5月の授業

昨日、大学のプロジェクトから帰宅したのは夜の11時。
来月は東京発最北端まで鈍行で行く旅が始まるのですが、
ルートも宿泊も全て自分たちで調べ決めるので、打ち合わせが長くかかったのだとか。
こちらは飛び入り参加だから中心メンバーじゃないはずだったのに、
宿に入ってからの持て余した時間を考えてくれって言われて、
延々調べてたらしいです。


息子は北海道炭焼いて焼肉チームなのですが、
北海道に行くのは来年で、
7月からしばらくは「本州でまず炭の焼き方を実験して習得する」のに費やすのだとか。

親にはスケジュール的なものが知らされないので、
来年!?
と改めて驚いたりして(このプロジェクト、来年もあることがわかりました)

炭焼きも自分たちですべて決めるのですが、
息子以外のメンバーは、炭焼きには興味がないから7月は参加しないって、戦力の同年代が一人抜け、
残る3人は人の話を聞かない小学生と頼りない中1。
話聞かないのに「それって大丈夫なの?」って突っ込みだけは入れるから、
窯の構造から材料や色んなこと10分くらいの話を、一人ずつに根気よく何度も繰り返して、
3時間かけて説明して決めたのだとか。

ってことは、調べたのは誰?って聞いたら、
誰も戦力にならないから、息子が調べたらしい。
年下に優しいのは知ってたけれど、家族といる時は調べるとか作るとか
どちらかというと「面倒くさがりでなにもやらない」イメージの息子だったので、びっくりしましたー。
しかもこんなに気が長かったとは。。。

「オレ、自分の調べたことを披露するのも大好きだし、炭焼きしたいし、このプロジェクト、
すごい興味あるし面白いから、苦にならないんだよ」って。
強い情熱を、久しぶりに感じました。そっか。。。


そうそう、毎回手作りのピッキングツールやスタンガンを持ってくる子は
今回は自作のアイアンマンアームを腕につけてきたのだって。
鉄を自分で叩いて腕の形にし、ミニモーターを付けて、手をひねると開くように作って。
ボタンを押すと、爪楊枝の矢が50cmほどだけど飛ぶようにしたって自慢らしい。
2日目に授業に来た時は、さらに改良を加えて、
手の甲にsuicaが入って、これごと電車に乗るのに便利って(爆)
さらに、隠しポケット付きで、お札が入るんだそうなw



翌日最初はお料理の授業。
「野菜を仕上げる」がテーマ。

色んな野菜が並んでいるのだけれど、面白いのは、華やかでみんなが欲しがりそうなものは
2個とか3個って、数が少なくて、
それが欲しいなら交渉して手に入れるルール。

パプリカやパイナップルなんて、華やかなものにみんな飛びついて、争奪戦が繰り広げられたらしいですw
息子は、皆が争奪戦に時間がかかっている間に、
2番目に絶対欲しくなるだろう、サラダを作るにはどうしても使う野菜を全部多めにゲットしていったらしいです。

それでどうした?って聞いたら、
それを元手に、必死でパプリカやパイナップルをゲットしたけど、
改めて見回したら野菜が残ってなくてガーンってなってる子と交渉して、
結局2個しかなかったパプリカを2人の子から半分ずつもらって、一番多く手に入れ(笑)
パイナップルも手に入れたとか。
それから余った野菜は、欲しいものを配ってあげたら、すごい感謝されて、
「恩も売ってきた」んだって(ぷっ)

ボードゲームの「カタン」って開拓者ゲームの帝王だからなw
このゲーム、小学生の時からお正月にやってるのですが、
欲しい資源は誰かに交渉してゲットしてもよいってルールで、
やたら交渉してくるから負け知らずなのです。


当日、天才的にきのこ探しの上手い子が、なんとトリュフ見つけたってタッパー山盛り持ってきたそうな!?
日本にもトリュフって生えるんですねええ。コツがあるとその子は言うのだって。
探せてもきのこ食べられない子(愛しすぎて食べられない)なので、欲しい人いたらあげるーってw

作ったサラダがその日のランチになるってことで、
造形に凝る子もいたけど、
食べて美味しいを最重要にした彼は、

炒めた玉ねぎ、焼きズッキーニ、焼きパインを
オリーブオイルで炒めてワインで軽く煮て、塩こしょうしたソースを作ったとか。
で、きゅうりとパプリカの細切りとオレンジの房を色のラインができるように並べて、
レタスは丸めてカラフルなトマトを綺麗に乗せて、
上からソースをかけて、エディブルフラワーを飾ったのだって。

さらに上から生トリュフをがりがりすりおろしたとかw
すっごい美味しかった!!!!
って言ってました。
味の想像がいまいちつかないけど、発想がすごいっ(驚)


あー、なんか色んな事聞きすぎて書ききれませんが、
次の授業は赤べこの赤を塗る前の白いべこをどうやって売るかって
アイデア募集&ポスター作りで、
息子は教授にすご~く褒められて、ほくほくして帰ってきました。


