まっすぐ と クラムチャウダー

息子が東京から帰ってきました。
6月は、授業ではなく面談と打ち合わせと学園祭を見てまわる・・・ということだったので
書くこともないのですが。

6月後半に参加予定だった、鈍行で宗谷岬を目指すというプロジェクトに、
「参加しない」って言ってきたって・・・。

5月に、
大学側が提示した金額と日数内で、
子どもたちが宿やルートを決めて、スケジュールが出来上がり、
日程とともに概要が親のもとにも送られてきていた、このプロジェクト。
すごくきっちり、時間から宿までが決まっています。

子どもたちの行動、聞いてると考え方が2つに分かれることに気がつきました。
決められた金額で、いかに2食が美味しい泊まって嬉しいお得な宿を探すかを生きがいにする子がいて。
宿のH.P.見て、ひょえーって私も♡になりました。
私はどこでもなんでも「旅」ならどんな旅でも好きなので、
いいないいなーって見てたんですが、

息子はね、
鈍行で北の果て目指すなら、野宿が難しくても安宿とか民宿じゃないのか?
行き先到着時間全部決まった電車に乗って、予約した豪華なホテルでご馳走食べて、
翌朝また鈍行乗って旅して、そんな中途半端なこと、変だよね?ってーの。

そんなホテル泊まる旅なら、目的も変えて飛行機で行く旅にすればいいし。

「鈍行で行ってきました」って言うと絶対、いい旅だね―って言われるけど、
その実、豪華ホテル泊まり歩いてたと思うと、恥ずかしくて胸を張れないって。

まあね、宿代の上限は、東京ならこのくらいかな?って金額だけど、
確かに田舎に行くと案外良いホテル泊まれちゃう金額かもね(小遣い4000円の子供には大金に感じるw)


大学のプロジェクトは、全員参加じゃなく、やる気ある子だけ。
お金に限りがあるから、やる気ない子にまでは出せないことは徹底してるのです。
逆にうちの子みたいにやる気もりもりだと、2つの参加を許されたり。
でも、やる気なくなるとすぐ「どうしたの?」って参加の意思を問われます。

こういうシビアなところがついてこれなくなってる子もいるみたいだし、
でも、息子は、なにが嫌かって説明して「参加しません」って、のしつけてお返し(苦笑)
30人弱いる中で南に行ったのは4人、北行きは息子が辞退して3人で決行です。
参加者が少なくてびっくり。こんなに面白そうな企画なのにって私が思うのは大人だからか。
各自に興味の持てない理由があるというのが興味深いですよね。

大学側も正直で、最初は息子の想像通りの旅の予定だったのが、
子どもを預かる責任上どうしても宿泊と行き先を成り行きな旅にできなかったと言ってくれたらしくって。
「君は、まっすぐ行きたい子なんだね」って言われたんだって。

この子が、どうしても浮いてしまうのは、
「まっすぐ」すぎて妥協しないからなんでしょうね。
その男っ気を好きだって言ってくれる人と巡り会えたら、「おもしろいね。やりなはれ」って
言ってくれるような人間と出会えたら、いいなと思いました。

そんな顛末。


ずっとひとり旅、バックパッカーだった私は、
電車と自転車とバスと歩きで、地をはうように旅してた学生時代だったので、
息子の言ってることは本当によくわかる。

「電子機器、本、全て携帯禁止、鈍行で北の果てまで」
大学がその旅を子どもたちに提案したのはきっと、何もない暇な時間を手に入れた時どうする?
って思いからなのだと思います。

その気持もわかる。だから去年のバリ島での10日間は電子機器のない休日を過ごしたわけで。

でも、旅人の私からすると旅の醍醐味はアクシデントだから。
決め決めで移動だけの旅って・・・やぱり楽しみは宿とご飯ってことになるかもな。
出たとこ勝負だから、焦るし燃えるし気がつくし。
それが、貧乏旅行の楽しみで、未だにそれがやめられないし、だから我が家はそんな旅ばかり(笑)

やっぱり、預かってる側にすると責任上できないこといっぱいだろうな。
子どもを本当に冒険させてあげられるのは、だから、親しかいないんだなあって
気がつきました。

ちなみに私が初めて貧乏旅行したのは大学一年で、
友人と2人で急行八甲田で北海道に入って、そこから電車とバスで全土を回ったわけですが、
最初Y.H.が安いかと、事前に会員証の手続きをして予約をして・・・
でも北海道に行ってから、出会う旅人と情報交換してるうちに
「みつばちの宿」が安くて気楽で面白いよって知ったのです。
みつばち・・・つまりツーリングのための宿。
今も見てみたら、この時代でも一泊500円とかからありましたw
いつでも行っといで!である。

お遍路もしました。
だから四国の事情も知ってるのです。
歩いてあとこのくらい行けるかなってところ、宿坊に電話をする日々。
これも面白いよ。行っといで!

でも息子なりに考えがあるみたいです。
さて、彼はどういう旅をしようとしてるのでしょうね(笑)


そんなこんなで、旅はお流れですが、
今度は北海道のプロジェクトがすぐに来るらしい。
「炭を焼くために木を拾い集めるために野生の馬を手懐けるプロジェクト」
息子、これはまだしっかり燃えてます。

まずは炭焼き職人さんに学びに行くらしいです。
いやあ、面白そうだけどね、期末テスト期間中だよ~。どうなる学校!?


