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パパ、うさぎ獲ってくる と うさぎのにんにく煮込み

あと2日で鴨の禁猟期。
今週、パパは最後の鴨打ちに行きました。
鹿やイノシシは禁猟までもう一ヶ月あるらしいのだけど。

そして・・・野うさぎを持ち帰りましたよ。
私、そういえば日本の野山でうさぎって見たことない!
「うさぎ追ーいし、かの山♪」って歌があるくらいだからいるとは思うけど、
どっか広~いもっと田舎~の方だろうと思ってました(驚)
パパも、日本の山でうさぎ見たの初めて。やっぱり、そんな確率ですよね。

スペインでウサギ料理は一般的で普通に食べていたので、
一般的なギッソ(煮込み)にすることに。


その前に・・・ひと仕事。
お肉を食べるって、本当はいちいち大変なことなんだなあとこの冬すごく感じてます。
疲れるので、その流れではお料理できません。。。翌日に持ち越し。

で、
パパ、うさぎ獲ってくる と うさぎのにんにく煮込み_d0180447_2275593.jpg

こんな出来上がりになりました~。

スペインでうさぎはConejo(コネホ)。
参考にしたレシピはこれ→「Conejo guisado al ajillo
1.5kgのウサギ肉に
オリーブオイルでにんにく一株!!を中がトロッとするまでじっくり煮て、取り置き、
そのオイルでうさぎも焦げ目がつくように焼き付けて、
にんにくを戻して、白ワインを少々入れて蓋して、20分煮るというもの。
オイルと白ワインが乳化してソースになります♪

ちなみに、肉のアヒージョの主流はこの作り方と思う。
前にも書いたけれど、
日本のアヒージョブームは、なんでもオイル煮だけど・・・なんか違う気が??
まあいいんだけどさ・・・(ブツブツ 苦笑)

アヒージョの付け合せは
オリーブオイルでじっくり焼いたジャガイモと相場は決まってるので。
今回は、にんにくと一緒にジャガイモもじっくり煮揚げました。


でね!
すっごい味濃い!!ってのと共に
すっごい固い!!!って感想ですっ。
美味しいけれど、歯が丈夫じゃないと食べられないと思う(笑)

スペインのうさぎって、もっと柔らかくて鶏肉のようだったけどなあ・・・って思い、
改めていろいろと調べてみました。
スペイン以上にフランスはウサギ料理が一般的みたいで、いっぱい説明が出てきましたよー。

フランス語でうさぎって「ラパン」と私は覚えていたのですが、
それは「食用うさぎ」のことで、ジビエの野うさぎは「リエーブル」と区別されるのですねえ。
食用うさぎは柔らかく肉の色が白っぽいのに対し、
野うさぎは固く肉の色も濃いのだとか。

な~るほどねえ。
今度野うさぎが来たら、しっかりとマリネして柔らかくしてから焼いた方がいいですね。
この次・・・なんてあるのかな?



p.s.
ところで、コメントが付けられないと何人かから言われました。
私も、自分でもコメント欄が開けられないことが最近多発してるので、
Exciteに問い合わせ中です。
解決するといいのですが・・・。




Commented by usa-fr at 2016-02-14 00:20
兎、lapinは鶏肉専門店で売ってます♪
売ってるのをまるごと買ってきて自分で切り分けて料理はできるけれど 毛のついた丸ごとなんて私には無理だなぁ。
lièvreは一度厨房でシェフが解体してたけれど、辺り一面に血の臭いが漂っていた記憶があります。野生の臭いと言うか…afiricaさん、凄い…
ふつうの兎のお肉は淡白で食べやすいけれどあの筋肉と筋肉との間に薄皮が張っているのが苦手。
野山を駆け回っていた筋肉質な兎は上手く料理したら噛み締める度に旨味が口に溢れるのでしょうね。
季節の獣を狩って頂く。お肉も旬で楽しむ生活ですね。
苦手な兎肉だけれど、普通に売ってる柔らかい兎なら、マスタードとクリームで煮込んだお料理も美味しいですよ。
Commented by tanat6 at 2016-02-14 00:22
私、ウサギは食べたことないかも…です。
ウサギって、あのウサギを解体するんですよね 凄い!
お魚だと どんな恐ろしそうなものでも、目を見開いて動き回っていても平気ですが、肉系はちょっと尻込みしてしまいます。