なんだろ。
授業自体も面白いのですが、すごくやりがいを感じられる時間で、
自分のアイデアをみんなが素直に反応くれて、教授が「天才!」って言ってくれて(笑)
きっと、褒められるのが足りてなかったのかなあ。
大変なことも多いみたいなのに、イキイキして帰ってくるのです。
そして、家でも学校でも見せない、知らない面を見せて活躍してるらしく。
そこでの彼の存在感を聞いていると、
なにもないところからものを作り出せるパワーや、思慮深さもありそうな、
まだなにもわからないとはいえキラキラした未来があるように思えてきます。


少なくとも、
今回で6回目の東京行きで、前回までは、眠りすぎてて携帯も通じないから、ホテルに電話して繋いでもらったり
起こすの大変だったのに、
今回は朝に電話をかけた時もすぐにお風呂に入って目を覚ます努力をして、
ちゃんとパッキングして時間に余裕を持ってチェックアウトしてました。

ずーっとコンビニ弁当でホテルの部屋で夕食食べてたのに、
前回は友達と二人でもんじゃにトライ。

今回は下町江戸っ子の友達も増えて三人でもんじゃリベンジをしてました(笑)
すっごく楽しかったし上手く焼けたって、楽しそうな電話があったんです。


そして、ずーっと聞けてなかった、
各自高校はどうしてるかって話もできたとか。
1人は、医者になりたいから頑張って入ったその高校を辞めるわけにはいかなくて、
大学のプロジェクトとの二足のわらじを成立させるのに、法律を調べまくって、
良い決まり事を見つけたから、大学の教授にも来てもらって
なんとか欠席扱いにならないよう校長先生と交渉をしようとしてるのだとか。
って、すごい(汗)法律・・・て。
他の2人は通信制で、自分のやりたいことと大学のプロジェクトと3つを両立させてるのだとか。

「お前は?」って聞かれて、オレが一番煮え切らない奴だったことに気がついたらしいです。


今日から中間試験。
なのに、疲れて行けなかった。
学校続けるなら這ってでも今日は行かなきゃいけないのに。。。

車で送ってあげようか?と言っても、いやいいって。

それで本人に電話をかけさせました。
学校の先生も良い先生たちで、彼が学校に通う気があるかぎり
なんとかしてあげようとしてるのを感じる私。


学校を続けようって決めた、その決断に、たくさんの大人が君のために動いてくれてることも
しっかり感じた上で、辞めるも続けるもきちんと考えなさいね。
それが朝の母子の話し合いでした。


子どもを育てるって、親はなかなか気持が軽くなることを許されない日々が続きますね。


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Commented at 2016-05-19 13:55
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by tanat6 at 2016-05-20 00:03
待つという子育てができなかった私。
africaさんのお話を読むたびに反省をしてしまいます。
長男には厳しくしてしまい、次男は手抜きで甘くなり‥(笑)

とっくに独り立ちした子供たちなのに、心配の種は尽きず
親は一生親なんだなぁ‥と思う日々です。
Commented at 2016-05-20 12:59 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by africaj at 2016-05-21 09:14
鍵コメvinさん、
ほんと、家では甘えてるからか、気を張ってない分幼い発言とかも耳にするからか、大丈夫かな―って思うことも多いですが、キリッと前に立つこともあるって初めて知りました。ちょっと嬉しいです。

気持ちが重いのは、息子の気持と先生の気持の板挟みだからなのです。教室で教えられる座学に興味ないの明らかなのに、本人が「学校で友達といるのは楽しい」って執着があるし、先生は手を差し伸べてくれるし(でも出席日数の厳しい限界があってどうにもならないこともあるし)、本人は学校好きなわりに行けない日は正直に行かないし、割り切りの早い私にはそのじりじりした繋がりの仲介役が、辛く重く・・・。

確かに、自分と向き合う時間がとても長くて、内面の成長は先に行ってるかも!でも揉まれてないから幼さもあって、そうかそういうことなんですねえ。

色々ありがとー。やっぱり先輩だ―(じーん)
Commented by africaj at 2016-05-21 19:53
tanaさん、
待つの、私も苦手で・・・しかも「やらせなきゃいけない」と「やってくれない」の間でオロオロ。

うわー、独り立ちしたら開放されるかと思ったんですが、ずーっと親なのですか。うわー・・・(苦笑)
Commented by africaj at 2016-05-21 20:06
鍵コメmさん、
ぐっと伸びるタイミングとプロジェクトがはまったのか、すごく変わってきてるように思うよ。
ほんと、写真撮って欲しいわ(笑)
でも、人に伝えるところまで気が回らないみたい。全力で授業参加没頭してて。
ぼんのテニス、楽しみだねえ。本人が積極的でやりたくて、どんどん伸びてるんだからとことんやらせるべき!
スポーツと音楽は才能はもちろんスタートする年齢も大事だものね。

香港何度か行ってるよ―。でも、30年前ほどだから参考にならないw
小籠包食べてきて―♪
by africaj | 2016-05-18 11:40 | 息子のはなし | Comments(6)