この夢は叶う?

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先日、京都のCOTOHAさんで買った風蘭。
花が咲いたのが嬉しくて。

住みたい場所を決めると、その農村での暮らしのイメージが膨らんで。
最初に買った「風蘭』です。
気が早いw
たぶん場所が見つからない間ずっとずっと押さえてきた気持ちが、どんどん溢れてきちゃってて。

先日、相談に行ったのですが
しかし現実はちょっと厳しい事も知りました。
農村移住希望者は今増え続けているのですって。私達の想像を遥かに超える人数を聞いてびっくり。
それに対して、提供できる家がなかなか出ないのが現状なのですって。
これはもう「タイミングでしかないんです」って。

3年待ってもダメな方も居れば、相談に来ていた時に所有者と鉢合わせて意気投合して
その場で決まることもあると。
待つつもりでいたけれど、3年待っても巡り合いがなかったら・・・それは私達の年齢ではイタいな。

農村で家を構えるには、もともと家の建っている場所じゃないとダメという決まりがあるので、
新築ではなく改修という住み方になる。
たぶん買うのではなく借りる形で。
最初はゴミ屋敷の掃除から始まって、ボランティアさんを募って人手を集めて改修して
5年かかってやっと畳を入れた古民家さんのblogを読んで、
週末掃除で仕事と両立させてたことを差っ引いても、毎日やっても3年は見といたほうがいいのかなあ?
なんてことを計算してると、あっという間に60才になりそうです(冷汗)
そこから週末バルをやるって、体力あるのかなあ?

でも、気持ちは街から引っ越す思いばかりで、もう後戻りできそうにないので、
出物に巡り会えることを祈りながら、他の場所も探さないといけないかも。。。



人口減少も問題だし、空き家はたくさんあるのに、なぜ提供できる家がないって状況なのか。
迷いつつ家を提供される高齢の農家さんの思いはこんな感じだそうです。

「家」は生き物である事を忘れてはならない。柱も、壁も、床も、呼吸をして自ら生きている。人が住まなくなれば室内も呼吸困難になり、仕様不能となる。人が済、掃除をし、虫を遠ざけるから生きつづけるものである。したがって、空き家は家としての生命力を失うことになる。

人によって理由は異なるが、維持管理を困難となれば、希望する方に住んでいただく方向で検討することが、建築物としての歴史を歩んできた「家」を大切にすることに繋がると考えている。

家だけでなく、田畑も同じである。人の手によって耕されなくなった田畑は、もとの自然に回帰してしまう。縄文、弥生時代の姿に戻るのに時間はかからない。それが自然の持つ生命力であろう。

家も田畑も維持することが困難となれば、それを活用できる人に任せることが「活用」であり、自然への感謝であり、先祖への恩返しであると考えている。

農村地域では、家や田畑を手放すことはご先祖様に申し訳ないという気持ちが強い。もちろん、私としても同じである。しかし見苦しい姿になっていくことの方が、それ以上に悲しく、心苦しいことである。だから、家や田畑や里山も、大自然からお借りしているに過ぎない共通の財産であるという広い気持ちで対応したいと思う。

「もしも貸すとしても仏壇だけは移動させない条件だとしても大丈夫ですか?」って相談役に聞かれました。もちろん大丈夫ですが。
街で生まれ育った私には思いもよらないほどの思いを抱えて生きておられる。
空き家にすること、人に貸すこと、それぞれが重い決断の末なのだと想像できました。

3年待つって長い、3年家を修復するのも長いとは思ったけれど、
農村の時間の流れの中では当然かかる時間なのだなあと感じました。
今私が学んでる「畑の自然サイクル」と全く同じ時間の流れ。
私達の都合で急くことは歪みを生むだけですもんね。委ねましょ。


「茅葺きの古民家が希望ですか?瓦屋根でもいいですか?」という質問に、
一番の希望は、一面の稲穂が揺れる景色を眺められるような所とお願いしてきたんです。
茅葺きなら嬉しいけれど、なによりも景色。
スペインにあって、日本でなかなか見つけられないお店って、
みんながくつろいでビール飲みながら風景を眺めてぼーっとできる風通し良いバル。
「じゃあ、あの辺ですね」
彼もすぐイメージしてくれたのが、まさしく「そこ」。

待つことしかできないって、ツラいものだなあと思いつつ、
覚悟を決めて60才でもまだまだ若いように体力作りしましょw
でも、待ってても出ないかもしれないという・・・出物とのタイミングだけが拠り所って怖い~。

ま、やれることはやって、バルのイメージも明確にして。
そうすれば運が良くても悪くても、思いはなんらかの形になるはずですよね。
お店の名前はね「つばめ食堂」、これだけはもう決めてるんです♪


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by africaj | 2017-08-28 11:36 | 世の中のお勉強 | Comments(19)

遺伝子組換えと、品種改良ってどう違うの?とか言ってた私ですが、
真面目に勉強する気になった出来事がありました。
で、よくわかりました、その大きな違い(汗)

あのね、2週間前のことですが・・・
7月末に、日本でこんな遺伝子組換えが承認されたのです。
「除草剤グリホサート誘発性雄性不稔、チョウ目及びコウチュウ目害虫抵抗性並びに
除草剤アリルオキシアルカノエート系耐性トウモロコシ」。