夫は「兎 追いし~」を「兎 美味し~」と ずっと思っていたそうです(笑)
Commented by 浦島の亀 at 2016-02-14 04:03 x
なんか最近の日本で言うアヒージョって違う……と思ってたけど、
スペインのも違う(笑。
メキシコのal ajilloはニンニク(ajo)とグアヒーヨ(guajillo)を使うんだよ。
(どう使うかは訊かないでくれw)
ウサギ、ドイツ語も二種類あって、イエウサギとノウサギ、
耳の長さで見分けてた。
食用かどうかというより種類が違うんだよね。
でもそうなのかあ、肉ってそんなに大変なんだね。
やってみないとわからない苦労だね。
Commented at 2016-02-14 10:57 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by oveja at 2016-02-14 12:06 x
凄すぎます。
africaさんのご主人が、
シカかなんかの毛皮を着て
槍の先っぽにウサギをくくりつけて帰ってきた画を
勝手に想像してしまいました。
(ドラえもんの日本誕生的な画(笑))

昔、Jimena de la fronteraの周辺のレストランで
今日のPaellaがあって、
Paellaに目がない主人がそれを頼もうとして
「何のpaella?」と聞いたら
「conejo」と言われ、
ちょっとおかま入ってる主人は
「あ〜〜、オレ、うさぎちゃんは食べられないよー。(涙)」と。
可笑しかった。

africaさん、もう尊敬です。

Happy Valentine's Day ♡
Commented at 2016-02-15 09:16
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by africaj at 2016-02-15 22:00
usaさん、
いやあ・・・私もできるなら皮なしのウサギを料理したいです~(汗)
いつの間にか、お肉に季節感を感じる生活突入です。我ながらすごいって思います(笑)
野うさぎは鉄分の多い感じですもんね。
でも、獲ってきてすぐだったからか、変な臭みはなかったんですよ。

そう!お肉に薄皮がね!あれは食べるものではないの?
一応、スジと共に煮込み料理に使おうと取り置いて冷凍してしまった。

マスタードとクリーム・・・なるほどマスタード煮、チキンでよくやります。
うさぎでも美味しいでしょうね♡
Commented by africaj at 2016-02-15 22:12
tanaさん、
ヨーロッパで食べられてる「うさぎ」は、鶏肉のようです。

私も実は子供の頃、あの歌詞で「うさぎ美味しい」んだと思ってたので、
たぶんだから、抵抗なくというか、どっちかというと喜んで
うさぎが食べられるんだと思います(爆)
Commented by africaj at 2016-02-15 22:42
亀さん、
調べちゃったよ(笑)
さすが辛い国!まんまguajillo細切りにしてにんにくと炒めてますやん。おいしそっ♡
ドイツ語もあるんだ~・・・ってスペイン語調べたら、野うさぎってLiebreッて言うんやね。
フランス語とほぼおんなじ!!知らんかった~。
食用うさぎは、穴うさぎを家禽化したんだと。家うさぎって、穴が必要なうさぎってことなんかなー?
野うさぎって、穴掘って住まないのか。
いやあ・・・食べると色々勉強になるわあ。
お肉食べるまで、大変~。
Commented by africaj at 2016-02-15 22:52
鍵コメKさん、
なるほど~自分で意識したこともなかったですが、そうかも!
旅の仕方もおんなじなんです。
ゴージャスでリッチで一足飛びより、お金かけない分足で稼ぐバックパッカーみたいな旅が好きだから・・・
すでに趣味ですね(笑)
Commented by africaj at 2016-02-15 23:00
ovejaさん、
あはは、縄文時代だったらたぶんそんな感じです、きっと(笑)

なんと!、旦那さま、ちょっとマリ?
conejito、かわいいですもんね(笑)
Commented by africaj at 2016-02-15 23:06
鍵コメF さま。
ですねー、ラパンはきっと本当にうさぎから来てるんでしょうねー。
私は日産のmoco が気になって気になって・・・スペイン語で「鼻水」ですからねえ(爆)
まさかその意味からは来てないと思いますが。

クルミ・・・ローストして最後にトッピングでもよりカリッといいかもですね♪
私は、鴨の次に炒めて、そのまま焼き込んだんです。
by africaj | 2016-02-13 22:15 | ジビエ料理研究所 | Comments(12)

ついに、都会から田舎へ引っ越してきました!皆で家を建てたら、森暮らしの始まりです♪


by africaj