親の人生、子の人生

中学3年が終了するまであと数日です。

ここ数週間彼はどんな感じだったかと申しますと、
有無を言わさず食事を丸呑みさせらていたのが、胃炎になって療養生活の後、
一つ一つ見極めて慎重に食べている・・・のに似てます。
自分に正直に合うなら行く合わないならお休みしてるの。

修了式前って授業ないので、
ノート提出や文字を書くことは学校と自分の歩み寄りがうまくいくかは4月以降。
少なくとも
周囲も自然に彼を受け入れてるようで、居心地も悪く無い。
親友はますます親友で、ご飯を食べたり遊んだりしてます。

でも、もう普通の高校生にはなれないんじゃないかと想像してます。
休学して自分を見つめ、大学のプロジェクトで世間を知ってしまったら、
学校の「生徒の為とは思えない色んな事」に素直に従うことできないよね。。。

合唱コンクールはなんで歌う生徒側が曲を選べないのか。
それをクラスで競わされる。
歌ぐらい楽しく気持ちよく歌わせてくれればいいのに、なんでも競争。
勝つためにってクラス内で喧嘩して泣く子が出てきて、オレもう死にそう・・・って、
練習風景に耐えられなくて途中で隣の部屋に避難して終わるまで待ってたらしい。
私にとっては「青春やねえ」の一言だけど、
彼には、学校の指図に律儀に諍いまでして必死に競争させられる人々の図に見えるの。
しかも学校が決めた歌が最悪だって、
「キミと出会ったことが別れの始まり~」とかなんだとかカッコばかりで煮え切らないのが腹立つらしく。
(始まったばかりで終わり考えるとか、私も張り倒したくなるからわかるけど)
合唱コンクール当日休んじゃったの。

ここ数日は高校進級のガイダンスがあったはずですが、
3分の一休んだらどんな理由でも進級できない!
○○したら進級できない。
☓☓でも進級できない。
勉教のためじゃなくて高校卒業するためのガイダンスなんだものって。
半日ずっとカーテンの閉まった体育館に缶詰状態で聞かされて
具合悪くなって保健室に行ったらしい。


私、大学には一浪で入ったのですが、
自宅浪人したのです。
塾に一度も行ったことがないし、高校在学中は試験前の要領だけでいい成績取って、
それでやっていけてたから、大学も行けるかと思ったら模試を受けて実力を知り、
ちゃんと勉強してから受験しようって、高嶺を一校だけ受けて落ちて一年ダブりました。
「で、どこに行くんだ?」
「行くとこないから浪人です」
「なにっ、それは許さん!滑り止めは!?」
「受けてないです。えへへ」
父は女が四大行くこと自体反対の昭和一桁なので、
父の目を盗んで浪人になったとはいえ、予備校など余分なお金がかかって
後でなにか言われてもシャクなので、模試代と問題集買うお金以外かけません宣言し。
高校の友達にも、会うと気が散るから
「勉強に没頭するのに一年間遊ばないし電話もしなくていい」と言って、
完全孤立状態を作って家に籠もってたんです。
私的には、難しいと言われる宅浪に挑戦ってやり甲斐があって、
さらにはNHKのラジオ講座て受験に合格した伝説は本当か、試したくてワクワクな浪人生活っ(笑)

誰にも命令されずやらされることもなく、全部自由時間で自分だけの時間って、
夏休みが一年もあるみたい~って、最高に楽しかったです(笑)
朝陽とともにラ講聞く気持ちよさ、定めた目標を達成していく快感っ。
自分の弱さにじわじわダラダラしてる夏前の生活も含め、自分ってものを日々分析するのも楽しくて。
(ちなみにラ講は結局気に入ったいくつかを自分のペースメーカーにしたくらいで、伝説の実証はできず 笑)

一年が終わった時、
一年会わなくてもまったく必要性を感じなかった友達は「友達」なのか?
小中高と身を任せてきた大きな流れはなんなのか?
いろいろ考えるようになってました。