これがどういうトウモロコシかと言うと、

除草剤グリホサートを撒いても枯れないで、
さらに何度もグリホサートを撒かれて耐性が出てきた雑草にもっと強い
ベトナム戦争で使った枯葉剤、除草剤アリルオキシアルカノエートを撒いても枯れないように
遺伝子を操作しよう・・・つまり、除草剤を一面に撒いてもとうもろこしだけ畑で生き残れる。
ついでに、蝶や昆虫が食べたら死ぬ毒性を持てば、
虫に食われることなくて、「無農薬」で育てられるトウモロコシになる遺伝子組換えをする。
さらに、普通は一本で雄穂と雌穂を付けて受粉ですが、他から人工的に交配させる方が
一本で受粉するより収穫が増えるため、花粉を作らないトウモロコシにしちゃえ!
って、育てるのに楽チンでたくさん収穫できるよう遺伝子デザインされたトウモロコシを、
日本の農家さんが助かるからと、日本政府は輸入を許可したというわけです。

※最新承認案件 (←クリックで表に飛びます)


かなり気持ち悪いものが作られていて、日本に入ってくることが決まったわけです。
すごいな~。もう近未来映画より近未来w
これらの多くは、人間用ではなく家畜のエサだからと説明されますが、
表示義務の甘い日本で「価格破壊」で安さ追求型商売の、コスト削減の頼みの綱になってるとか。

トウモロコシ。大豆。小麦…すでに176品目の農作物の許可が降りちゃって。
例えば30年前のトウモロコシとはすでに違う、でも見た目に全く同じものが生活に入り込んでる、
日本の野菜の「今」なわけです。


牛乳も同じことが言えて、
最近やたらと短絡的「牛乳=悪」説を聞くし、その流れで牛乳飲まない豆乳を飲むって人も増えてますが、
牛乳が悪いわけではなくて、その育てられ方が大きく変わってきていることが問題で。
50年前、せめて30年前の牛乳にしても、今の牛乳と見た目一緒なのに、かなり違うわけです。
生産量を増やすために、研究され開発され、休みなく常に出産スイッチが入ってるようにして
極限まで搾乳されて短命で使い捨てられるように社会が変わってしまった。
牛が病気にならないようホルモン剤を打って、お乳が腫れないように抗生剤を飲ませ無理やり絞ってる牛乳が、「悪い」。
でも、そういう酪農に疑問を持ち、牛のキャパを考えてミルクを搾り売っている酪農家もいるわけです。
ちなみに低温殺菌に出来る牛乳は味を偽れないので、酪農家への信頼に通じます。
カルシウムや健康のために飲むんじゃなくて、美味しいから、好きだから飲むくらいが良いわけで。


私は日本ミツバチを飼いたくて調べたり、人に会いに行ったりしているのですが、
無肥料農法の勉強を始めたのも、ミツバチからです。
日本ミツバチがアカリンダニの猛威で絶滅しかけていることは何度も記事にしてきましたが、
これは世界的にミツバチが危機に陥っていることの原因や現状のレポ。



1時間のレポなので長い~(汗)、でも内容が濃かったです。

アメリカ人の暴力的な大規模単一栽培での西洋ミツバチの家畜化で、単一の花粉では
微量栄養素が偏り、蜜を集めながら餓死する現状と、その対策にたんぱく質とビタミン栄養剤と
抗菌薬を与えて、無理やり元気にさせてきたことで新たなダニ害と短命の負のスパイラルを生んでることがわかります。
ミツバチがもし絶滅したら収穫量がぐんと減る危惧に、ミツバチロボットの開発を考えるという、
振り返って改める気はない思考のおかしさも含め、
ミツバチの現状レポを見ているのに、癌やアレルギー、新種の病原菌が次々出てくる人間界の「今」
が重なってきます。
雑草、野草を育てることから始まった「農業」が、長い年月で徐々に研究されてきた、
誰にも簡単で苦労少ない「慣行農法」が広められ、多くの人が実践するようになったわけですが、
収穫量を増やす目的で使われるようになった「肥料」と「農薬」・・・と思うでしょう?
実は、肥料と農薬がないと育てられなくするって、ビジネスに牛耳られておるわけです。
っていう、今のエゴイスティックな農業のやり方がわかりやすいです。

ご興味ある方は是非どうぞ。
ちなみに私はスコットランドの養蜂に感動と希望を持ちましたよ~。
岡本よりたかさんの農法を知った時みたい♪



家庭を守る主婦としては、
値段だけで選べるほど単純じゃなくて、とっても面倒くさい世の中になったものだとため息。
たぶん世界の仕組がもう健全な昔に戻れはしないのだとしても、癌やアレルギーや知らない脅威を
回避するのに、個人的に努力ができるとしたら、
せめて日常的に食べているようなものは大量生産されたんじゃないものを探すか、
もしくは自分で作る。
この二択になってきたなとつくづく思うのでした。

それと、単一栽培の花から採蜜して餓死するミツバチの話から感じたのですが、
飛び交う情報に恐れすぎて、残されたクリーンで良いものだけを摂るってことよりも、
毒性だ残留農薬と騒がれるとしても、幅広く多くのものを摂る方が
ほどほどに相互で解毒になったり、悪いものの量も満遍なく少なく済むわけだし、
どんぶり勘定でバランスとるのが、より自然で結局は身体以上に精神的に健全だな~と思ったのでした。

などと、個人的な感想文、書いてみましたw

ってことで、売ってるもの以外もなんでも食材にしようと思います。
ジビエに野草、発酵、私がまだ手を出してないのがキノコだな。
来年はキノコの勉強もするぞーって、暗澹たるものも360度回るとポジティブになる不思議w


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by africaj | 2017-08-11 10:51 | 世の中のお勉強 | Comments(14)

小麦って、収穫後に天日乾燥か温風乾燥させてから種を採るわけですが、
これを、収穫直前に除草剤を散布して「枯らせる」ことで、乾燥期間を省くって荒技を考えだしたのですって!アメリカが(汗)