東京からヘトヘトなって遅くに帰ってきました。
1人の新幹線。

大好きなクラムチャウダー作ったよーって電話で告げたら、
駅弁も食べないで帰ってきました。

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大学時代にアメリカを旅した時、拠点のシアトルに最初の1ヶ月最後の1ヶ月を過ごしたのですが、
昼は毎日ほぼ飽きずに海沿いデリのクラムチャウダーを、ハーバーのベンチで食べてた私。
クラムチャウダー頼むと、クラッカーが付いてきて、
それだけで軽いランチにちょうどよくて。

シアトルのクラムチャウダー、すごく有名で、
あちこちで食べてみたりしたのは、懐かしい思い出です。

今の季節はあさりが安いので、期日ギリだと3割引き100g90円もしないで売っているでしょ?
それを600gほど買ってきて、強火にかけた鍋にあさりと水600ccお酒100cc入れて蓋して。
2~3個開いたところで火を消して置いておくと美味しくできます。
殻を取り出して、使う日までスープに身を浸けて冷蔵庫に入れときます。

クラムチャウダー(6人分)

あさり         600g
水           600cc
白ワインか日本酒    100cc
ベーコン        200g
玉ねぎ         2個
(セロリ        1本)
人参          1本   
じゃが芋        4個
ローリエ

バター         大2
小麦粉         大4
牛乳          800cc
塩こしょう    
粉チーズ

パセリのみじん切り   少々


1)ベーコン炒めて、玉ねぎ、人参、じゃが芋、セロリ入れて炒め、
  あさりの煮汁とローリエ入れて。
2)ベーコンがとろけるまで煮ます。
3)バターに粉をふるい入れて、牛乳入れてホワイトソースを作ったら、
  ベーコンを取り出してホワイトソース入れて、粉チーズも入れて。
4)塩で味を整えたら、取り分けておいたあさりを荒く刻んで入れて・・・

  出来上がり!!

食べる時にパセリみじん切り乗せて、クラッカー割り入れて食べます♡


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うまい~って泣いてました(笑)
よかったね。

がんばれよ~!


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Commented by francana at 2016-06-07 04:25
なるほど、息子くんの言うこと、もっともですね(笑)。中途半端なこと・・・にはっとしました。おっしゃるとおりです。でも学校の立場もやっぱり分かります。
africaさんの旅の経験、ほんとうに豊富なんですね!海のまんなかで船の旅も驚きましたが・・・
子供に行っておいで!と言えるのも、親の器なのでしょうね。かわいい子には旅をさせよと言いますが。
↓塩ジャガイモの入ったパン、おいしそうです~
老麺のカンパーニュも、進化しているのですね。africaさんは何でも貪欲に研究されていて、ほんと感心しきりです!
Commented at 2016-06-07 16:14 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2016-06-07 16:18 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by africaj at 2016-06-07 20:46
francanaさん、
子供の目ってこういうのを見てるから怖いですよね。
お仕着せの格好良さ、すぐ見抜いちゃう。
自分の一番誇れる部分だけ太っ腹になれるので、旅に興味持ってくれたならアドバイス出来るので、ほっです(笑)
ジャガイモ入れたパン、大好きなのです♪すんごく美味しい♡
小麦粉なしであんなお菓子焼いちゃうfrancanaさんに褒められると、嬉しいなー。私も尊敬してます~!!
Commented by africaj at 2016-06-07 20:59
鍵コメkog**さん、
あ、私と似てる?
そうなの。私はそれで客観的な人になってしまったけど、絵を描いたり物を作る人はそれじゃいけないんだなーって最近思ってて。主観に人を巻き込むようでなくちゃ。
くーまはどんどん「彼」に興味を持つ人を増やしててすごいなーって思うのです。
「協調性」って聞いて、「強調性」だと思ってた彼は、やっぱりスペイン人だなーって私も思います(笑)三つ子の魂だものね。7歳まで住んでたら性格も決まってしまうのね。
Commented by africaj at 2016-06-07 21:05
あ、鍵コメkog**さん。
クラムチャウダーのあさり抜きは・・・すでにクラムチャウダーじゃないけれど(笑)
作る工程を考えると、私がもし家族に甲殻類アレルギーを持ってるとしたらね、
あさりを蒸すのに600cc+白ワイン100ccを、
200cc+白ワイン100ccにして、
その「煮汁とあさり」は最後に加えますよー。
そして、ベーコンを炒めてほかの材料を炒めたら、よけておいた水400ccを入れて煮て、ホワイトソースや粉チーズを入れて、「ベーコンチャウダー」を作ると思います。
これだけで、かなりしっかりした味で美味しいです。
ベーコンを取り出さないで、旦那さんにはこれを。
自分たちは、ベーコン取り出して、取り分けてあさりと煮汁を入れて、クラムチャウダー作る!
by africaj | 2016-06-06 14:11 | 息子のはなし | Comments(6)