また、面白い人との出会い。

大学のプロジェクトで、とび職の人と知り合ったのだそうな。
その人の話があまりに面白かったので、書き留めておこうと思います。

熱い思いと、思い立ったら突っ走る質で、もともとヤンキーだったのですって。

阪神淡路大震災の時に、えらいこっちゃー!って救助物資持って助けに行こうとバイクで飛んでいって、
事故って、被災地に辿り着かず下半身不随で入院してしまった(なんという二次災害 汗)
入院中、思うことあって、自分はどういう人間かを思いつくだけいっぱいノートに書き記し過ごしたんだとか。

病院で、できればこういうリハビリできたら良いのだけれどねと、医者に言われたことを、
毎日痛かろうがなんだろうがバリバリやったら、思いの外回復したのだそうで。

とび職の友人から面白いバイトあるからやらないかって誘われて、
リハビリ代わりになるか~って、やることにしたのが「とび職」。


・・・半身不随から復活したのに、とび職のバイト誘われる展開w


でも、
その友達が職務中に亡くなったのを機に、この仕事って安全面とかどうなっているのだとか悩むようになり、
建築技術を見ながら色々なこと考えてみようとヨーロッパの旅に出たのですって。
主にスペインにいたという所が息子がさらに惹かれた部分みたいですがw
彼にとってスペインの伝統的な建築はかなり面白かったらしい。

まあつまり、アラブ文化から受け継いだ物が多いのですけれどね。
レンガをかなり厚めに積んで壁を作ることで外気温の影響を最小限にでき、洞窟のような効果が得られます。
そんな、地震の殆どない国が培った日本とまるで違う建築技術。たしかに面白いです。

それは置いておいて。

帰国した時、「新東京タワー」スカイツリリーを建てる計画でとびを全国から募集するという話を聞いたのですって。
自分もどうにか貢献したい!と思って、採用してもらえる為には信頼を得なければいけないと、
まずは関西から東京に引っ越し、
建設現場を回っては話を聞いて、いい仕事をしている職人がいるのはどこの会社か調べて、そこに就職。
真面目に仕事して、場を任される立場にまでなり、
募集人数狭き門だった念願のスカイツリーに携われたのだ・・・と。


面白かったのは、ここからです!

海外放浪から帰国してから、彼は、自分に語彙力がない事を悔しく思い、
今まで読んだこともなかったのに、本を読み始めたんだそうです。
でも、読み慣れてないから最初は読めない。頭に入らない。
それでも毎日毎日読んでいたら、そのうちするする文字が頭に入るようになり、
読む習慣がついてきたら、文章というものが理解できるようになったのだと。

この作家は、こう書くことで焦ってることを出してる、こう書くと冷静であることを表現できるのか。
表現する方法がわかりだしたら、本がどんどん面白くなって、
同時に、自分が入院中に書いた「自分はどういう人間か」について、また今までの経験なんかが頭の中で
どんどんと繋がり見えてきたのですって。
そして、見るもの聞く事、心に感じたことを表現したい自分の気持ちに驚いたし、
文字で表現が出来るってことに感動したんだって。


読めないのに読み続ける根性がすごい。
その脳内の開けていく様がすごいっ!
私、息子から話を聞いてて、三重苦でもなんでもないけれどヘレン・ケラーと重なってしまいました。
私達、目も見えて耳も聞こえてる気になってるせいで、わかってないこと、いっぱいあるのかもしれないですよね。


そして彼はね、スカイツリーの仕事を終えてから、
とび職についての本を出版したのだそうな。


息子はまた、面白い人と出会えたみたいです。
北海道の職人さんや宿のおじさんおばさん、そしてとびの職人さん。
大学の教授、放浪スタッフ・・・出会う人の数だけ自伝があって、息子の胸に刻まれる。
可愛い子には旅をさせよって、こういうことなのかしら。
旅から帰ってのおみやげ話をおかずに、しばらくご飯が食べられてますw





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Commented at 2017-05-15 09:48
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by africaj at 2017-05-16 23:03
> *ib*umaさん

こんにちは!
つかぬ事を伺いますが、以前もコメントくださったobejaさんと同じですか?

へええ、2週間間で順応できたなんて、すごい!
合っていたのでしょうね。
どれだけ成長するか、帰国して会うのが楽しみですね‼︎

嬉しいお言葉をありがとうございますっ。
ふふふ、Kありとkなし君ですねw
また是非コメント下さいね♩
by africaj | 2017-05-12 07:30 | 息子のはなし | Comments(2)