そうして収穫したものには、残留除草剤の値が高い小麦になるわけですが、
それを輸入するためには、今の日本の基準値が壁になってるそうです。

ほっ。
良かった・・・って今、思いませんでしたか?
私は思ったんです。

そうしたらね、
この小麦を輸入するために、わざわざ基準値を改変しようって提案が持ち上がっているのですって。

この表、見てください!かなりショックなのー。
*グリホサートとは、モンサント社が開発した除草剤で、日本では日産科学がラウンドアップという商品名で売っている

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種子類、のきなみ。

これ、昨日が締め切りだったのですが、
国はこの提案についてのパブリックコメントを求めますって、インターネットで募集してたのです。
多くの人が呼びかけてて、もちろん私も、イヤだー!って意見提出したんですけど・・・。


知らないところで、すごく一部しかわからない形でこんな風に「パブリックコメント」の募集されるのも嫌だったし、
今、この基準が守っているものを、何十倍モノ基準まで簡単に上げようとする提案がされることも驚いたし、
少しずつ少しずつ、こうして知らないうちに、過不足なく物が潤うから文句が出ない、一見良い風に吹聴されて
安易に基準値を改変されていくプロセスを目の当たりにすると、

なんかちょっと、がーーーんってなった昨日だったのです。

ちなみに、大豆はすでにこうして除草剤をかけて枯らせて収穫が世界的一般化していて、日本ももう基準値を上げたのですって。

ダイレクトな体験では、
野草を食べていると、農薬を「初期にだけ」与えられて育ったとしてもサツキの花は苦味があって、
山にあるサツキは、苦くないのです。
私がただ苦い不味いって感じたこれで、ミツバチは死んじゃうレベルなのですよね。
除草剤をかけて枯らされたもの、たとえ影響ないって誰かに言われても、たべたくないなー・・・。


人工的で効率の良い方法がなされる度に、バランスを取って何かがおかしくなる。
人間が一見豊かで便利で得をする分、生態系が割を食うし、その歪みは巡って人間に戻って来ると思うと、ね。


ところで、こんなサイトで、国がパブリックコメントを日々求めているのですねえ。
ここで集められた私達の意見が、反映されると良いなあ(祈)

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今日はたっくさんのマジョーラムをドライハーブにして保存する作業。
最初から天日乾燥だと色が悪くなってしまうので、オーブンで低温乾燥して水気を少し抜いてからお外で。
そのまま食べても大丈夫なものがやっぱりいいよぉ。
世の中もそんな急がなくていいよぉ。



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by africaj | 2017-07-21 10:11 | 世の中のお勉強 | Comments(10)

オリーブオイルを選ぶ時、何を基準にしてますか?

日本のスーパーの売り場には色んな種類があって、
びっくりするほど古いものも普通の顔で売られてて、今も玉石混交。
偽りのオリーブオイルがエキストラバージンと銘打って偉そうに売られてると聞きましたが、さもありなん。

日本の人はオリーブオイルを「美味しいから」買う人より、
「健康にいいから」って買い始めた人が多いと思うので、
そもそも「本物のオリーブオイルがどんな味か」を知らないで買ってる人、多くないですか?

収穫されたばかりの新物が、飲めるほど美味しくて、サラリとしてて、ぴりっと刺激的で、苦味あること、
倒れそうなほどよい香りがする、「搾りたての本当の味」を知らなければ、
数多のビンから納得できる味のコスパのいいお得なものを選び出すのは難しいと思います。

ま、お金持ちは確実で高いものを買えばいいんですけどねw
そうじゃないヒトへの本日の記事です。


たとえば、
スペインに住みに行った日本人が、日本食を作るのに現地で醤油を選ぶ時
世界ブランドのキッコーマンと中国醤油や謎だけど安いお醤油の限られた選択肢で、
日本人のほとんどは、もちろんキッコーマンを選ぶわけです。
日本ではもっと高級なお醤油を使っていたとしても、ねw
やっぱり自分の国でよく知られているメーカーの方が、
安いけど知らないものより安心して手に取れます♪

つまりスペインから日本に来た人が、数多のオリーブオイルの中から選ぶとしたら、
スペインでも売ってる老舗ブランドに安心感を持つわけですですw
嬉しいことに、日本でも手頃な値段で、しかも品質も悪くないものが手に入ります。

それが、Carbonell と La Espan~ola。

まあ、ヤマサとキッコーマンみたいなものなので、お好みで。

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このガラス瓶、このラベルのものだけはスペインのスーパーで売られているものと同じ。
(同じLa Espan~olaブランドでも、ペットボトルタイプや、
ラベルの「La Espan~ola」が横イチで入ってるものは、私はスペインで見たことがない
ので、もしかしたら輸入用に作ってるかもしれません)

我が家はスペインではオリーブオイルの産地の中でも産地!と言われる、
cordoba県のbaena市に、新ものを工場まで買い付けに行っていたくらいこだわっていたので、
実はこの2つを買ったことがなかったのですがw
しかも帰国後もしばらくはスペインから毎年送ってもらっていて。。。。
最近スペインはオリーブオイルの個人輸入禁止になってしまい
送ってもらえなくなったので、日本で売ってるこれを試してみたのでした。
すると、
さすが、スペインで頑張ってるだけあって鮮度も味もなかなかで、びっくり。
取り寄せられなくてがっかりするほどじゃないレベルだったので、ほっ。
なにより、まがい物じゃないって安心して買えるのは嬉しいです。

私的には、どっちも同じと思いつつ「La Espan~ola」をここ数年買ってます。
品質は保証されてる上、年によってはものすごく美味しい当たり年があるので、味は各年で微妙に違うけど。

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日付が2年賞味期限で打たれてます。
実際の所は1年で使い切るのが美味しいですが、まあ2年以内(できれば1年半)ならOKかなというところ。