大学は高校までの勉教となんであんなに違うのでしょう。
高校まではあんな修行のような勉教じゃないといけないものなのかしら?
大学の自由な風潮とそれまでの拘束された学生生活の差はなければいけないのでしょうか?
大学の授業は話を聞くだけなのに面白くて、哲学も自然科学も、俳句なんて授業もあって、
いくらとっても授業料は変わらないと聞いて、第三外国語もとって勉強しては旅で使ってみて。
気がつけば大学3年生で卒業が決まってしまいました。
飛び級できないから4年まで在籍しましたが、授業料はもったいなかった・・・。

「させられ」なくなったことで、自分の好きなように好きな道を地に足をつけて歩く楽しさを知り、
その先に道はいつも続いていて色んな冒険をしたことを思い出します。
息子は私より目覚めるのが早かった分、高校時代は苦しいだろうなあ。
「復学」を単純に喜べなさそうな予感がしますが、甘んじて自分を抑えこむ人間にはなるなよーとも思う。

加えて、彼のクレイメーションを面白がって、中学生に仕事を依頼するという
奇特な方が出現し、お仕事受けたの。
高校通いながら、大学のプロジェクトに参加して、お仕事って、
もうなんだかやっぱり普通の高校生の生活から離れつつあるように思う15才の春。
転がる先にはどんな道が続いてるのかなあ。
私の人生とは全く違うので、もう照らし示すこともできそうにない。
飛び立って行くまで一緒に考えてあげることくらい?
こーいうのされたくないってのはわかっても、どんな親ならいいのかがわからない。
もし子供時代の私が、相談すると否定しかされない状況じゃなかったら、
親が私の道にアドバイスしてくれたら、まるで違う道が開いたのかは謎だけれど、
その時の私は、そんな親に憧れたものだったから。
不安も多いけれど私もパパも一生懸命協力してあげよう。
(ま、阻止されても結局やる子だったから、私どの道行ってもこの人生だった気もする 笑)

とりあえず今私にできることは・・・
制服が小さくなったんだけど、絶対通いそうって確信持てないかぎりは
リサイクルで彼のサイズを頑張って集めよ(←そこ 爆)



彼のこういう部分だけ書くと、よく「すごい!」って言われますが、
今日の出来事聞いて下さい。
不登校の親友Mに先々週金曜日に「日曜日空いてるけど遊びに来る?」ってメールして。
日曜日朝まで連絡なくて、ここまで連絡来ないってことは今日は来ない・・・って判断。
日曜日の夜に「寝てたからいまメールに気がついた(←何日寝てたん??)今度いつ遊べる?」って
返信がようやく届いたの。

で、「今週は土曜日ならいいよ(←つまり本日)って息子はメールを書いた。
メールが返ってきた「土曜日いいよー。今日って何曜日だっけ?」
相手のMも大概な奴なんですが(汗)
そのあと、本日は午後からお花の習い事があることがわかって、日曜日に変更でいい?って
メールを打った。
返信は来ないけど、日曜日に遊ぶと言っていたので私ものんびり~。

いきなり11時半頃に私に電話が入ったのです「すみませーん・・・くーまが来ません」
(極度の方向音痴だから息子が迎えにいかないと来られない子)
あれ、明日じゃなかったっけ?
え?明日でしたっけ??
寝ていた息子が飛び起きて自分の送ったメールを確認したと思ったら、
「ごめーん、送ったと思ったら下書きに入ったまんまだった。今日ちょっと遊ぶ?」
で、急いで迎えに行った。

お前ら、白ヤギさんと黒ヤギさんか!!?

1人で行動するほうがラクって言う息子の、最高に苦手なことは「人との待ち合わせ」だったりします。。。


2時半になったからね、
「お花行く時間だよ―」って言ったら、それから30分、Mも待たせてるのに部屋から出てこない。
なにしてるの?って聞いたら、
花袋(お花入れて持ち歩くシート)がないないと、探しまわってて、
ようやくホッとして出てきたと思ったら曰く
「なーんだ、ないと思ったらお花用具の箱の中に入ってた。」

・・・なんでその真っ先に探すとこ、探してないの???

いや・・・まさかオレ、ちゃんと片付けてるはずないって、裏読みしちゃって・・・。


もうね、毎日こんな日常です。
かなり慣れたけど(ふぅ)


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by africaj | 2016-03-19 18:36 | 息子のはなし