これは先日買ったもの。ボトリングされて11ヶ月目に日本で買えたことになります。
悪くないでしょう?
生オリーブオイルを飲むガスパチョに安心して使えます♪
オリーブオイルは油ですが、実から搾ったジュースなので、鮮度が大切なのです。
特に火を通さないで使う料理は。
結構、10本あると賞味期限がバラバラで半年ほど開きがあるので、じっくり見て新しいものを、ね。
(スーパーもオリーブオイルの鮮度にまるで無頓着なのがわかります 苦笑)

それで、500mlで800円前後なら悪くないでしょう?
我が家は年間で10L近く消費するので、品質と値段のコスパ納得ラインがこれでした。
もしも、なにを買ったらいいか困っている方は、試してみてくださいな。


あ、でもスペインが絶対美味しいとは言ってませんからねー。
イタリアのキッコーマン的メーカーや、ギリシャのヤマサも日本で売ってるのかもw
在住者に聞くのも一つの手だと思います。
でも、イタリアに比べて「え、スペイン産?」って言われるイメージ戦略に失敗してるスペインだから
良い品質なのに安く買えるというメリットがあると、言っておきましょ(笑)

ちなみにスペイン産のオリーブオイルの一番の特徴は黒オリーブと混ぜて絞るので
イタリアの新物の時期(秋)とズレていて、冬(12月~3月)です。
味も黒オリーブが混ざるので、緑だけのフレッシュさと違う旨味と味なのです。
凝り始めると、各国で味が違うのでお好みを探してみるのもいいと思いますが、
ま、とりあえず、日常的にガスパチョ飲みたい人のために書いてみました~。







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by africaj | 2017-07-20 13:17 | 世の中のお勉強 | Comments(10)

昨日は、アンティークの器や素敵な旅のお話、幅広い交友関係で、
いつも勉強させて頂いている方のお家にお呼ばれしてきました。
先日習ったのよと、アフタヌーンティーを用意して下さっていて、なんとも優雅なひととき♡
美味しかったなあ♩

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カップにジャム壺にアンティークを、何に入れようかしらって惜しげもなく使われる。
これは、オーストラリア旅行でパースのアンティークショップで見つけたのよ。
これはイタリアで…と説明受けてる中央に「これはヤマザキでもらったお皿w」と。
ヤマザキ春のパン祭り、フランス製のお皿とCMで言ってたなと思いつつ、
こうして置かれてると見劣りもせず。達人すごいw

あれは、明朝の壺、あれは…と、飾られている骨董品の中に、1つを指差し、
あの陶器の鉢カバーは先日フリマで買ったの、ふふって。
なんか、お家丸ごと「なんでも鑑定団」wわかってやってらっしゃる格好良さです。

安く売られた欠けたアンティーク見つけて、金継ぎされて使われている姿も憧れ。
まだ技術がない私は、今回恐れ多くも金継ぎで器を直して頂いたのですが、
やっぱり自分で治せる方が人間として格好いいなあと、改めて思った次第です。

その時のお話なのですが。。。

酸っぱい甘夏をジュースにして、普通のコップで飲むととても酸っぱいのに、
あるグラスで飲むと不思議と甘くて美味しく思えるの。
あなたに飲んでみて欲しいのよ。どうかしら
と、出して下さったのが、先ずはこれ。

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人気のデュラレックスな形のコップ。
これで最初勧められて飲むと、ひゃあ、酸っぱいっ!!

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次に勧められたのが、右側の、開いた形のグラス。
……!!!?
甘い!んんん甘みの方を強く感じて、酸味程よいから不思議〜(驚)

次に飲んだのは、一般的ワイングラスで。
酸っぱい〜(汗)

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観察すると、
この開いた形だと、口にくわえる面積が大きいので、グラス端が舌の真ん中やや前くらいに当たり、
そこにジュースが着地するのです。
ワイングラスはすぼまっているから舌先に触れながら流れ入る。
コップは舌先よりほんの少し奥にジュースが入ってくる。

グラスの厚みも差はあるけれど、
この、グラスの開き角度差による舌との出会い位置が大きな違い。

なので、
よく話に登る「味覚地図」かと最初は思いましたw
子供時代から微妙な違いに敏感でリトマス試験紙と言われてた私ですが、
この味覚地図はあまり実感持てなかったので、深く追求したことはないです。
これが味覚地図かー!と、初めて驚いて、
真面目に調べてみたら、

えっ⁉︎
今、味覚地図は無いという話になってるのですねー。
味蕾は甘い、塩気、酸っぱい、苦い全部を感じるもので、
それが舌のどの部分に多いか少ないかで感覚差が生まれるけれど、
甘さに特化した味蕾、酸っぱさに特化した味蕾があるわけでは無いと。
ムラがあるとしたら、舌先に味蕾が多く敏感なのに対し中央は少ないのだと。

ああ、でもそれの方が私も実感持てます。

で、グラスの形でなぜ味に違いを感じたかですが、
私的イメージとしては、舌先だと鋭敏すぎて強い酸味で麻痺しちゃうから
他の味が感じ辛くなるのに対して、
味蕾の少ない舌の中央は少し鈍感で、麻痺することなくふんわりと全ての味を感じることが出来る
そんな感覚を持ちました。

なんにしろ私にとって、これは大いなる発見で、
同じものが器でこんなに違うように感じられるのだとしたら、
「美味しい」の追求は器の形にまで広がるのも納得。
ワインソムリエのグラスのこだわりもしかり、
器を作った魯山人の気持ちの片鱗を見た気がしました。
んんん〜驚きましたー!

ワインの渋みの飲み比べも格好いいですが、でもね、
酸っぱいジュースで試して頂くのがわかりやすいかと思います。
是非試してみてくださいな♩






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by africaj | 2017-05-18 15:38 | 世の中のお勉強 | Comments(4)

高1の夏に格好いい制服、案外憧れの中高一貫校から通信制高校に転校し、
自分の道の模索に入っている息子。
そういう部分は決断できるのに、
どこかでなんだか自分に自信が持てないようなのです。

みんな器用に満遍なくそれなりにできる大半の子達の中にいると、
うちの子は、飛び抜けてるものがいくつかと、皆が一瞬でできることを
大半は苦労して時間かかって、しかも出来も悪いって子なので、
できない自分への劣等感が、飛び抜けてて評価される経験を大きく上回るみたい。
そして自分の素敵な部分を過小評価して自信を失ってるのです。

私は、天才という人々は確かに世の中に存在すると思うけど、
次に才能を開花させるのは、「好き」を大事に追い求める人たちだと思うのです。
天才のように小さなうちから自他共に圧倒的存在感を見せる、格好いいものではなくて、
案外格好悪く、自分に顔を出した小さな芽は、他人には見えないほどか弱く存在薄く、
外から沢山踏みつけられるものだと思っていたほうがよくて。
自分が信じてあげないと、その芽は枯れてしまいやすい。
踏みつけられたら、起してちゃんと水をやってあげなきゃいけない。
放ってたら枯れちゃうような弱い存在を、信じて大事に守リ育てた人が、
大人になる頃やっと周囲からも頷いてもらえるくらいになるのだと思うのです。
開花させるチャンスが来るのはようやくその頃だけれど、なかなか来ない人もいて。
でも、大事なのは、「チャンスを得る」ことじゃなく、
そうやってひたむきに小さな芽を守りながら育ててる時の、子供時代の幸せ感が
実は人生を通しての自分の主軸になって、人生を転がす機動力になるのだと思うのです。
だから、今迷っちゃだめなのになーって、見守る私は心配になっちゃって。

私がずっと信じてることの1つに「言霊」というものがあり。
自信がない時、それを言葉にしたら自分に暗示をかけてしまうってことや、
どうせ無理って言ったら、本当に無理になってしまうってこと。
だから不安に思っても絶対に言ってはダメなのよと教えてあげたいのですが、
うまく伝わらないのがもどかしいのです。
たかが言葉、されど言葉。
音にすると、耳に残って暗示にかかるのだと思います。

でも、息子に上手に言葉をかけてあげられなくて。

今、北海道で炭焼き修行をしている息子。
昨日珍しく電話がかかってきて「楽しい!」と言っていました。

水没して当分炭焼きを再開できないかと思われていたのが、
なんとか焼けるまでになり、まず綺麗に掃除をし、
薪割りをして形を揃え・・・
これからやっと炭を焼く作業だそうです。

最後に、
「できた」って喜びが、「僕もできる」「大丈夫」って思いに変わって、
心を暖めてくれるといいなと願うばかり。

そうしたら、こんな公演を見つけて、
私が思っていることを、もっともっと響く言葉で伝えられていて、
私など涙しながら何度も見て、さっき息子にメールで送りつけました。
そんな「子供に贈る言葉」。





ご存知なかった方はぜひ。




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by africaj | 2017-02-06 22:20 | 世の中のお勉強 | Comments(12)

ハーブティの世界♪ mamalife

一昨年の春にイスタンブールで買ったハーブティ。
わくわく選んで、お金だって安いわけじゃなかったのに、
一度も飲まずにまだ「在る」(汗)

とてもきれいだから、飲んでみようって思うのに気が進まなくて他のお茶になっちゃう。
なんでだろうって思ったら、
中身が何入ってるかわからないのが、無意識に気後れしてるのかな
・・・ってわかったので、分析してみることにしました。

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謎の蕾とかもあって、全部はわからなかったけれど
並べてみたら、なんと!
ほら、西洋のハーブティと東洋の漢方薬が混ざり合ってました(楽)
さすがイスタンブールで売られてるお茶!
東の文化と西の文化が交わる要衝はお茶までもですねっ!面白~いっ♪

ちょっとほっとしました。
そして、なんとなく馴染みのある漢方の名前もあって嬉しくなりました。
せっかくだから、日々の体調に合わせて薬効を考えながら飲んでみようかな。

・ハイビスカス これって私はずっと、ハワイなんかの有名な「ハイビスカス」と思っていて、
        採ってきて乾かしたことまであるのです。
        煎じても赤色が出なかったから失敗と思ってたけど、違う種と後で知りましたw
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 お茶にするのは、このローゼル種。
 ハイビスカスと言うより、オクラそっくりな花っ。
 「アオイ科」でハイビスカスもフヨウもオクラも
 家族だったんですね。
 
 疲労回復とむくみに抜群!らしいです。
 






・ローズヒップ 「ビタミンの爆弾」って言われるほどカルシウム・鉄分・βカロチン・リコピン
        もちろんビタミンC豊富の「美のお茶」。

・カモミール  体を温め、神経を休めるリラックス効果が高い「マザーリーフ」。
        スペインでも、今日はなんか不調とかお腹の調子が・・・って未病はまずカモミールティです。

・柑橘類の皮  一年以上干した皮は体を温め、消化促進・食欲増進。喉の痛みや咳に。

・ケイトウ   体を冷やし、痔の出血や下痢に良いらしい。

・バラの花   リラックスと血の巡り、更年期障害・月経不順に。

・芍薬     冷え性や更年期に。

・当帰     血の巡り、貧血・冷え性、更年期で睡眠中に目が覚めちゃって困る時に。

・白朮     読み:びゃくじゅつ。水分代謝を正常にする。

・うこん    生活習慣病に。

・桂皮     体を温め、血流・血管の修復

・セージ    血の巡り、抗菌抗酸化作用と更年期症状の緩和

って、そろそろ「更年期」に効きそうな効能を中心にメモしてみましたw


本当は「リラックスティー」と「ウインターティー」って買ったんだけど、
花類と棒類に分けて。
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うーん、かわいいぞー。
テンション上がるなあ♪

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冬っぽくてこっちもかわいい♪
かなり「漢方」な見た目w

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これはお友達のお庭の「レモンバーベナ」
精神安定や安眠に良いらしい。
でも毎日長期に飲むのは胃を刺激することがあるから注意・・・らしい。

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パパのお仕事のお土産でいっぱいある「レモングラス」。
冷凍してて冷凍庫を占領してるから、せっせと飲むことにしました。
風邪の初期症状の殺菌に、そして食後の消化を助けてくれる。


ということで、最近はお風呂上がりから寝る前にかけて、
ままごと薬膳で遊んでます♪


関係ないんだけど・・・
ハーブティを調べてた時にね、中国名肉桂(ニッキ)・桂皮、
「シナモン」の原産が中国南部って知って、
は!!まさか「支那もん」ってこと!?
って思ったけど、そんな完全日本語が世界を席巻するわけないよね(爆)
シナモンの由来どこにも出てないんだけどさ~気になるーw


p.s.
ミツバチは半日暇な時じゃないとまとまらなそうですー。
タクワン漬けて年賀状書き終わってからになりそう(汗)

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by africaj | 2016-12-15 12:32 | 世の中のお勉強 | Comments(2)

学校と卒業後の関係

最近読んでいた本「子どもが自立できる教育」。
色々と面白かったのだけど、
私の長年の疑問が解消された部分があったので、書いておこうかと。

私が高校から進路を選ぶ時は「将来選択肢をたくさん持つため」と言われ、
「道を狭めない為つぶしがきくものの方がいい」と進学を薦められた。
さらに大学卒業後の職選びは、
歴史をずっと学んだのに、最終的に勉強したことは棚において、
たくさんの選択肢からやってみたいかどうかで選ぶのが、「当然」だった。
理系はもっと専門コースがあるのだと思うのだけど、文系はこんな感じだった。

何のために勉教を極めているのか、趣味のためだったんだろうか??
役だったのは大学の肩書きだけで、
一般常識があれば、別に専門は関係なかったのが、不思議だった。


今、子どもを育てていると疑問は大きくなり。
何のためにみんな塾行って、良い大学を目指して、学校に人生を投じているのか?
ゴールはどこにあるのか?

で、
この本、すごく分かりやすかった。

東京帝国大学(東大)が始めた、教授の言葉を一字一句書き取って暗記して
試験で合格点をもらう「講義暗記型」に対し、
11年遅れで京都帝国大学(京大)が、ゼミナール方式で
図書館を開放し生徒の自主性とレポートを重んじる「自由研究型」を模索した。
日本に2つの教育方針が産声をあげたらしい。

その大学卒業生が、エリート官僚になるための選抜試験を経て
役人の職につくシステムが作られた時、
その官僚試験「高等文官試験」が参考にしたのが、古来中国でなされてきた官吏登用試験「科挙」。
浅田次郎の「蒼穹の昴」に出てくるから、その壮絶さはかなり知名度高いかな。
で、
とにかく暗記に長けた者しか通らない試験だったので、東大卒に軍配が上がり、
京大は散々叩かれて、「講義暗記型」に授業方針を変更させられたそうな。

そして、日本の教育システムは「講義暗記型」主流になったのだとか。

学校は寺子屋とか松下村塾が元なのかなと思うと、
仕事のスキルのためではなく、「学問をする」ためなのだろう。
それでこの日本の「学校システム」は何を目指してるかというと、エリートを作る教育で、
一人ひとりが、社会に出た時に役に立つ人間を育てるための勉教ではない。
そうはっきりわかって、納得。

でも、国によって「教育」の考え方は様々らしく、
オランダなどは、社会に出て自分の得意分野で仕事ができるよう
学問よりも「社会的スキルを学ぶ」ことを主体に学校は据えているのだって。

小学校から、親切にする、一緒に遊ぶ、役割を実行する、自分を表現する、
選択をする、経験をわかちあう、自分を守る、ケンカを処理するといった社会的スキルを
ロールプレイで実践的に学んで、
中等教育からはそれぞれ自分が将来進みたいコースに早くも分かれ、
自己管理から対人関係、男女交際、性的虐待への対処、人生設計までディベートで学び考える。
受験も塾も宿題もなく、卒業資格を得るのに、学力だけじゃなく、実践的能力も重視されるらしい。
それがそのまま、仕事のスキルとなって、各自の自立に役立つ。

すごく効率的で良いように思えるのだけど、
中学から自分の将来を決めるのは、ドイツもで。
スペインに住んでいると、そんなに早く将来を決める国の方針を嫌って、
家族でスペインに逃れてくるドイツ人がたくさんいたので、
将来を小学生の段階で決めることへの反感を持つ人も多く思えた。
私もその話を聞いて、ドイツじゃなくてよかったって思ったし。

フィンランドは、もう少しのんびり。
中学までは全員が平等に同じものを学ぶけれど、
社会に出た時にどんな役に立てるかが、教育の重要な柱なのだとか。
高校以上は職業技能の習得が重視されて、実践で使えることが視野に入ってる。
そして学校を出ると仕事をすぐにできるシステムらしい。

当時、私が就職した時は余裕ある時代だったので、入社してから
新人研修も受け、部署に配属後3年間は子供部屋に入れられて、教育されたから問題なかったけど。
今は入社と同時に即戦力を求められる、余裕のない時代。

いずれにしろ、学問とそれを役立てて自分が社会でできることを重ねて考えられるように
子どものうちから徐々に社会スキルを身につけるのが今の時代の正解に思えた。
悲しいかな日本の学校のシステムはそうじゃないってことも、よくわかった。



今朝息子から電話が入った。
「オレ、今日チェックアウトだよね?このホテル。じゃあ、荷物詰めなきゃいけないんだ」

すでに、急いでホテルで朝食を食べなきゃいけない時間。
ほんとだ、君ってパッキングしてスーツケース持って学校行くんじゃない、今日って!
と、今さら気がつく親子(汗)

結局、朝食食べずになんとかパッキングして集合時間に間に合わせたらしい。
自分で気がついたとは、エライエライ。

コンビニで昼ごはん買う時に多めに買って、合間に食べることにすると言ってた。
こういうことすべてが、社会的スキルになるんだろうな。
とりあえず「かわいい子には旅をさせよ」だねえ。
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by africaj | 2016-01-19 22:49 | 世の中のお勉強

曖昧なままでいい世界。

日曜日に息子の小学校での親友、ひとつ下のMがお母さんと遊びに来てくれました。

この二人、不思議なシンクロ率なのです。
だからといって、こっちがセッティングしないと疎遠状態になるし、1年ほど会ってなくても
昨日会ったように二人でいる。どちらも繋がりに対して淡白なので困る。
私たち母同士は「同じ里の者って感じね」と言ってるのですが、
拠り所ない都会で自分と同じ訛りや記憶の人間と出会ってほっとするような
そんな感じで、二人でいる。

ただ、この子も不登校。
IQが140もあるそうで小2から不登校になって、息子のフリースクールにやってきた。
息子と出会っての1年半は学校に通えていたのだけれど、息子が卒業してから
また不登校になってしまった。

この子に出会うまで、IQというものを意識したことが無かったのだけど、
漫画本の棚に辞書が混ざってるような、
なんか違う感を発するもんなのだなあと初めて知りました。

この子の頭の良さが息子を引っ張ってくれてる感じもあり、
息子の想像力がその子を引っ張ってあげてる感じもあった小学生時代でした。
言葉の切り取り方、突っ込みどころ、笑うツボが同じ。
「竜が来た」「すげー!青いぞ」「羽もある」「でかいな」「逃げるか」
すごいテンポの掛け合いで互いにイメージを膨らませて遊んでたらしい。
小さな子の遊び方に近いけど、雑学王の小5と小6なので
会話がマニアックでポンポン飛ぶから、みんな頑張るけど誰もついていけない。
一人で黙々とマイワールドにいるのが好きな息子に、気の合う友達といる楽しさを
初めて気づかせてくれた子。

うちの子は中学生活に頭が一杯で、2年ほどほとんど会うことなかったのだけど、
息子が不登校になったことで・・・時間あるから遊ぼうぜ―ってことに。

学校行かないなりに、今年も充実した一年になりそうです。
この二人がどう育っていくのか、結構楽しみにしてる今日この頃。


さて、
この日、Mのお母さんから面白い話を聞きました。

ひいお婆ちゃんまで近所に住む大家族なのですが、
ひいお婆ちゃんのおうちに、祠があって、
強い力の龍神様が長いこといるのだとか。

もともとは、おじいちゃん方の広島の蔵に埃をかぶっていたのを、
霊能者に、体中がかゆいからここから出せと告げられて、
おじいちゃんが急いで実家から探しだして神戸に持ち帰った神さまなのだとか。

大工のおじいちゃんが祠を手作りして、そこに長くいるところ、
たまに「これほど力の強い神さまがいるべき場所じゃない」などと忠言する人がいると
ここに好きでいるから余計なことを言うなと、見えないながら羽交い締めに合うらしい(汗)

おじいちゃんは結婚していた奥さんが居たのに、離縁することになって、
17歳だったおばあちゃんを龍神様が見染めたらしく、嫁に取らせたのだとかとか。


生きてて今まで霊能者とは縁がない私なので、
昔話を読んでるような話に目をパチクリなのですが。

龍神様に見初められたおばあちゃんのおかげで家族が皆守られてきた、
たくさんの「神さまとの本当にあったお話」を、なんだかほっこり聞きました。
すごいミラクルなわけじゃなく、
なんとなく命を守られ、不思議な縁いっぱいで、幸せに満ちてました♡


昔々、
神さまがいるのかいないのか、私が見えないだけなのか
神さまや宗教とは本当のところは何なのかを確かめたくて、
精霊信仰のモンゴルでも、世界的に原始シャーマニズムが残るという北部へ旅をしました。
モンゴル人としばらく過ごしながら、シャーマンに会うために満月を待ったりと
3ヶ月くらい旅して、2人のシャーマンと会いました。
トランスで交信するところも立ち会わせて頂き、神との対話に使う口琴やホーミーを聞き、
モンゴル人の暮らしの伝承や風習などを集めて、しかと根付くシャーマニズムを
調べてまわったことがあって、
神の存在や宗教についての自分なりの結論を出した私。
宗教的なものの清い空気感、美しさに惹かれて、その後も好んで訪れるけど、
長く無神論者で通してました。


それが最近、ふと、
神さまが「いるかいないか」は、
そんな「0か100か」みたいなものではないのだと気がつきました。
「何かはわからないのだけど、いる」と思うところに存在し、
信じられることで神さまはイキイキとする。
信じられなくなると消滅する。
そんな混沌とした曖昧なものを、そのまま受け入れたらいいものなんだなと。

龍神様は、友人家族に信じられて大切に思われているから、
とても元気に今も彼女たちを守っているのだなあと。
それ以上でもそれ以下でもないところが、きっといい。

曖昧な世界の優しさと、八百万の
あまり役に立たないけどそこにおられる神さまという考え方が、
この頃とても愛おしいです。
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by africaj | 2016-01-14 21:12 | 世の中のお勉強

学校に行かないなら、社会の勉強に、
TSUTAYA4本1000円を利用する時、かならず一本は社会派を見ることにしました。


今回は、「ホテル・ルワンダ」。
ルワンダ内戦のお話を見ました。
映画自体は、ホテルの副支配人の家族愛を中心に描かれていたので、
見応えがあると同時に、救いのある終わり方なので後味も悪くないです。

ただ、ルワンダのツチ族とフツ族、同じ民族同士がいきなり殺しあう異常性がどうもありえない。
映画はそこには触れていないので、息子とずっと検索を続けると、
世界の構造が見えてきて驚きました。

つまり、ルワンダで同じ言語を使い、違いも殆どなかった2つの民族に、
争いの火種を持ち込んだのはベルギーでした。
第一次大戦後ルワンダを植民地にしたベルギーは、
少数派のツチ族を優遇し、支配階級に祭り上げ、多数派のフツ族を支配させました。
これで、不公平を感じるフツ族の憎悪は、ベルギーではなくツチ族に向かう。

こうやって自分たちが植民地に君臨するとき、必ずクッションとして別の民族を
自分たちの下に置く。
クッションにした民族を優遇し、税金の取り立てや警察組織をその民族にやらせる。
こうして民族が互いに反目し合って、支配国に憎悪が向かないようにする、
「分割統治」と言う支配戦略をした。
高校の教科書にも出てきて、私も大学受験の時に覚えた言葉だけれど、
そのほんとうの意味を、今回はじめて知りました。恐ろしい・・・。

もともと問題のなかった民族間に優劣を持ち込むと、
その後欧米の手が離れてももう勝手に民族同士が争いを始め殺しあう。
そしてフツ族は120万人以上のツチ族を虐殺するという、異常な状況が生まれたわけでした。


次に「分割統治」で調べてみました。
驚くことに、最初にこんな悪知恵を働かせたのは、古代ローマ帝国だとか。
征服された者達が結託しないように、都市毎の処遇に格差をつけたのが始まりと。

これを19世紀以降、植民地支配に西洋諸国が応用し始めちゃう。
19世紀というと、初頭にナポレオンが現れ、中頃にイギリスが産業革命を成し遂げ、
日本には黒船が来ちゃう時代です。

特にイギリスは世界を混乱させるのを面白がるように、この手を多用した。
例えば6年前にようやく内戦が集結するまで26年間殺し合ってたスリランカ。
シンハラ人とタミル人の対立は、
もともと仏教徒のシンハラ人の国に、イギリスがヒンドゥー教徒タミル人をインドから
強制移住させて「植民」して、タミル人を金銭的にも教育的にも優遇し、格差をつけたとか。

自分の国に、違う民族が定住してきて、その上チャラい生活していばり散らしたら、
そりゃあ怒るわな・・・ってことを、わざとやって、
憎悪をイギリスに向けないようにする細工を、あっちでもこっちでやって、
それが今の戦争の大元ということがわかりました。


振り返って、日本の占領連合軍(GHQ)がイギリス指揮だったら、
例えば隣国から少人数が「植民」され、優遇され、日本人が
統治されていたかもしれなかったんだなあ・・・などとシミュレーション。
うーん、怖いい。
その後独立運動が起きたとしても、最終的に悲惨な内戦で殺し合いだったかもしれない。
いや、
ポツダム宣言ではまだ戦勝国(米・英・ソ・中)で日本分割統治が決まっていて、

北海道・東北地区=ソビエト連邦
関東・甲信越・中部・北陸=アメリカ
四国=中華民国
中国・九州=イギリス
近畿=アメリカ+中華民国
東京=アメリカ・イギリス・ソビエト連邦・中華民国
沖縄・小笠原=アメリカ直接統治

だったのを思うと、イギリスなら中国九州に会津藩を配置したかも。
翻ってアメリカ一国統治で日本が分断されなくて良かった(涙)
日本が日本人のもののままでよかった。
などと「ホテル・ルワンダ」のおかげで、長々と歴史のお勉強ができました。
こういう歴史のお勉強はやっぱり面白いですよね。



そして本日始まったNHK[新・映像の世紀」。
これは面白かった!!家族で見ちゃった。

ここでも、イギリスのズルさが群を抜いてました。
「アラビアのロレンス」の話しと共に、イギリスの三枚舌外交についてが
すごくわかりやすかった!
ポイントポイントで超えちゃイカん一線を超えちゃうのがドイツってのもわかった。

ドイツと結びついていたオスマントルコを解体させるために、
オスマントルコからの独立を仄めかして、アラブ人に反目決起させたのが、イギリス。
でも本当は、独立させてあげるってアラブ人への約束は嘘で、こっそりフランスとイギリスで
オスマントルコを分けっこする約束をしてた、イギリス。
戦争に使うお金をユダヤ人に出させるために、代償として、
アラブ人が独立したら国を作ろうとしていた場所に、ユダヤ人を連れて来て
国を作らせたのも、イギリス。

永遠に泥沼かもしれないパレスチナ問題を作ったのも、
今に至る数々の中東紛争も、一番悪いのはイギリス!
それと、欧米の植民地政策と戦後の白人優位の勝手な取り決め。
ため息しか出ませんね。
糸を絡ませといて、放り出して責任とってないのに、
なんで世界から責められないのかしら?

「100年の悲劇はここから始まった」ってのが、
「新・映像の世紀」のテーマなので、
「今」どうしてこんなことになってんのか、ちっともわからん!
って部分を遡って教えてくれて、とっても面白いです。

事実は小説より奇なり。
小説より残酷で、狡猾で未来を潰すような発想に目がくらむ。
そして、人間の想像力をはるかに越えた100年後のツケが
今の世界情勢なのですね…。


次は11月29日。絶対見る―っ♪
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by africaj | 2015-10-26 00:59 | 世の中のお勉強 | Comments(4)